解決まではあと6人/岡嶋 二人 | mokkoの現実逃避ブログ

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解決まではあと6人 (講談社文庫)/岡嶋 二人
¥580 Amazon.co.jp

発行年月:1994年07月
サ イ ズ:333P 15cm

次々と興信所を訪れては、およそ事件とは思われない
奇妙な依頼をしていく謎の女・平林貴子。
いったい、彼女の本当の目的は何なのか。
やがて、それぞれの調査報告が、ひとつの輪のように繋がって
隠された大事件の全容が明らかになっていく。
斬新なスタイルで、読者に挑戦する華麗なるメドレー・ミステリー。
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 ←参加してます。

テーマ読み第四弾は『6』です。
二度目ましての作家さんです。
最初に読んだ焦茶色のパステルが面白かったので
期待はしてたものの、タイトルの意味がわからない。
サブタイトルは「5W1H殺人事件」
5W1H・・・これがそのまま各章のタイトルになっている。
WHO? WHERE? WHY? HOW? WHEN? WHAT?
そして、あと6人、あと5人・・・とカウントダウンしていく。
今回のテーマにはピッタリの作品でしたよぉ~

最初の章を読んだだけでは意味不明である。
とある興信所に平林貴子と名乗る女が奇妙な依頼をする。
カメラの持ち主は誰?って依頼なんだけどね・・・
興信所だから調べます。
何気に(・0・。) ほほーっ そうやって調べるのかぁ~
なんて感心してる場合じゃない。
調べてる最中に、とんでもないものを発見してしまう。
しかし、それは依頼とは関係ないことなので
あくまでも誰が持ち主だったかわかったので調査報告をして終わります。
1章だけだと、不安が残るのですよ。

で、2章に続くのかと思ったら、今度は別の興信所に
平林貴子が別の依頼をします。
一度だけ目にしたマッチを置いている店はどこ?って依頼。
o(゚◇゚o)ホエ? いったい何をしようっていうんだ?
と、不安になってきたところで、1章で出てきた人物の名前が浮上。
やっと接点が出てきた。
ここら辺で、mokkoなりにも推理(妄想)したりするんだけどね
しかし、何がどう繋がっているのかわからない

そして1章から刑事が平林貴子の依頼内容を聞きに来たり
殺人事件の捜査も同時に進んでいきます。
メインの刑事は二人なんだけどね。

本作は章が進むごとに少~しずつ見えてくるものがある。
しかし全体像が見えない。
本当にパズルみたいなのよ
これは読んでる側も色々推理できるから楽しいと思います。

そして奇妙な依頼を色んな興信所の人が調査するんだけど
全く知らなかった話まで出てくるから、少しお利口になります(○ ̄m ̄)
プログラマーの人なら、わかりやすい章もあったりしてね
わからないけど、わかった気になります(○≧艸≦)゛

そして最後の章で突然バタバタと真相がわかっちゃうんです。
(  ° ▽ ° ;) エッ?
嘘でしょ?
何てこったい!まんまと騙されておりました。
っていう感じ?(^◇^;)
( ̄O ̄!それはmokkoが推理できないからであって
他の人は、もっと前に推理できる・・・かな?(^◇^;)

いやぁ~こういうのは初めて読みましたよ。
考えようによっては7つのミステリを読んだのと
同じだと思ってみたり・・・得した気分ですよ。
面白かったですぅ~(o^o^o)

テーマ読みまとめ

素材屋さんは→ Silverry moon