映画 「海街diary」 | 日々のダダ漏れ

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私は見た派!


この夏、映画館で見た映画は…これです!

映画 「海街diary」



両親を許せない長女と、自分を許せない四女。
それぞれの想いを抱えながら、
四人が本当の家族になっていく一年間の物語。

まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の
訃報。十五年前、父は家族を捨て、その後、母(大竹
しのぶ)も
再婚して家を去った。父の葬儀で、三姉妹
は腹違いの妹す
ずと出会う。三姉妹の父を奪ったす
ずの母は既に他界し、
頼りない義母を支え気丈に振
る舞う中学生のすずに、長女
の幸は思わず声をかけ
る。「鎌倉で一緒に暮らさない?」
しっかり者の幸と自
由奔放な次女の佳乃は何かとぶつかり
合い、三女の
千佳はマイペース、そんな三姉妹の生活に、
すずが
加わった。季節の食卓を囲み、それぞれの悩みや

びを分かち合っていく。しかし、祖母の七回忌に音信
不通だった母が現れたことで、一見穏やかだった四
姉妹の日常に、秘められていた心のトゲが見え始め
る―。

**********

原作の漫画が大好きなので、原作を知らずに観る人
とは、たぶん知識と思い入れが違うと思いますが…。
原作を愛する者として、合格点をあげられる映画だっ
たと思います。四姉妹のキャスティングが素晴らしい。
原作のキャラを実写化するにあたって、三女の千佳
が一番難しいと思うのだけれど、夏帆さんが、とても
いいバランスで千佳を演じていて違和感がなかった。
千佳の彼、店長の頭が大きすぎる、とは思ったけど。
それと、長女・幸の恋人を演じる堤真一が大物感が
ありすぎて、彼を使いたい気持ちは分かるけど、もう
少し存在感のない(笑)人にしてほしかった。欲を言
えば、三姉妹の母が大竹しのぶというのも、できすぎ
感があるし、あのうざい感じが上手すぎてちょっと…。

な~んて、まあ、あえて不満をあげれば、それぐらい。
他には、不満というよりは、大人の事情なのか、長澤
まさみのサービスショットが多すぎて、苦笑しましたが。

…と、いきなり辛口で書いていますが、映画の初っ端、
幸が鈴に、「一緒に住まない?」と言ったところでもう、
涙が止まらなくて困ったという。自分でも早すぎだろう、
と思いつつ、マンガのシーンを思い出して、泣けてしま
うのだからしょうがない。だって、原作マンガを読んで、
泣かずにはいられないほど感情移入してしまうのだか
ら。ああ、あのシーンだと思うだけで、泣けてしまって。
要するに、何だかんだいって、海街ダイアリーの世界
にまんまと入り込んで、どっぷりつかっていた訳です。

原作のマンガも映画も、何も大きな事件は起こらない。
母親の違う姉妹が現れたということが、事件といえば、
事件ではあるけれど。それすらも、日々の一部、日常
の中に起きる一つの出来事であり、そういう意味では、
毎日、「事件」は起きているとも言えるのかもしれない。

梅酒の味を知ったり、一緒に梅仕事をしたり、ネイル
を塗ってもらったり、同僚が気になったり、妻のある人
を好きになったり…。人のやさしさに気づいたり、仕事
で嫌なことがあったり、
誤解されたり、偏見の目で見ら
れたり。泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだり、ありきた
いの毎日のように見えても、日々、何かしら感情が揺
れ動く出来事は起きているわけで。
綺麗なものを見た
り、美味しい物を食べたり。転んだり汗だくになったり。
まさにそれが海辺の街で暮らす四姉妹のダイアリー。

映画は、原作のエッセンスを綺麗に再現していたと思
います。それでも、できれば原作のマンガを読んでみ
てほしい。「海街
diary」の世界を感じてほしい。当たり
前に、人が人を想うやさしさに、ホッとすると思います。
久々に湘南の海へ、鎌倉へ、行ってみたくなりました。


海街diary予告篇


「海街diary」HP

「吉田秋生」関連ブログ↓
海街diaryの梅酒&梅ジュース
マンガ大賞 2013 「海街diary」
海街diary (6)
映画 「海街diary」

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