《多彩な性格》素盞嗚 3 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

乱暴の限り(?)を尽くした素盞嗚に、姉の天照大神は怒り心頭。

「許せない!!」

と岩戸に籠ります。

 

太陽神が岩戸に隠れたわけですから、世界は真っ暗に。

神々は困ってしまいました。

 

そこで、頭の良い八意思兼(やごころおもいかね)が、盛大な宴会を主催します。

鏡を作り、声の良い鶏に鳴かせ、祝詞を詠んで、美女の天宇受女(あめのうずめ)に舞い躍らせます。

 

そして宇受女が性器を見せると神々はドッと大笑い。

 

天照大神は

「太陽が無くて困ってるはずなのに、何を笑ってるのかしら」

と顔をのぞかせました。

すると目の前にある大きな鏡に、天照大神の姿が映ります。

 

「私と同じくらい素晴らしい神がいるわ!!」

驚いて、思わず戸から体を乗り出すと、力持ちの天手力男(あめのたぢからお)が彼女の手をグッと引っ張り、引きずりだしたのでした。

 

天照大神が戻ったので世界には光が戻り、みんな大喜び。

岩戸には注連縄がかけられ、二度と入れないようにされたのでした。

 

「岩戸」は、天照大神の古墳であるとも解釈され、偉大なる女首長が亡くなった後、復活させる儀式を描写した神話だとも言われますね。

 

あるいは日蝕を暗喩しているのだとも。

 

どちらが正解かはわかりません。

 

でもここで注目すべきは素盞嗚なのでした。

 

 


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