『愛という名の麻薬』




一度口にしたら、やめられなくなる

愛という名の麻薬

この日常に揺さぶりをかける

とても許しがたい存在




それを口にしたら、気も狂わんばかりにもなる

時間さえも忘れ去る

周りの何もかもが目に入らなくもなる

すべてを棒に振ることにすらなる




危険すぎて、飲むのをためらう

危険すぎて、後ずさりすらする

しかし、

その魔力が、この心を誘惑する

その魔力が、闇へ引きずり込もうとする




妄想のように

頭を駆け巡る

人は愛なしでは生きてゆけない

しかし、愛は両刃の剣

最高の喜びを与えたかと思うと

これでもかというほどに苦しめもする





愛という名の麻薬

使い方を間違えると、危険すぎる薬

人はいつも、使い方を誤り、ずたずたになるか、

ただただ欲し、飢えと渇きをいつか満たそうと苦しむか、

いつぞや臆病になり、本当の愛すら求められなくなっていく




それでも心は、麻薬の愛をどこかでは避け続け、

そして、心の底では、どこまでも本当の愛を探し続けている、、、







2008.6月



重いなあ、、、この詩(笑)、再掲載だけど(ほとんど掲載したことなかった)、、、日曜の朝には合わなさそうなので、、、別のをもう一つ予約掲載にしておこうかな(笑)、、、












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