朝鮮の歴史教科書には、拉致問題のことが記述されています。しかし「20029月、朝日平壌宣言発表以後、日本当局は拉致問題を極大化し、反共和国、反総連、反朝鮮人騒動を大々的に繰り広げることによって、日本社会には極端な民族排他主義的な雰囲気が作り出されていった。」とだけしか、書かれていません。金正日が謝罪したことも、書かれていません。

 

拉致というのは、拉致しようとしたときにたまたまそこにいた人を連れ去るというわけではないようです。拉致する人を特定して、その人の日常的な行動を長い期間に渡って調べてから、実行するそうです。例えば、何曜日は何時くらいに仕事から家に戻り、その後に夕食をとったあとに習い事に行くということを、事細かに調査するのです。

 

したがって、日本国内に拉致の手引きをする者がいなければ、拉致することはできないのです。そして、拉致をする場合には、どこで拉致をするのか、拉致する前にはどこに隠れているのかまで、全て朝鮮総連が指示をしていました。

 

特定失踪者の人数は約700人です。「特定失踪者問題調査会認定拉致疑惑失踪者」(0番代リスト)194名、「拉致濃厚」(1000番代リスト)77名、合計で公開者271名です。これに非公開者約430名(調査会独自リスト約200名、警察公開リスト約230名)を加えて合計700名になります。

 

拉致した子供がいる施設が、北朝鮮にはあるようですが、そこには100人くらいの子供がいたようです。帰国事業で北朝鮮に行った元在日朝鮮人などが、その施設の管理人をやっていて、泣いている子供たちをなだめるのが管理人の役目になっています。朝鮮では、馬賊や匪賊などが子供をさらって、子供のときから育てて忠誠心を叩き込み、自分達の思うように利用するというのは、よくあったことのようです。

 

朝鮮学校には、上層部が選りすぐった人物を集めた裏組織がありました(現在もあるかどうかは定かではないようです)。通常のカリキュラムとは別に特別な教育を受け、朝鮮大学校に学費免除で入っていきます。その後に、北朝鮮当局の指示に従い、対日工作や対韓工作などの工作活動に関わっていきます。拉致事件にも当然のように加担しています。つまり、朝鮮学校は、拉致の工作員を養成したところなのです。


(朝鮮学校の正体)
○朝鮮学校に税金を投入すべきではない
○金日成は複数いた
○嘘と捏造に溢れた朝鮮学校の歴史教科書
○在日朝鮮人は朝鮮学校に無理やり通わされている



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