海大型潜水艦-② | 大神回天基地ブログ

大神回天基地ブログ

太平洋戦争末期に出現した特攻隊。大分県日出町にあった人間魚雷「回天」の訓練基地・大神基地の歴史や基地設備及び「回天」の開発経緯・構造・作戦内容(神潮特別攻撃隊)を紹介します。また大神基地に関連した空母「海鷹」等の艦艇や使用武器について紹介もしていきます。

○伊156型(海大3型b)

伊156型は海大3型bと言われているもので、前型(海大3型a)と比べ艦首の形状を鋭角とし、このため全長が約40cmほど前型(海大3型a)と比べ長くなりましたが、それ以外の兵装や性能はほとんど前型と同じです。

設計の際に単位がフィート・ポンド法からメートル法に切り替えられたからと言われています。
またSulzer(ズルツァー)式のディーゼル機関を2基搭載しています。 同型は計画番号S27で、海大3型aと同じく1923年(大正12年)度の大正12年度艦艇補充計画により建造され、昭和3年(1928年)から昭和5(1930年)にかけて5隻竣工しました。

太平洋戦争に入ると同型は二流艦になっていたので、当初は戦果を挙げたものの、56から156に艦名を変更し、輸送任務等に従事するようになりました。

海大型潜水艦-①」へ戻る
次回は「海大型潜水艦-③
」です。
TOP」へ戻る

参考文献等は→「参考文献:『回天』関係」へ
大神基地に訪問してみたい方は→「大神基地へのアクセス」へ

もしよろしければポチして下さい。
↓↓↓
人気ブログランキングへ
にほんブログ村

ペタしてね 読者登録してね アメンバー募集中