国際結婚にまつわる苗字の話Ⅲ | Pilates in Hawaii~ハワイでピラティス~ホノルルの日本人マシンピラティスインストラクターSaoriのブログ

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10回で気分がよくなり、20回で見た目が変わり、30回で生まれ変わった自分に出会えます。
~Joseph H Pilates~

Alohaシャカ

ハワイ在住のピラティスインストラクターのSaoriです。


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国際結婚にまつわる苗字の話Ⅰ
国際結婚にまつわる苗字の話Ⅱ



ハワイには日本からの移民(日系アメリカ人)がたくさんいます。

日本人移民は「Loco Japanese(ロコ・ジャパニーズ)」と呼ばれていて、日本から来た日本人のことは「Japanese Japanese」と呼んで区別します。


ですので、ハワイにはたくさん日本の苗字を持った人がいるんですね。

Matsumotoさん、Nomuraさん、Kawamuraさん・・・・などなど、日本でおなじみの苗字の他にも、沖縄からの移民も多いので、沖縄独特の苗字を持つ人もたくさんいます。



さて、もしも私がそんな日系移民の人たちと結婚した時、夫の苗字を名乗りたいときはどうなるんでしょう…?


もし、仮に私が「James Matsumoto」さんと結婚し、夫の姓に改姓したとしたら・・・・もちろん私は「Saori Matsumoto」になります。


じゃあ、日本の戸籍は・・・・「松本 さおり」になるのでしょうか…??



それが・・・なんと 「マツモト さおり」になるんですね~ええ!!

そう、漢字ではないんです!!!ダッシュ



日本の戸籍で、外国人配偶者の姓を名乗る時には、基本的に「漢字かカタカナ」が使えます。


もし私が中国人の「陳」さんと結婚したら、「陳」という感じが戸籍に使えます。



でも、この例の「James Matsumoto」さんは、すでに苗字がアメリカナイズされており、Matsumotoさんが「松本」だったのか「松元」だったのか「末本」さんだったのか・・・誰ももう知る由もありません。


ですので、勝手に漢字を使うことができないのです。



日本の公式の文書では「マツモト さおり」を名乗ることになります。


これがまぁ結構誤解を生むらしく、勝手に「松本」と書き換えられたりとか、「苗字は漢字で書きなおしてください」と言われたりとか。

または「漢字でどう書きますか?」と尋ねられて「カタカナです!」と伝えても信じてもらえなかったりとか…。

という苦労があるのだとか。


面白いですね~ダッシュ



これも国際結婚をしてから初めて知ったことです笑・



今日も読んでくださってありがとうございますハート


Mahaloマハロ

Saori