【マンガ感想】
『ひだまりスケッチ 2巻・3巻 (蒼樹うめ)』
蒼樹 うめ
ひだまりスケッチ (2) (まんがタイムKRコミックス)
ひだまりスケッチ (3) (まんがタイムKRコミックス)
過去記事はこちら → 1巻
【あらすじ】
待ちに待った「ひだまり」最新巻がついに発売!!ひとり暮らしをしながら高校の美術科に通う4人の女の子達の青春を、やさしく温かく描き出す大人気4コマ。絶好調の「ひだまりスケッチ」をお見逃しなく!!
4コママンガです。
『私立やまぶき高校』の美術科に通う4人の女子高生を描いた作品。
主に、4人が住んでいる『ひだまり荘』というアパートと、高校での学園生活を舞台としており、
『ほのぼの系』というジャンルの4コマ作品です。
1巻は70点と酷評をしてしまった作品でして、正直、もう購入予定はありませんでした。
でも、友人が私の1巻の感想を読んでしまい、強引に2巻・3巻を貸してくれまして(笑)、
あまり期待せずに読んでみると、これがかなり面白くなっていました!
面白くなった理由として、やはり『個々のキャラクターが立った』ことだと思います。
2巻以降、「このキャラクターならばこの場面でこういう行動をするだろう」ということを確立し、
さらに、個々のキャラクターに『さまざまな属性』を加え、掘り下げイベントが描くことにより、
キャラクター達がより魅力的になりました(^^ゞ。
(まあ、3巻ではキャラクターを掘り下げ過ぎたため、百合描写が増えたのは好き嫌いが判れるかも)
また、2巻以降、大幅に絵柄の向上があり、ディフォルメキャラを多用するようになったのも、
この作品が面白くなった理由の一つだと思います(^^ゞ。
このディフォルメキャラを多用し始めると、よりほのぼの感が増えると共に、
ストーリー展開にも幅が広がり、より面白くなりました。
いや~、この作品は面白いですね。
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【総評】
正直、今、1巻を読んでも、そこまで面白いとは思わないのですが、
2巻・3巻に関しては、本当に面白い作品になっております。
これは、やはり2巻・3巻と続いていくうちに、作品としての完成度が高くなったからだと思います。
この面白さなら、アニメ化されたり、話題になったりするのも理解できました。
点数的には
92点
です。
では、ここまで。