1月22日の48Gリクエストアワーで1位を獲得したNGTの『MAXとき315号』...
今日は、この曲の歌詞を考察してみたいと思います...
詞を作った秋元康氏の意図はおそらく2つ...
(以下、この曲の歌詞を青字で示します)
1つは、NGTのデビューが次の年の春まで伸びること。
詞では「最後のトンネルを抜ければ近づく...」,「深い雪もやがて溶けて大地は新しい芽を出す」と語られています。
雪がたくさん降ってそれがやがて溶ける季節がNGT48のデビュー時期という意味でしょう。
この『MAXとき315号』が出たのは2016年3月9日(=『君はメロディー』の発売日)であり、「深い雪が溶ける」までまだまだ時間がかかる(=「やがて」といっている)というような日付ではない...
なので、同じ年の2016年度ではない...
だから、2017年の春までデビューが伸びることは最初から決まっていたんでしょう。
そしてもう1つの意図...
『MAXとき315号』がカップリング曲として入れられた『君はメロディー』と同じく、これから始まるものすごいグループとなる予定の欅坂46の開幕を告げる歌...
そのように思います...
『君はメロディー』の歌詞が、秋元康氏にとって、
総選挙が始まる前のAKBの、それをさらに発展させたイメージの理想のアイドルグループを再び始められる喜びを表現しているっぽいということは、このブログの1月2日の記事に書きました。
『MAXとき315号』もまた同じなんじゃないのかな...
「最後のトンネルを抜ければ近づく美しいあの街」...
「街」とは、12月24日の記事で指摘した、『LOVE TRIP』中にある歌詞の「僕らが知ってる街は...」の「街」と同じ意味...
「街」=”アイドルグループ”のことを指すと思います。
そして、「美しいあの街」と言っているので、このフレーズは”理想のアイドルグループ”のことを指していて、これからプロデュースする欅坂46のことを暗に示しているのかな、と...
2009年以来、迷走してきた48Gに悶々と悩んで来た秋元康氏は、理想のアイドルグループのプロデュースを開始できる喜びを、「夢がかなうとその想いがあふれ出して、瞳から伝えたくなる」と表現している...
要するに、涙が流れてあふれるほどうれしいんだと...
「最後のトンネル」をもう少しで抜けれるんだから、と...
2009年から『君はメロディー』が発売された2016年3月までは、秋元康氏にとって、”長いトンネル”に入っていた感じがしていたようです。
そんな状況のもと、一度はあきらめかけた夢が意外とあっさり実現できそうな状況に、「未来はいつも思ったよりもやさしくて」とも...
脱出するのが困難だと思っていたのに、そうじゃなかった。やさしかった...
また、予想外に突然やってきたチャンスに、「未来はいつも姿見せずに待っている」とも...
普段から言ってきた、”あきらめなければいつかチャンスはやってくる”、ということがまさに実現できることになり、秋元康氏はさぞやうれしかったことでしょう...
次に、理想のアイドルグループの実現を忍耐強くどこかで待ち続けてきてくれたファンに対し、「遠いあの空から見守ってくれた誰かの存在、支えになった」と感謝の言葉を述べている...
これは、『二人セゾン』の歌詞の中で、「花のない桜を見上げて、満開の日を思ったことがあったか」と語っていますが、その語った相手と同じ...(参考:12月17日の記事)
世の中のどこかにいるに違いない、長い間、その日を待ち続けてきてくれたファンのこと...
彼にとっては「一番大事な人」...
そして、「あなたと一緒に歩きたい」んだと...
その「一番大事な人を連れて帰ること」を、自分は心の中で、「出会ったあの夜、約束した」んだと...
もちろん、どこへ連れて帰るかというと、理想のアイドルグループ(=「美しいあの街」)が存在する場所へ、です。
でも残念ながら、その理想のアイドルグループはNGTではないんだと...
NGTのデビューは2017年の春まで伸びる予定なんだと...
だから、違うところ(=欅坂46)に目を向けてよと...
見逃さずにしっかりと見ていてくれよ、と...
『MAXとき315号』とは、そういうメッセージだったんだと思えなくもないです...
以上、あくまでも私の想像です...
今日の記事は、以下の過去記事の延長線上にあります。
12月13日:『365日の紙飛行機』の歌詞が、欅坂46がパラレルワールド上の存在であることを示している
12月17日:サイマジョと二人セゾンの謎を解く(AKBの未発表曲か?)
12月24日:『Mステ・スーパーライブ』で気づいた、AKB第2章=欅坂46!
1月2日:AKB『君はメロディー』は欅坂『サイマジョ』への道しるべか?(君はメロディーの謎を解く)
※指原がSHOWROOMで、「『君はメロディー』は本来は某メンバーのソロ曲だった」と語ってますが、それが本当なら(秋元康氏と距離が近いから本当だと思いますが)、『君はメロディー』周辺には謎が隠されているのは間違いなさそうです。
また、NGT48が坂道シリーズと同じくソニー系というのも意味深ですね...
結局、『365日の紙飛行機』,『君はメロディー』,『Maxとき315号』の3曲とも、私の考えでは、”欅坂46”関連曲だと思います...
了
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