『KING GOLF(キングゴルフ) 5巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『KING GOLF(キングゴルフ) 5巻 (漫画:佐々木健、監修:谷将貴)』


まんが栄養素-キングゴルフ 5巻
KING GOLF 5 (少年サンデーコミックス)
4091220452

 

過去記事はこちら → 1巻~3巻  4巻

 

 

【あらすじ】

ドレッド頭のド不良・優木蒼甫が、ゴルフ界の王様をめざして紳士淑女のスポーツに殴り込み! トッププロを支えるツアープロコーチ・谷将貴指導&監修による、超精密理論武装ゴルフストーリー!!

 

 

ケンカばかりしてきた不良・『優木蒼甫』がゴルフを始めるスポーツ漫画です。

 

中学時代から多くの暴走族を潰してきた最強のケンカ屋・『優木蒼甫』。

スポーツエリートと不良しか集まらない帝倫高校に入学後も、日々ケンカをしていたが、

同じ帝倫高校の学生である日本最高の天才アマチュア・『霞見ひかる』と偶然出会ったことで、

ゴルフに興味を持ち、ゴルフ部に入部する事になる・・・・。

 

という感じで始まる作品でして、帝倫高校で一番の不良・『優木蒼甫』がひょんなことから、

同じ高校の学生で日本最高の天才アマチュアゴルファー・『霞見ひかる』と出会ったことで、

ゴルフ部に入部することとなり、“ゴルフの王様”になるべく日々試行錯誤していく作品です。

 

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ここからは、5巻の感想。

5巻では、4巻から登場した新たなるライバル・『戸川臨』との直接対決の場となる新人戦が

メインとして描かれつつも、新たなるライバル・『小田切周太』が新登場してきました。

 

そんな5巻のメインとなるのは、新たなるライバル・『小田切周太』の勝負です。

『小田切周太』とは、今巻から新登場した朱場高校の2年生で(朱場高校で一番上手い)、

技術力は非常に高い上に、相手のペースを崩すような精神攻撃をしてくるというキャラクターです。

彼の厄介な点は、プレーに集中し始めると、“無意識の内”に極端にプレー時間が遅くなるという点でして、
一緒に周っているプレイヤーの多くは、その遅いペースに巻き込まれてスコアを落としてしまうそうです。
(一緒にプレイしている『相崎守』は、彼のことを“究極の自己中”と『優木蒼甫』に説明した)
 
精神攻撃をしてくる上に、容姿・性格ともに“悪役”なため、主人公でありながら“超悪役”な『優木蒼甫』に

早速、目をつけられまして、『戸川臨』を倒す前の準備運動としてターゲットに指名されてしまいます(笑)。

『小田切周太』の最大の弱点は非力な体格でして、パワープレーが出来ないかわりに技術力を高めて

きたというタイプのプレイヤーでして、『優木蒼甫』はその弱点を的確に見抜き、自分が得意とする

パワープレーを効果的に見せることで、『小田切周太』の緊張の糸を切ってしまうという作戦を実行し、

見事、今巻のラストでその作戦を成功させ、『小田切周太』のやる気をそいでしまいました。
 

このシーンで、個人的に好きなのは、『優木蒼甫』の勝って当然という表情ですね。

『優木蒼甫』にとっては、この『小田切周太』との勝負は『戸川臨』との戦いへの準備運動に過ぎないわけ

ですが、かなり苦しい戦いであったため、勝ったときは嬉しい表情になるのかな~、とか思っていました。

なので、勝って当然、むしろこの戦いは準備運動に過ぎないというような表情で歩いていくシーンを

見たときは、「ああ、この表情こそ『優木蒼甫』だよな~」と妙に納得してしまいました(^^ゞ。

 
で、

次巻では、ついに『戸川臨』との勝負が描かれそうです。

どのような結末になっていくのか、非常に気になります。 次巻も楽しみです。

 

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【総評】

今巻から新人戦(団体戦)が始まり、盛り上がってきました。

団体戦なため、『優木蒼甫』以外の話も同時進行しているようで、そちらも気になります。

さてさて、どうなることやら・・・。

 

点数的には

85点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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