就活/転職ＦＡＱシリーズ です。
※他のマナー関連の記事は、こちらへ
※シリーズの目次は、コチラへ
*********
就活生さんのための敬語これだけは！
確認テストの第二弾です。
※確認テスト「行く・来る」は、こちらへ
********
今日は、「言う・話す」の尊敬語・謙譲語の確認テストです。
尊敬語・謙譲語として適切でないものはどれでしょう？１．「○○先生が、こう申されました。」
２．「○○先生が、こう申し上げられました。」
３．「はい、私が、そのように、おっしゃいました。」
４．「はい、私が、そのように、言いました。」
５．「はい、私が、そのように、申しました。」
↓
↓
↓
↓
↓
いかがでしょう
適切かどうか、すぐにピンと来ました？適切な表現が、浮かびましたか？
浮かんだあなたは、素晴らしい
そうでなかったあなたは、実際の会話の時は、考え込んでいる時間はありません
スッ！と自然と使えるようになりましょうね- - - - -
（回答）１～５の中で、尊敬語・謙譲語として適切な表現は、５番のみ。
１・２・３は、誤り。
４は、丁寧語ですが、謙譲語にはなっていませんね。
- - - - -
（解説）まず、敬語の基本、尊敬語・謙譲語・丁寧語 について読み返してみてください。
そして、次に、言う・話すの敬語 を復習してみてください。
なぜ、適切なのが５番だけか、納得できましたでしょうか？
ひとつずつ見てみましょう！
目上の人が主語なのに、「申す」と言う謙譲語を使ってしまってます
いくら、尊敬表現の「れる・られる」を付けてもおかしいですよね。２．「○○先生が、こう申し上げられました。」
目上の人が主語なのに、「申し上げる」と言う謙譲語を使ってしまってますね
１番と２番は、正しくは、「○○先生が、こうおっしゃいました。」ですね
３．「はい、私が、そのように、おっしゃいました。」
自分が主語・自分の動作なのに、「おっしゃる」と言う尊敬語を使ってしまってますね
４．「はい、私が、そのように、言いました。」
誤りとは言えませんが、「です・ます調」の丁寧語ですので、オトナとしては、自分の動作ですから謙譲語に直したいですね！
３番・４番の適切な表現としては、５番の「私が、そのように申しました。」ですね
- - - - -
実際に使う時には、こんな風に、「これは謙譲語だから。」とか、「これは尊敬語だから。」とか、じっくり考えてから話している訳ではありませんね。
最初は、意識して使い分けながら、使い慣れて行くと、無意識に口から出るようになりますよ
１．まず、頭で理解をして、
２．意識して、ふだんから使う練習をして、
３．やがて、無意識に使えるようになる。
実際の面接までに、段階３まで到達しておきたいですね
どんどん使う練習を、日常生活の中でしていきましょうね
まず、頭で理解の段階の人は、
◆就活の敬語１～尊敬語・謙譲語・丁寧語 と ◆3～言う・話す を、もう一度、読み返してみてくださいね！
こちらへ つづく・・・
【関連記事】
◆就活生さん気を付けて！こんな敬語の使い間違いが、、、
************
【FAQ目次】
◆資格と就職・仕事 編◆マナー（面接・ビジネス・電話・メール）と敬語（目次）
◆志望動機・理由、自己ＰＲ、自己分析 編
◆求人広告・求人票の見方、就活用語 編
※「木村典子がお答え＠就活/転職FAQ」シリーズの記事は、こちらをクリック
で最新記事を先頭に表示されます
*********
就活生さんへ向けたタイムリーな記事「テーマ：就活生のあなたへ」の記事は、こちらをクリック
で最新記事を先頭に表示されます。
就職が決まったら、どんな仕事も楽しめるシリーズ
で、楽しみながら 役割を果たしましょう
最新の記事一覧へ ※公式ホームページへ
ハッピーに働いて、ハッピーに生きる。
幸せな就職へキャリアカウンセラー木村典子
