『ひだまりスケッチ 5巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『ひだまりスケッチ 5巻 (蒼樹うめ)』

 

4832278975 ひだまりスケッチ (5) (まんがタイムKRコミックス)
芳文社 2010-03-27

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過去記事はこちら → 1巻  2巻・3巻  4巻

 

 

【あらすじ】

TVアニメ第3期も絶好調放送中の「ひだまりスケッチ」最新第5巻が発売!! まだまだ初々しい1年生たちも加わったゆののひだまり荘での生活は、親友の宮子、先輩の沙英&ヒロと繰り広げる、とびきり楽しい毎日ですっ!

 

 

4コママンガです。

『私立やまぶき高校』の美術科に通う4人の女子高生を描いた作品。

主に、4人が住んでいる『ひだまり荘』というアパートと、高校での学園生活を舞台としており、

『ほのぼの系』というジャンルの人気4コマ漫画作品です。

 

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ここからは、5巻の感想。

5巻では、4巻までと同様のほのぼのとした展開が描かれつつも、3年生組の修学旅行イベントや、

『ゆの』が帰省するイベント、『吉野屋先生』に関する様々なイベント、『なずな』がホームシックに

なってしまうイベントなど、多くのイベントが描かれております。

 

そんな5巻の注目話は、やはり3年生組の修学旅行イベントかな。

この話は、39ページから2話に渡って描かれたイベントでして、1話目は修学旅行への準備の話を描き、

2話目には、3年生組による修学旅行(北海道)の出来事がこと細かく描かれております。

(2話目は、この作品では珍しく、主人公である『ゆの』・『宮子』が一切登場しない話となっている)

 

このイベントの面白いところは、周りが全て同級生ということで、『ヒロ』と『沙英』の学校での普通の

やり取りが見れるところでして、普段の『ひだまり荘』での背伸びをしたやり取りとは違い、新鮮でした。

特に、『ヒロ』・『沙英』と同級生達との会話シーンは新鮮でして、「普段はこういうポジションなんだ」と

感じさせてくれる面白いイベントであったと思います(特に『沙英』)。

 
また、このイベントを通して、3年生組が卒業を意識し始めたのも注目点かな。

『ヒロ』・『沙英』の2人はメインキャラクターなだけに、卒業までの間、これからどのようにイベントが

描かれていくのかは非常に気になるところです(特に、進路問題については注目していきたいところ)。
個人的にですけど、この作品の終着点を『ヒロ』・『沙英』の卒業式で良いと思っているので、

丁寧に丁寧に描いて欲しいな~、と勝手に思っております(笑)。 まあ、とはいえ、作品の中の時期は、

まだ5月か6月くらいなので、まだまだ先になりそうですけどね。

 

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【総評】

安定して面白かったです(^^ゞ。

今更ながらに気付いたのですが、この作品の終着点が2年生組の卒業式であるならば、

かなりの長期連載になりそうですね。 このままのペースならば、10巻オーバーは確実かも。

 

点数的には

90点

です。
 

 

では、ここまで。

 

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