年の瀬ですね。明日から帰省します (^^)v

ブログが更新できなくなるかもしれませんが、ご容赦を。


不思議の合格の理由、その① は「勉強会効果 」でした。

不思議の合格の理由、その② は「TAC講師との相性 」でした。

不思議の合格の理由、その③ は「事例、解きまくり 」でした。

不思議の合格の理由、その④ は「人脈 」でした。

不思議の合格の理由、その⑤ は「己を知る 」でした。


そろそろテクニックの話を。


「不思議の合格」の理由

その⑥ 事例と喧嘩しない


このブログをずっと読んで頂いた方は、「喧嘩してたのは オメーだよ!」と笑うかもれない。その通り。TAC 公開模試 事例 III では、作問者を痛烈に批判したものです・・・ (^^ゞ ただ、それを本番ではやらなかった。一つの教訓を自分に言い聞かせた。


事例の「ルール」と「ゴール」を明確にする。
そしてそれを忠実に実行する。


これは、勉強会メンバーから頂いた「格言」。


各事例は、よくもまぁここまで色々あるねぇ! と突っ込みを入れたくなるほど、問題点・脅威・機会、がたくさん散りばめられている。だからといって、そこから思いつくことを、思いのままに書いていいわけではない。それでは採点できない。


答案を採点する必要がある以上、採点基準がなければいけない。そして、合格を目指す以上、その採点基準になるべく合致した解答にたどり着かなければいけない。


そして、本来ならば、事例問題は、採点基準で「正解」とされる解答を引き出すに足る色々な材料と制約が散りばめられてなければいけない。模範解答を示さない本試験は、多少その制約が緩い気がしなくもないが、模範解答(ゴール)を示す必要のある TAC をはじめとする予備校の事例演習は、その「材料と制約(ルール)」が、時に明確に、時にさりげなく、埋め込まれている。それに目ざとく気づき、それに忠実に従う必要がある。


例えば、2009年本試験 事例 I の第3問。


A社がF社を参加に収めた結果、(中略)、買収したA社従業員のモラルが著しく低下した。両社の人事構成を踏まえた上で、その理由について述べよ。


この設問のゴールは、「A社モラル低下の理由」を答えること。

この設問のルールは、「著しく低下した理由」、「人事構成を踏まえて」、答えること。
その他、問題本文の中にも、もちろん様々な「ゴール」と「ルール」が散りばめられている。


「買収してA社の給料が下がったからじゃないか?」、「F社従業員の働きが悪くて、尻拭いさせられて残業が増えたからじゃないか?」、など、確かにそうかもしれないけど、そういう事例本文に書いてないことを想像で答えるのは、「ルール違反」ということになる。


また、あくまでも「著しく」低下した理由、「人事構成」に関連した理由を答えなければならず、それ以外の解答はどんなに妥当性があっても認められない。それはゴールでもなく、ルールにも違反しているから。隣のホールのグリーンにナイスオンしてホールインワンしても、それはすごいことでもなんでもない、ただの事故 である。「・・・で?」と言われるだけ。


幸い、今回の本試験は ゴールとルールが明確な問題が多かった。例外は、事例 I の「短期的売り上げ増進策」と、事例 II の「銭湯とのコラボ」ぐらいではないだろうか。


「事例のゴール」と「事例のルール」。


なんだ、簡単じゃないか。当たり前じゃないか。と思われる方も多い。自分も前半戦にそれを聞いたときはピンと来なかった。しかし、二次試験直前になって、イヤというほど思い知った。自分の解答が、どれも「ゴール」にも「ルール」にも合致していないことを、他人の答案との比較を通して、痛いほど分かった。


とにかく、内容は、没個性的に、朴訥に、忠実に。

その代わり、表現力、修飾語、文章構成には、細心の注意を払って。ひとマスも無駄なく使うことを心がけた。「ゴールもルールも理解してますよ(^^)v」と、アピールするかのように解答を書いたつもり。


ま、それが合格した理由かどうかは、

実のところは分からないのですが・・・ (-_-;)。



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