いつから1年が365日になったのかな? | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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人類最古の文明は、約五千年前のメソポタミア文明といわれています。


古代メソポタミアのシュメール人は1年を

 

30日×12=360日

 

と定めました。

月は約29日半で地球の周りを1周するので、
30日をひとかたまりにしたものと考えられています。


1年12ヶ月、円の角度360度なども
シュメール人が確立しました。


彼らは昼間を6等分した日時計を使っていました。
昼と夜を合わせて1日を12等分したと考えられています。

 

 

 


一方、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫の時期を予測するため、
正確に1年を定める必要がありました。


エジプトでは、どの月にも属さない5日を360日に加えて365日としました。


30日×12+5日=365日

ちなみにエジプトの季節は、

 

洪水の季節

田植えと成長の季節

収穫の季節

 

 

の3つだけです。

 

 

 

また昼と夜をそれぞれ12分割して、
1日を24分割しました。

 

これが1日24時間の起源です。

 


 

 

これらのように、1年365日は、
古代メソポタミアやエジプトが起源なのです。
 

 

 

 

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