健康食品の矛盾 具体例で解説2 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

健康食品のCMはさらに、現代人は野菜のチカラをキチンと摂るのは難しいから野菜のチカラを体に届けたいと・・ある。

ポリフェノールの解説が続き、吸収されにくいからしやすくした・・・らしい。

難しいもの、吸収されにくいものなら体には本来必要ないものだが、何故摂らなければならないのか。

食物繊維やビタミンの解説が続き強い生命力を持つと言い、成分表まであるのだが、「強い生命力」の成分については何も書いていない。

まあ「野菜のチカラ」も「強い生命力」も言葉では簡単、成分がチカラであり生命力だと言っているようなもの、ならば面倒なことしなくても抽出したサプリで十分間に合うだろう。

それで間に合えばとっくの昔に問題は解決しているはずだが加速している。

加速しているからこそこのビジネスは継続繁栄し、解決すればすべて終わる。

おかしな常識の大半は影響力の強いTVCMから生まれ、それらが諸問題の原因となっている。

部分的に間違っていなくとも生命の本質からすれば最初から間違っている。


氾濫する健康食品から効く商品を選んで継続することよりも、何故生涯そのようなものにお世話にならなければならないのか、何処で何を間違えたのか、その方向に思考が向かわない限り現状を招いた負の連鎖は止まらない。

薬品同様に、苦しい症状を緩和するのに一時的な健康食品の利用はやむを得ないことだが、それだけでは根本的な解決にはならない。

他の生き物同様、当たり前の食べ物を摂っていれば何の問題もないが、野菜も肉も魚も人が養殖栽培すれば当たり前ではない。

いくら創意工夫して商品化しようが同じことの繰り返しだ。

何も考えず、偏食とも言える野生動物を見れば当たり前の食べ物とは何かがわかるはず。


単純な根幹の道理を知り、消費者の立場から仕組みを変えて行けば問題は解決する。

長年引きずって来た苦しみを伴うこの問題は、今断ちきらなければ子孫に引き継ぐことになる。

人類がいまだに解決出来ない難病、ガン、糖尿病、心臓病、アトピー、花粉症、うつ、アルツハイマーなど挙げればきりがないが、簡単な道理で元の体に戻るし回復に何年もかかるはずがない、そう確信してこのブログを書き続け、研究、実験を続けている。

野人は医者ではないが、この問題は医学の領域ではないから特別な実験室も必要ない。

治療は医者、健康管理は各自が判断してやることだ。

目指すものは2度とそのような症状の出ない体に戻す当たり前の食生活であり、薬物や健康食品に依存する治療ではない。

通常の食費以外の経費や労力は必要なく、努力もいらないのが当たり前だろう。

治癒力が正常に働けないから発症したのであって、そこを修正せずに期待しても結果は同じ。

治癒力が正常に働けば、数日から数カ月、遅くとも1年前後で元に戻らない方がおかしい。

「世界の現状はこうだから」「仕方ない」ではなく、「そのようなものは存在するはずがない」と言う森羅万象の道理から野人の思考は始まっている。


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