木曜の夜、再び余震がありましたね。
マグニチュード7って余震って言うんですかね??
はなはだ疑問です。
地震発生地は東日本大震災の震源地とほぼ同じ。
大きな津波が発生しなかったのがせめてもの救いでした。
被災地の方々のご冥福、心より御祈り致します。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
さて、この余震では、原発への影響は無かったと
報道されていますが、福島原発のニュースは、
相変わらず毎日のように放送されています。
海水への放射性物質流出が気になりますが、
ニュースを見ていて疑問に思うことがありました。
それは「ベクレル」と「シーベルト」の違いです。
単位を表すことはわかるのですが、
「○○ベクレル検出されました。」
とか
「○○シーベルト検出されました。」
とか言われても違いがわかりませんでした
そこで、二つの言葉について調べてみました
東北電力のウェブページによると…
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/wastes/07.html
…定義…
放射線の人体への影響度合いを表す単位を「シーベルト(Sv)」
放射性物質が放射線を出す能力を表す単位を「ベクレル(Bq)」
と言うそうです
放射性物質にはさまざまな種類があり、放射性物質によって、
放出される放射線の種類やエネルギーの大きさが異なるため、
これにより人体が受ける影響は異なります。
例えるなら…
綿と鉄の関係でしょうか。
想像してみてください…
サッカーボールくらいの鉄のかたまりと、
段ボールいっぱいに詰め込んだ綿。
体積が大きいのは、
もちろん段ボールに入れた綿です。
ところが、重さを考えてみると、
重いのは鉄のかたまりです。
つまり、
大きさ(体積) 鉄 < 綿
でも、
重さ 鉄 > 綿
となる可能性があるわけです。
これと同じことが、ベクレルとシーベルトの関係にも言えます。
放射線を放出する物質も、その種類によって、
たくさん放射線を出すものもあれば、
ほとんど出さないものもあるということみたいです。
つまり、ベクレルが綿で、シーベルトが鉄です。
ベクレルの数値が大きくても、
シーベルトが大きいとは限りません。
このため、放射線が人体に与える影響は、
放射性物質の放射能量(ベクレル)の大小を比較するのではなく、
放射線の種類やエネルギーの大きさ、
放射線を受ける身体の部位なども考慮した数値(シーベルト)で
比較する必要があります。
だから、ニュースで、
「何万倍の放射線物質が検出されました。」
と聞いたときに、その単位が、ベクレルなのかシーベルトなのか
判断しないと、間違えてしまうということになります。
シーベルトに関しては、こんなサイトがあります
NAVER全国放射線量マップ
毎日、各地域で放射線を観測し、
何シーベルトかを発表しています。
私は毎日必ず、チェックするようにしています。
さらに、ベクレルからシーベルトへの単位換算を
してくれるサイトをみつけました
ニュースを聞いていて、気になったら、このサイトで
チェックしてみましょう
http://memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php
http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON
この記事を書く際、こちらの本も
参考にしました
より詳しい説明が載っています
- 放射線と健康 (岩波新書)/舘野 之男
- ¥819
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- 放射線と放射能 (図解雑学)/安斎 育郎
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