宅建本試験後。
各予備校の採点サービスの平均点は昨年より高得点で、合格予想点も高めでした。
でも、蓋を開けてみれば。
そんな中で、LECはさすがです。(“宅建合格予想点(16校)と受験状況”)
例年、高得点予想を掲げて来たLECらしからぬ予想だっただけに、何らかの根拠を有しているのではないかと思いはしましたが…。
社労士試験もそうですが、記念受験生が増えた場合、予備校の採点サービスの結果による合格予想点の信頼性がダウンするのは、致し方ないでしょう。
採点サービスを利用するのは、それなりに勉強した受験生、特に、ボーダーライン上の受験生です。
解答速報を見れば、マークシート式の正誤はすぐにつけられます。
明らかに合格圏外であれば、いちいち面倒臭い入力をしてまで、採点サービスを受けはしないでしょう。
それでも、今までは、全受験生のうちの数%の結果をもとに、合格予想点を類推することが可能でした。
それが困難な時代になったのです。
よく喧伝される子どもたちの学力格差。
出来る子は出来るけど、出来ない子は出来ない。
二分化されているのは、資格試験受験生も同じだと思います。
だから、社労士試験の選択式の厚生年金法。
私も満点ですし、本気で合格を目指した受験生にとっては、楽勝問題です。
予備校の採点サービスの平均点は、高くて当然。
でも、考えてみて下さい。
通常、労働基準法から、順番に勉強します。
テキストに、厚生年金基金の掲載があるのは、最後の方。
記念受験生が、あの数字まできっちりと覚えていると思います?
一般常識を駆使して、解ける問題ではありません。
国語力をもってしても、解けません。
“試験を受けて思うこと その3”でもお伝えしましたが、私は、 多くの受験生にとっては、厚生年金法は、労働に関する一般常識よりも難しかっただろう、と考えています。
私は労一も満点ですが、労一は少々考えて、答えを出しました。
厚年は、考えるまでもなく、すらすら解きました。
覚えていれば、超簡単。
でも、暗記していない限り(あと、まぐれで当たらない限り)、難問になってしまう、という部類の問題でしょう。
表向き合格率。
社労士 7,6%。
宅建 17,9%。
でも、 記念受験生を除いた実質合格率は、もっと高いはず。
そういう意味では、 やるべきことをやれば、大丈夫ですよ♪
頑張って下さいね。
応援しています。
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