私は長きにわたり、編集者として
言葉を仕事の道具として使ってきました。
言葉とたわむれ、
言葉と遊び、
言葉にまみれて生きてきた。
といっても過言ではないと思います。
★私のプロフィール
言葉というものは諸刃の剣ですから
(「もろはのつるぎ」って検索するとドラクエしか出てこない😂)
思いや気持ちを
言葉にすることには
メリットもあるしデメリットもある。→諸刃の剣ね
そもそも形のない抽象的なものや感情を
説明するのってすごくむずかしい。
私も、いつもそう思います。
もう面倒だからやめとこうか、と時には思います。
それでも、だからこそ
言葉にすることには意味があるとも思う。
伝えたいことをうまく言葉にできない、
ってもどかしい。
一生懸命に言ってみたのに、全然伝わらないこともある。
むしろ言ったばかりに誤解されて、こじれることもある。
できれば何も言わなくてもわかって欲しいけど。
それは土台、ムリな話だし。
言葉には人を救うことも生かす力もあるし、
時には傷つけたり人を殺すことだってできる。
私は言葉が大好きだから、
時々こわくなることもあります。
これまで20数年にわたり
作家さんや講座やセミナーやコンサル生、
何千人と色んな人の話をきいてきましたが、
言葉にはその人がそのまま出ます。
たとえ同じ状況、同じことを説明するのでも、
一人ひとり、ちがう言葉を選びますよね。
それはもう面白いくらい。
とくに私は、1対1で話をする
個人コンサルやセッションを始めてから
その人自身の言葉が出てくるのを待つのって
すごく大事だと思うようになりました。
言わんとしていることを感じて解読して
解説してあげてしまったら、
それは私の言葉でしかない。
だからやっぱり残らないし、腹まで落ちてない。
そういう言葉はやっぱり深く遠くまでは伝わらないんです。
つくづくそう思う。
だから、もしあなたが
ほんとうに大切なことを伝えたいなら。
それは誰かの、何かの、お仕着せではない
自分のなかから出てきた言葉
であることがすごく大事です。
あなたにとっての真実は、あなたにしか語れないから。
すらすら出てこなくても、いい。
たどたどしくても、いいの。
むしろそのほうがいい。
たとえば、この話よくするんだけど
ものすごく上手いけど何も伝わってこない歌
って聞いたことない?(私はある)
でもそれよりも、
酔っ払いの調子はずれの歌のほうが
ココロの琴線に触れることってない?
(私はある)
それと同じことです
その言葉のなかに何をこめるか、
どれだけ本気で真実か、
それは相手にちゃんと伝わる。
言葉はいきものだから。
想いを言葉にする。
あなたという世界観のフィルターを通して。
深く遠くまで伝えたいなら、
一度で伝わらなくてもあきらめないで
検索コピペではない、本気の言葉の力を信じてね。
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