これまで太っていることは健康を害するもの
例えば肥満がもとで
糖尿病、高血圧、動脈硬化、高脂血症といった生活習慣病の発症リスクが高くなると言われていました。
ところが、よくよく調べてみるとそうでもないということが解ってきたのだそうです。
そのことについて3月6日に放送されたNHK 追跡AtoZにて特集がありました。
テーマは「肥満は悪くない?」
なんでも欧米の太っている人の率は日本の10倍にもかかわらず、
生活習慣病の発症率を比べると大して変わらないんだとか。
こちらの画像をご覧ください。
デブネズミと
やせネズミです。
二匹の血糖値をしらべてみると
やせのほうは358 正常値は110なのであまりに高すぎなのがわかります。
もはや糖尿病の域
対するデブネズミは105!
なんと正常値の範囲内!
いったいコレってどういうこと?
そこには皮下脂肪でも内蔵脂肪でもない新たに発見された第三の脂肪
異所性脂肪が関係していました。
皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪(特に女性につきやすい脂肪)
内蔵脂肪はお腹の内側、皮下脂肪よりもっと内側につく脂肪(男性につきやすいと言われています。)
異所性脂肪は
心臓とかすい臓といった命を支える重要な臓器の周りにくっつきます。
毒性が強く、糖尿病や心筋梗塞の原因になるそう
しかも日本人だと特につきやすい!
いったいなぜ?
対策は?
驚くべきことに対策は太ること。
こちらの男性の場合、薬で皮下脂肪を増加させ、体重を5キロアップさせたら
第三の脂肪が減り、血糖値が正常の範囲内に!
番組では同じ日本人でも体型によってどう違いが出てくるのかを分析
太っている人の代表例としてまず力士の健康状態を調べていました。
ちなみに力士一日の摂取カロリーは
血糖値もコレステロール値も異状なし、動脈硬化の心配もないとのこと
プロアマ合わせて21人の力士を調べた結果は以下の通り
総コレステロール値のところで一人だけ異常が見つかったくらいで他はみんな健康的だったそうです。
続いて一般の方の健康状態をチェック
(ある企業の健康診断時におじゃましたそうです。)
こちらの男性のBMIは23(標準体型)
にもかかわらず中性脂肪値が高く、動脈硬化の危険性があると診断
総コレステロール値、中性脂肪値が高い、動脈硬化の危険ありと診断
なんとこの健康診断のときに生活習慣病の危険ありと診断された人の6割は
標準か痩せ型の人たち!
MRI検査で会社員と力士を調べてみると
(青が皮下脂肪、赤が内臓脂肪です)
力士は皮下脂肪が多いのに内臓脂肪が少ない。
会社員は皮下脂肪は少ないのに内臓脂肪がびっしり!
この内臓脂肪が多いと
先ほどの第三の脂肪、異所性脂肪がたまりやすくなるのだとか。
もっと離れたところに付きます。
筋肉をはじめ、心臓、肝臓、すい臓など脳以外の全身に蓄積・・・
これまで筋肉と脂肪は別物だと思っていたのにあらゆる所に入りこむようです。
そして強い毒性で攻撃するというから怖い!
なぜ 異所性脂肪が付くの?
どうして毒性が強いの?
皮下脂肪や内臓脂肪の場合、
脂肪細胞といういわばカプセルに包まれた状態でくっつきます。
こんな感じ
何かを食べて脂肪を吸収すると大きくなる
いくら大きくなってもカプセルに包まれているのでそんなに毒性は強くないそう。
本来付くべきところではないところにつく。
それが異所性脂肪というわけ。
しかも、脂肪細胞というカプセルに包まれていない、
むき出しの状態でくっつくため凄く毒性が強い!
(最初に皮下脂肪、続いて内臓脂肪、それでも貯め込めない分が異所性脂肪としてむき出しの状態のままあっちこっちにくっつく 入れ物がなくなったのでそのまんまみたいな感じ。内臓脂肪がたまりすぎているということは次は異所性脂肪なので要注意というわけ)
もっとわかりやすく、
太りやすい体質の人と、なかなか太れない人で比較するとこういうこと。
脂肪細胞が多い人はその分安全に脂肪をため込むことができますが、
なかなか太れない人の場合、脂肪細胞があっという間にいっぱいになり、
あふれた脂肪が異所性脂肪としてあちこちにつきやすい・・・
ちなみに脂肪萎縮症という全く皮下脂肪がつかない病気があるそうです。
この方の場合いくら食べても全然太らない代わりに異所性脂肪がたまって糖尿病になってしまったそう・・・。
なお、日本人とアメリカ人を比較すると
皮下脂肪の付きやすさがアメリカ人の方が上
対する日本人は皮下脂肪がつきにくい代わりに、異所性脂肪が付きやすい
つまり
痩せている人が多い代わりに異所性脂肪のせいで病気になる人が多い。
太れるということは脂肪を安全に体内にため込むという点から考えるといいことなんですね。
ところで、一度ついてしまった異所性脂肪は減らせないのかというとそんなことはなくて
油ものを控えて、適度に運動するだけで減ります。
具体的には食事で肉を赤身肉、魚に変えるなどして脂肪を減らし、
なるべく歩く、階段を使うなどで一日一万歩を目標にする。
たったこれだけのことを3日やっただけで
こちらの男性の場合
異所性脂肪値が2.9から1.8へ(標準地は2.0)
最後に一番気になるのはこれだと思います。
要するに太っていることはいいことなの?悪いことなの?
答えは
太れることは良いことだけど太っていることはよくない!
安全に脂肪をため込むという点から見ればいいことですが、
だからと言って極端に食べ過ぎて太りすぎるのはまた別の害が出ると。
脂肪細胞の数は思春期の頃におよそ決まってしまい、大人になってからは変わらないそうです。
ただ、絶対に増やせないわけじゃなくて、
薬を使えばできるそうです。
最初の方で紹介した男性の場合、
薬で脂肪細胞を増やしたため、安全に脂肪をため込むことができるようになり、
異所性脂肪が減って体調がよくなったというオチでした。
一番良いとされるパターンは
脂肪細胞が増えやすい思春期の頃に無理なダイエットをせずに適度に太る。
で、そのあとダイエットして痩せる!
(見事に私のパターンなんですけど!→ビフォーアフター写真はこちら )
今まで太りやすくて嫌だなと思っていた自分の体質にちょっと自信が持てましたよ。
リバウンドしない正しいダイエットは
栄養バランスを意識しながら適度に食べ、
適度に運動して
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取ることです!
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いい感じでダイエットを進めていたのに飲み会などでうっかり食べ過ぎて
一気に体重がっ
このままじゃ冬休み明けに太ったことを指摘されそう。。。
大丈夫!
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カロリーも意識しているし、糖質オフ食もやった!運動ももちろん!
なのに全然落ちないよ。。。
という方!
それってもしかして便秘のせいでは?
腸は寒さに弱いです!
冬になると便秘が悪化する人は多いですよ。
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