整体と気功の恩師である松井先生との

出会いエピソードを語ってみてます。

 

 

松井先生と出会った日 (1)

 

 

* * *

 

 

その怪しい男性 の言葉に

引き返す勇気もなく、

すごすごと入室(´・ω・`)

 

 

 

頭の中では様々な最悪パターンが

繰り広げられています。

 

 

 

その薄暗い狭い部屋に入ると

ぎゅうぎゅうになって

6人くらいの人が座っていました。

 

 

 

どうやらスタッフは

怪しい男性怪しい女性

1名ずつのようです。

 

 

 

あいさつもそこそこに

まずは呼吸法をやりました。

 

 

 

長いし、顔を隠すための

マスクで息苦しいし

腕は疲れたし

早く終わんないかな~と思いながら

薄目で様子を伺ったりしていました。笑

 

 

 

次に気功です。

気も最初はわからなかったので、

盛り上がる他の人たちを遠い目で見て

 

 

 

「もう完全にこの人たちおかしい!」

 

 

 

と心から思いました。笑

 

 

 

第一、松井先生ってどこにいるの?

とにかく怪しい男女が進行しています。

 

 

 

30分くらい経ったでしょうか。

 

 

 

とりあえず真面目に怪しいことをやっていて

今のところ軟禁とかされそうではないな、

と言うことだけは分かった頃。

隣の部屋と区切っていたふすまが開きます。

 

 

 

そちらの部屋は大変明るく眩しく感じました。

 

 

 

その部屋でウロウロしているご老人がいます。

 

 

 

頭髪は真っ白で

片方が突風に吹かれたように

寝癖が付いています。

 

 

 

今時見ない、

昭和な眼鏡をしています。

 

 

 

クタクタになって襟が曲がっている

ラクダ色の長袖のポロシャツを着ています。

 

 

 

これまたラクダ色のステテコのような

味わい深いズボンを穿いています。

もちろんポロシャツの裾はインです。

 

 

 

もう全身が土壁みたいです。

 

 

 

靴下は5本指です。

 

 

 

光の中でウロウロしています。

 

 

 

私はご近所のご老人で

たまに迷い込んでくるのかなと思いました。

みんな慣れっこで、

特に声はかけないんだろうなと。

何事もなかったようにデモ体験は進んでいきます。

 

 

 

 

まだ、そのご老人は

隣の部屋をウロウロしています。

 

 

 

 

 

 

誰かが

 

 

「先生」

 

 

と言いました。

 

 

 

 

 

 

すると、先ほどのご老人が

 

 

 

「はい」

 

 

 

と言いました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

ヽ((◎д◎ ))ゝ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのひとが!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

もう完全によぼよぼの

よれよれじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

続く