この記事を読む前に以下の記事を必ず熟読してください。
・バランスハンドのHCPの示し方
・1NTオープン後のコンベンション[初級編]
・1NTオープン後のレスポンス方法[初級編]
・テキサストランスファー
・1NTオープンに対する3mレスポンス
・スモーレン
・パートナーが1NTオープンした際のレスポンダーのBothMの表現法
・マイナースートステイマン
4441FGとは、1NT-2NTを「3NTへのインビテーション」とせずに「3Cへのリレー」と取り決めるコンベンションです。
4441FGと使用するハンドとしては、ハンドの形が4441であるゲームフォーシングハンドです。
パートナーのオープンに対して2NTとビッドすると4441FGとなります。(要アラート)
これに対して、1NTオープナーは必ず3Cとビッドします。(要アラート)
4441FGを使い際は、本来2NTとビッドして3NTへのインビテーションをするようなハンドは、4枚メジャーが無いにも関わらずステイマンをしてから2NTをビッドするようにします。
ただし、ステイマン後のこの2NTには要アラート。オポーネントに「4枚メジャーが無いかもしれない」ことを伝えなければいけません。
3Cへリレーした後のレスポンダーのビッド方法を以下に記します。
1NT-2NT-3C-3D:ハンドのシェイプが4414 ゲームフォーシング
1NT-2NT-3C-3H:ハンドのシェイプが4144 ゲームフォーシング
1NT-2NT-3C-3S:ハンドのシェイプが1444 ゲームフォーシング
1NT-2NT-3C-3NT:ハンドのシェイプが4441 ノンフォーシング 12-14HCP
1NT-2NT-3C-4C:ハンドのシェイプが4441 ゲームフォーシング 15HCP以上
ハンドのシェイプが4441形のハンドでは、ステイマンをするとマイナーフィットが見つからず、マイナースートステイマンをするとメジャーのフィットが見つかりません。
4441FGを使用する事により、メジャーとマイナー両方のフィットを探すことが出来ます。
また、4441FGを用いて以下の様なハンドをビッドすることが出来ます。
「6枚以上のクラブを持つサインオフハンド(3Cをやりたい)」
3Cへのリレー後、レスポンダーがPassをビッドするとクラブ6枚以上のサインオフハンドとなります。