人類最古の文明は、約五千年前のメソポタミア文明といわれています。
古代メソポタミアのシュメール人は1年を
30日×12=360日
と定めました。
月は約29日半で地球の周りを1周するので、
30日をひとかたまりにしたものと考えられています。
1年12ヶ月、円の角度360度なども
シュメール人が確立しました。
彼らは昼間を6等分した日時計を使っていました。
昼と夜を合わせて1日を12等分したと考えられています。
一方、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫の時期を予測するため、
正確に1年を定める必要がありました。
エジプトでは、どの月にも属さない5日を360日に加えて365日としました。
30日×12+5日=365日
ちなみにエジプトの季節は、
洪水の季節
田植えと成長の季節
収穫の季節
の3つだけです。
また昼と夜をそれぞれ12分割して、
1日を24分割しました。
これが1日24時間の起源です。
これらのように、1年365日は、
古代メソポタミアやエジプトが起源なのです。
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