BRM1006西東京200km道志みち 【完走】前編 今年のAJ西東京「皆勤賞」に
「ブルベ戦記」 第215話
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完走しました（10時間38分/制限時間は13時間30分）
この週末は、今回のブルべに申し込んだ時点では当たり前のようにこの200kmに出るつもりでしたが、
のちに、同じ日に開催されることが分かったBRM1006青葉600km関東一周に心変わりしｗ、
ところが、
日曜日の都合がつかなくなり、関東一周は数日前になって、やむなくDNS連絡となりました。
さらに、
土曜一日で終わる200kmでやっぱりいいか、と思っていたら、
なんと今度は、前夜の金曜に仕事の外せない飲み会が（泣）。
で、
その金曜深夜に酔って帰宅した段階では、
（これは200kmも無理かな。起きれたら行くか）と、
ダブルDNSもやむなし、の状態に陥っていました。
飲み会では酒ばかりで、ろくに食事もできておらず。
帰宅しても、寝る時間を確保しなくてはならず、ほとんど食べられず、でした。
それでも、
腹をくくって布団に入ってうとうとしたら、
なんと、3時半に自然に目が覚めました。
（↑けーこさんの真似＾＾；）どうやら、ブルべの神様（？）がお呼びのようでした。
「 今日のブルべに出たら、AJ西東京は皆勤賞だよ～ 」と。
そう、
気がつくと今年は、AJ西東京開催の4本のうちの、
を完走しており、
この道志200kmを完走すれば、特に何か賞品が出るわけではありませんがｗ
いわゆる皆勤賞（＝４本とも完走）となるわけです。
と、それだけがモチベーションとなり、
3時間あまりの睡眠で、布団からなんとか起き上がりました。
しかし、まだ二日酔いっぽいままで、
これでブルべに出るのは、あまりいいコンディションとは言えません。
しかも恐ろしいことに、朝まで何の装備の準備もしていませんでした！
（装備が軽めの200kmだからまだしも、やはり600kmには出られなかったなあ）
この出かける早朝になって、
ライト類にエネループを仕込み、
財布やQシート（これはかろうじてプリントしてありました）、誓約書などを用意します。
明け方前ですが、曇り空のよう。
スタートの町田までは世田谷から25km。
まだこのLOOK KG381を輪行バッグに入れたことがなく、
この朝に輪行バッグを使って、もし何か不都合が出たら困るので、
自走することにします。
ところで、
町田に向かうにあたって、
最近の最大懸案事項が残っています。
タイヤの空気入れです。
家に常備する空気入れがどうも壊れたようで、
チューブに空気がまったく入りません。
（差し込むと、空気がチューブから逆流するのです 汗）
といった理由で、
タイヤの空気圧は前回のブルべ以降、入れていません。圧はかなり下がっています。
それでも、もう一度、この空気入れで入れてみようと、
この朝、トライしたところ、
やはりシュウーシュウー音がするばかりで、入りません。
それどころか、ノズルを抜いた時にはずみでなんと若干、後輪の空気が抜けてしまいました（汗）。
指で押せるほどに圧がさがっています。
（これは、スタートまで自走する間に、リム打ちパンクが必至だ）
一昨年秋から走行距離を記録しはじめて以降、
この8000km以上もの間、
実は一度も走行中にパンクしたことがありません。
なので余計に、リム打ちパンクの危険性を分かっていて走る、というのは癪です。
もうひとつ、
前日の昼食以降、夜に酒しか飲んでいないので、
身体の栄養素がかなり不足しているはずです。
スタート前に吉野家に寄って牛丼チャージｗが不可欠ですが、
それでもおそらく、１日ブルべを走るエネルギーはまかなえないでしょう。
というわけで、
今回はどこかの時点でのハンガーノックを覚悟しました。
といった具合に、懸念材料が盛りだくさんなのに、
それでも町田に向かう理由は、ただひとつ。
「皆勤賞」のため、だけですｗ
10/6 4:36
明け方近く。
とりあえず、アイスコーヒーとバナナ２本だけを食べて、出発。
世田谷通→津久井道、とおそるおそる進みます。
少しでも段差がありそうな箇所は、ブレーキで減速。
橋の路上のつなぎ目（あれ、なんていう名前なんでしょうね）の段差もおそるおそる通過。
なにせ後輪は指で押せるほどで、ぐにゃぐにゃしてるのがサドルに伝わってきます。
ここでリム打ちパンクしたら、スタートに間に合わない恐れもあるので、慎重に行きます。
走っていて、
慌てて出てきたので、いくつか忘れ物していることに気づきます。
ウィンドブレーカー、雨具も上着ぐらいは必要だったかもしれません。
6:08
自走で1時間余りのろのろ走って、いつもの町田・ケルビム前に着。
そしていつも通り、ここのスタート会場は賑やかです。
この日伊豆一周に出かけるというmamoさんが来てました。
ハンガーノック対策に、とあずきの和菓子を頂戴します。
そして、事務局の８２８さんにご挨拶。
今日もプリウスカーで追いかけ回すそうですｗ
参加者ではOさん、けーこさんと挨拶。
で、のんびりと出発まで歓談していたいところですが、
とにかくタイヤに空気を入れないといけません。
幸いケルビムは自転車屋なので、とても立派な空気入れがあり、それをお借りします。
そして、自分の腹にも。
近くに吉野家があるので、ブリーフィングまでの残り15分で牛丼大盛り＋卵＋味噌汁の定番メニューｗを急ぎ腹に入れます。
スタート地点はケルビム裏の淡島神社公園。
定員80人ですが、ずいぶん来ているような。
6:35
ここで、珍しい場面が。
ブルべ初参加の初心者とそれ以外にブリーフィングが分けられました。
それだけ、初参加の人が多かったということです。
ただ、ブルべ必携の反射ベストではなく、蛍光タスキが目立つのがちょっと気になりました。
「決していのちを賭けて走らないでください」という、いつもの西東京のブリーフィング内容が聞こえてきます。
6:35
奥が初心者集団（こんなに大勢＠＠）。手前がそれ以外。
6:45
こちら、「それ以外」のベテラン勢。ブルべ常連さんら、つわもの揃い。
6:45
さあ、車検開始。
6:45
今回は初心者の方も目立つということで、これはこうしたほうがいい、などと、
装備のアドバイスなどで一人ひとり、ちょっと手間がかかっているようです。
受付順にグループ分けされており、私は第2グループでスタート。
7:10
事前に承知してはおりましたが、町田街道の土曜朝は渋滞から。
前へ進めないこと度々。ここや相模湖で、かな～りタイムロスします。
7:22
まだ渋滞。この先の信号の間隔のなんと短かったこと。
7:35
ようやく高尾。
7:43
圏央道の高尾山インター入口付近。
「間違って圏央道に進入しないように」と注意がありましたが、
まあ、ここで直進した人はさすがにいないでしょう。
7:53
R20（国道20号）の大垂水峠にさしかかります。
一般のサイクリストも混じります。
そうそう、今回のブルべは典型的な山登りブルべですｗ
（激坂が少ないブルべで自分が出たことがあるのはBRM810北海道300km ぐらいですが）
この先、200kmなのにｗ、いくつも峠が待ち構えている（秋山街道、道坂、道志、土山、、、）ので、
できるだけ脚を使わないよう、気を付けます。
大垂水は5％超の坂は頂上近くのわずかな区間で、
コース序盤なら楽な部類の坂。
峠の頂上をちょうど8時に通過。
8:07
大垂水峠を越えて、相模湖へ。
国道20号も渋滞しており、車列の左を縫うように前に進みます。
8:47
日連（ひづれ）の交差点からK76号（県道76号＝山北藤野線）に入り、さらにK35の秋山街道へ。
手前の国道20号で、後発グループから追いついてきたOさん。
調子がいいみたいで、藤野の軽い登りに入ってからさらに先行してゆきます。
ここからまた、しばらく一人。
沿道は交通量が減り、ようやく週末らしい、のんびりした雰囲気に変わっています。
8:47
9:26
7～8％級の登りが連続するようになります。
9:32
まあ、それでもなんとかこなし、新雛鶴トンネルに到達。
ここまではまあまあ速いペースを維持できています。
（200kmなのに、なんだか今回はずいぶんと筆が進むなあ＾＾； 後編 へ）
