川崎近海汽船から隠れ優待の卓上カレンダーがきたので短評。 | なちゅの市川綜合研究所

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【9179】 川崎近海汽船 (東証2部)投資判断 Outperform格上げ

現在値 300円/100株 PER7.7 PBR0.38 3月配当9月配当(端株優待)

内航・フェリー6割弱。小型バラ積み船はアジア等近海輸送成長。

配当金は年2回合計で9円で、配当利回りは3.00%です。

川崎近海汽船は隠れ株主優待があり、おそらく1株以上の株主に対して
卓上カレンダーを進呈しています。隠れ制度なので、いつ廃止になるか
わかりませんが結構な期間で実施されている模様です。

業績から確認していきます。
■2011年3月期 売上高 389億円、経常利益 25.2億円 DPS10円 
■2012年3月期 売上高 415億円、経常利益 15.8億円 DPS 7円 
■2013年3月期 売上高 424億円、経常利益 16.4億円 DPS 8円  
■2014年3月期 売上高 435億円、経常利益 16.0億円 DPS 9円e
□2013年9月中間売上高 226億円、経常利益 12.4億円 DPS 5円

ここ数年の売上高は400億円超程度で、なだらかな成長をしています。
利益も巡航で約15~16億円稼いでおり、海運業にしては安定しています。
やはり内航やフェリー中心というのは安定感が全然違いますね。

今中間期も売上高進捗率で50%を超えているほか、利益は更に進捗している
ので、今期は上方修正含みだと思われます。中間期で1円増配しており、
会社側は内心今期業績に強気な見通しを持っていると思われます。

これらを勘案し、投資判断はOutperformに一段階格上げします。

同業のAITや内外トランスラインの足下の数字もそこそこ仕上がっており、
近海輸送は比較的堅調な荷動きが続いているものと考えております。

また当社は配当性向25%程度をターゲットに業績連動配当をしており、
今期も最終的に10円~11円配当になると予想されるのも支援材料です。

※参考記事 2012-11-29 198円 投資判断Inlineでカバー開始
川崎近海汽船の隠れ優待キター!
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11413960578.html

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