こんにちは。保健師マザーズコーチの中見真琴です。

先週、夏休みの宿題の話を書きましたが、
実は我が家の宿題は、もう終盤。

早いよ二人ともー。
すごいけど、ネタにしにくいよー。

ということで、今日は残り一番の山、
作文に取り掛かることにしました。

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作文、苦手な人も多いと思います。

でも作文ってね、子どもの自己肯定感アップに使えるんですよ。

なので、今日は我が家の宿題の仕方
作文バージョンをちょっとご紹介しますね。


ちょっと余談なんですが、
作文って今、夏休みのことを書くんじゃないんですね。

8月1日の出校日に持っていくんだもん。
内容は「1学期に頑張ったこと」だって。
あ、そっちなんだ。

6年生の長女は、もうほったらかしてても書いてくれますが、
問題は、1年生の次女。

せいぜい100文字程度しか書いたことのない小学1年生にとって、
800字とか1200字とか、とってもハードル高いですよね。


作文ってどう書いたらいいかわからなくて、
親子で悩んだり、親が言う通りに子どもは書くだけって話もよく聞きます。

私自身も子どもの頃、
作文ってどうやって書けばいいのかよくわからなくて、
とにかく勢いで書いてたような気もします。

ですが、せっかくやるなら私は
宿題を「面倒なだけで、なんとか終わらせるもの」じゃなくて
「これがあるから、子どもたちがもっと育つもの」にしたいんと思ってるんです。


我が家で作文を書くとき、原稿用紙を開く前にまずは、子どもに質問をします。

今回のテーマは「1学期の思い出」なので、特にやりやすい。

「1学期、頑張ったこととか嬉しかったことってある?」

そう聞くと、いろんなものが出てきました。

運動会でダンスをしたことや、
入学式でちょっとドキドキしたこと、
大縄跳びの大会もありましたし、
幼稚園ではできなかったうんていができるようになった、ってものもありました。

色々出した中から次女が選んだのは、「うんてい」

となると、そこからさらに掘り下げます。

「どんなふうに頑張ったの?」

「大変だなーって思ったことあった?」

「どんな時に練習してたの?」

できた瞬間、特に嬉しかった時のことは、さらにさらにほりさげます。

「できたとき、どんな気持ちだった?」

「なんて言ったの?『やったー』とか?」

「周りに誰かいた?」

「どんな音が聞こえた?」

「誰か何か言ってた?」

「体、どんな感じだった?熱かった?どこか痛かった?」

最初は「嬉しかった」「面白かった」くらいしか言葉が出てこなくても、
色々聞かれていくと、いろんなことを思い出していきます。

楽しかったこと、自分ってすごいって思ったその時を鮮明に思い出していくと、言葉がポンポン出てくるんです。

この方法、ヒーローインタビューって言い方もします。

その日の試合でヒーローになった人に、お立ち台でインタビューする、あれ。

あれをやると、聞かれている人の目がどんどん輝いていきます。

作文を書くための素材探しなのは確かなんですが、
「自分はできたんだ」「頑張ったんだ」ってことをしっかり思い出させる作業になります。

できたことって忘れられがちですからね。

こういう「ヒーローインタビュー」は、自分がやってきた頑張りに気づかせる、素敵な時間になるんです。

ヒーローインタビューで聞きながら、出てきた言葉を書き留めていきます。

「イエーイ」とかそんなのも含め、作文に使えなさそうな言葉も全部、書いていきます。

そして、たくさんある【自分の言葉】の中から、使える言葉を後から選んでつなげます。


その言葉を繋げる、構成をする、という作業は、子どもの性格や年齢によってやり方を変えて。

言語系が強かった長女は、結構早い時期から

「素材の言葉をふせんに書く」

「ふせんを張り替えて、文章の構成を作る」

「構成を元に、作文を書く」

というやり方をしてましたけど、次女はちょっとまだ難しいかな。

なので、私がいくつか文章の流れを提案してその中から選ぶ、という形にしました。

あとは、さっき自分が言った言葉を、紙を見ながら順番につなげていくだけ。

まぁ1000文字ほど文章を書くのは普通にしんどいので、書くのは休み休みですけどね。

それでも書く内容はもう決まってるんで、休憩しても大丈夫です。


子どもの作文を親が全部書いちゃうのは好きじゃない、っていうか、とてももったいないことだと思ってるので、基本は子どもの文章力で書かせます。

「もうちょっとこう書いたら評価されるだろうけどなー」と思うこともあるんですが、そこはぐっとこらえてこらえて(笑)

作文が出来上がる頃には、作文が出来上がった嬉しさと、自分って頑張ったんだなっていう誇らしさで、ものすごく嬉しそうになっています。

自分の言葉でまとめた「自分の頑張り」は、自己肯定感をアップさせてくれる、強いアイテムですよね。

我が家での作文は、今のところこんなやり方です。

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作文とか読書感想文が辛くて辛くて、って話、よくあります。

でもどうせなら、こうやって楽しく、子どもの自己肯定感を上げながら、しかも文章の書き方を練習しながら書くほうが、いいんじゃないかなーと。

作文が苦手な人の、何か役に立てば嬉しいです。


実はこの「聞き方」とかでもうちょっと書きたいことがあったんですが、あまりにも長くなっちゃったので、また明日に。


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