野菜穀物果物だけでなく、肉や魚介も、食の本質を持ったものを無理なく量産する方法はある。
地球上では、草や虫や鳥達が健全な土壌を築き上げるのだから大切にはしても、自然界の仕組みに反してそれらを駆逐する農薬など問題外、「減農薬」も同じことで駆逐に変わりなく、答えは○か×しかない。
特に日本人は玉虫色の△に弱い。
「減」や「出来るだけ」は個々の自由な感覚であり明確な単位などない。
入浴剤や歯磨き粉の使用も同じで、「出来るだけ減らして・・」は、結果は同じことだから最初からやらないほうがいいだろう。
マクロビオティック実践の盲点、矛盾をまとめると・・
1 種の外皮は食べるものではない(種の道理)
2 胃腸に負担がかかり過ぎる (消化の道理)
3 作られた植物は食の本質を持たない
(植物の本質)
4 健康維持は成分ではない
(健康 治癒力の道理)
5 人間は本来肉食(食の本質)
これが野人の見解であり判断は読者におまかせする。
やめなさいと言っているわけではなく食の選択は自由。
野人も食べるが、健康を考えながら玄米を食べることはない。
最も重要な表土を毎回耕し、有機無機に関係なく肥料と称する廃棄物を土中に投入すれば完全な生命が生まれることはない。
草類は本来の食とは言えないが、人知はそれらを食べられる野菜穀物に改良した。
自然界の完全な食べ物なら、肉だろうが葉っぱだろうが同じものを毎日食べようが何の問題もなく、それは地球上のすべての生き物に当てはまり、むしろ食種が単純な生き物の方が圧倒的に多い。
進化した人類は最もエネルギー効率のよい肉食の腸と万能の歯と消化機能を持って寒帯から熱帯まで順応している。
こうして多くの人が飢えずに集落を作り生きて行けるのは農業のおかげなのだ。
人は農作物なくして肉食だけでは生きて行けないから野人は農業の在り方を変えようとしている。
それは畜産も漁業も同じで、これら一次産業の環境を整える為に、国土の広域を占め失敗してどうにもならない林業の在り方も変えようとしている。
野菜果樹の農業は、条件の多い肉と違い手法次第で容易に完全な食材を大量に得ることが出来るからであり大勢の人を救うことが出来る。
何もしなくても生き物達の力で表土は多くの食べ物を与えてくれる。
それが本当の意味での自然の産物、大地の恵みではないだろうか。
続く・・次回最終
人も野菜も薬を必要とする時代1
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人も野菜も薬を必要とする時代2
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人も野菜も薬を必要とする時代3
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文明の始まり
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人に最も大切な完全食品
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