オレノマ特別(15周年企画♪2人だけで5・小説・櫻葉) | なうのこたつ保管部屋

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【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】

オレノマ初めての方↓
オレノマ1.

このお話しは↓
白いブーケ1.  続編です


前回のおさらい↓
2人ダケデ 4




・・・


2人だけで・・5.




ギシりと鳴るスプリング
それだけでも・・


気持をドキドキとさせる
何度も抱かれて・・
それでも・・最初だけは・・


初めての時のように
ぎこちないキスで始まる2人


そっと・・くちびるを合わせ
何度か離しては・・


表情を確かめて
鼻先を交差させて
スリスリと・・くすぐったい中に
愛しさをみつける













焦らなくとも消えてなど
なくならないのに・・


それでも・・
シ・・タ・・の上で溶けて
消えてしまう氷の結晶のような

大切な甘さを残しながらも
我慢が出来ずに
次のサジを運んでは味わう
夏の思い出のように


オレ達の気持は

まだまだ・・
永く何処かへと繋がっている


自分の下で
恥ずかしそうに・・視線を
頭上のオレにむける雅紀


身体をつくり

これから・・
自分が作り出す結果の為に
努力した結果を

自然に作りだしたかのように
オレがそれを味わうのは
とても贅沢で・・

触れるだけでも
・・皮下の感触に
弾力が生まれ・・


夢中に首筋に顔をうずめる
・・痕は残してはいけない
自分の物だという証を
・・血を・・沸き立たせ


花弁のように・・
現せるのはダメなこと


雅紀の顔の横に
無理な圧をかけないように
腕をつき・・


「 撮影が・・一段落したら・・
教えてくれる・・? 」


聞いてみた言葉


「 どうしたの? 」


気付いていない
オレの独占欲に・・


「 オレの痕・・つけたい・・
誰も同じ場所に・・
踏み入れないように

本当は閉じ込めたいけど
それも難しいなら

誰が見ても
オレのモンだって

見せしめたい・・から 」


クスりと微笑み
長い指がオレの頬を
両手でつつみ・・

引き寄せてキスをした・・














「 心配・・ばっかり・・
オレだって会えない時は

翔ちゃんより・・
寂しいのに・・  」


互いの気持は同じ
そして大人になり

自分の位置を知っているのも
・・同じ


それが自分と雅紀を
強く繫ぎとめる楔となっている


全部を剥ぎ取り
シーツを包ませると・・

全部反応する場所に
くちびるを触れさせて

強く・・深く・・・


骨がきしみそうに
なりそうだと感じながらも
止められない感情と欲望に

息を何度も逃しては
雅紀の反応を見て・・

自分の膝の・・上で揺らし
言葉を告げさせる


「 ・・っこ?

オレの先が
どこに・・
触れたら・・一番
・・いい? 」


「 わっかん・・ない・・・ 」


でも・・
ある場所を突けば
滑りが強くなるアタりがあって


好きだと・・何度も囁きながら
自分を確かめさせて

腰を強く抱きしめると
自分勝手に逝きそうになり


何度も自制をくりかえして
雅紀を先にと・・我慢しては
深いため息をついて


逝きを逃がす・・・






・・・
・・・・・・・



「 お腹・・
すいた・・ね 」


つぶやかれた言葉


確かに・・
雅紀を屋台に連れて行きたい
そう想いながらも・・服を着るのさえ
もどかしく時間が勿体なかった

シーツに包まれて
まどろむ姿を

細く長いガラスの筒に入れて
飾れたら良いのに・・



「 ・・乗り換えの便が・・
朝一なんだよ・・

だから、
ルームサービスでも良いか?
ごめんな、そんなので 」


「 ううん
・・オレがねだったんだもん 」


サンドイッチに
スープ、軽いサラダを頼み
互いのくちに入れて

噛む姿を嬉しそうに
眺めていた


「 明日
・・また飛行機? 」


オレについた
マスタードの色の
玉子のきみを指でとり

自分のくちへと運びながら
オレに聞いてきたから


「 そう・・
ハワイからでは
直行便がなくてさ

ここで一度乗り換えになり
もし・・そのまま

いい時間があれば
こうして泊まる事も
なかったんだけど 」


どうしても
混乱の少なく
最短の距離、時間で行くには
宿泊時間が必要になり
体力的にも回復が必要になる


「 なんか
・・臨海学校みたい 」



「 え・・なんで? 」



「 だって・・
なにしに行くか・・

分んないのに
ワクワクするからさ 」


無邪気に笑う雅紀と
肩を並べると


眠りにつき
旅の途中、一次的な安息としても
体温を分かち合い

心を寄り添い合わせることが出来た



・・・
・・・・・・


翌朝、
迎えに来た車に乗り込み
まだ寝ぼけたままの

雅紀の髪を直しながら
2人分の荷物を確かめて

空港へと急ぐ
この先はもう・・

5時間もかからずに
目的地に着ける


それならば時間に
余裕があるだろう


車窓から
しばらくは来れない景色を
肩を抱きながら眺めている


ここまでは1日半ほど・・
残りの時間を考えれば
2人の滞在時間は2日間か・・


いつか来る旅を
無理にでも考えて実行した空の旅


荷物を機内へと預け
オレ達は再び・・
空へと・・


最後の永遠を誓うばしょへと
向い始めた










・・・つづく




こばちわ
寝る間も惜しんで

書いてます~♪
なので寝ます

後記はもどれたら
書きます

ひたすら甘々です
それでも書きたいので

良いのです・・


おやすみなさい^^


なう
アメンバー
触る時間なく
触ってません



・・・・


upppiさんにて
完結しました↓
杉の根元に住む者は


下記uupppiさんにて↓
白いブーケ7.1hard ver

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