Sleepless Town - in Tokyo- -8ページ目

Char Acorstic Live -333分の1-

333とは、ヤマハホールの席数。

 

 

場所は銀座ビルの7F-9F. 楽器コーナーの上がホール。(ちなみに6Fはサロン、B1はスタジオ)10Fは音楽教室。

 

エレベーターの案内スタッフが「音楽教室に行かれるかた優先です」と声かけたが、ほぼ全員がライブの客でした。

 

で・・・いろんなことが通常のライブと異なり、かなーり興味深い公演でした。

 

 

 

 

・ステージに並ぶ楽器が違う。ムスタングではなく、ヤマハL35のギター。

ドラム→パーカッション (南米やアフリカの演奏で使う太鼓) ベースはウッドベース。

 

・アンプも違う。Marshallない、と思ったらエレキを使わないので不要。かわりにTHRという小型アンプ。

床用のスピーカーも見たことのないものがおいてあります。

 

そんなセッティングで何を演奏するんだろう。けど、楽曲が多いので心配もせず・・・

 

トークがかなり楽しかったです。

高校時代の思い出: このホールでアマチュア時代はライブやって、後からプロがでてくるんだけど高校の友人は

俺らが終わると帰る。すねたアーティストが「おまえらが後でやるか」といった。

Drの古田さんは「ドラムスクールに通ってた」

 

お散歩ねた:ライブのあとは山野で楽器みて、十字屋にもよって、お袋がいる時は松坂屋でエビフライたべた。

 

セトリ:(覚えてる限りですが)クリーム-気絶するほど悩ましい- スーダラ節(超絶アレンジ版)

ラストにSmoky アコでもできるんだ。

アンコール:Hold on, all right    R&Bをアコでやるという、ハードル高めのアレンジ。

 

ヤマハホールは床が板張りで、ステージ上も特殊な材質です。通常のホールは音がこもるのですが、客が歌ったり拍手する

と跳ね返ります。そのため、数曲コーラスにつきあいました(爆)

 

アコースティックは手間がかかります。その分、シンプルな音が生まれ、いつもとは違う世界が楽しめます。

 

まさかこのホールでライブを見られるとは思ってもみなかったです。通常は室内楽団やバイオリンソロなどのクラシックが

中心なので、バンドが使うことはほぼなし。バンドはB1のスタジオではやりますが7Fではほぼない。

 

またやってね、チャーさん♪

 

PS: ライブ前にGinza sixに行きました。蔦屋書店のこだわりの本棚と空間がいい。となりのスターバックスで写真集などは

「座り読み」ができます。

 

友情 -平尾 VS 山中

この本が新聞や店頭などで紹介されたあと、読みたいと願っていました。

 

しかし、今のところ単行本のみ。その価格はだせない。

で、Hontoで割引クーポンをまちました。メルマガでチェックするも、出版社ごとの

割引などで対象外。今週、「電子すべて20%オフ」クーポンをみつけて、希望価格でDL.

 

写真が小さいので、移動時はiphoneで、自宅ではipadで読みます。(まだ途中です)

 

出会いから闘病の話。病が進行するところは、さすがに泣けてきます。

 

後半は、2016年に平尾さんと山中先生の対談。スポーツ、医療と幅広いトークを展開しました。

 

・日本のスポーツは「ミスしたらあかん」が多い。

・ラグビーはチームプレーだが、実は個人プレーに頼る面がある。

 

などなど。

 

どこかのチームの選手にもおすすめしたい一冊です。

 

なお、この両名の出会いは山中さんがノーベル賞を取る前に広報経由で対談の依頼がきて、

ほぼ断った中に「平尾さんだ。やります」で実現して、そこから友人づきあいがスタートした

そうです。で、驚いたのは山中さんもラグビー経験者だったのです。

 

11/16 ワンピース -フォトレポ-

 

 

猿之助さんからのメッセージ

 

 

 

終演後に撮影。よく考えたら、撮影したい方が多数いるので、終演後のが撮りやすいです。

10月は大雨でそれどころではなかったです。

11/16 ワンピース -水かぶり?-

11月分のチケットをどうにかゲットしました。

 

チケットは当日引換のため、どこかわからない。1Fらしいことは確かだが・・

 

なんと 6列目!

 

 

席から撮影すると、この距離です。

 

お買い物等の前に席についたら、背もたれにビニール袋がついてます。

「2幕目は水がかかるので、お召し物用にお使いください」

 

開演後は近い、近い。

双眼鏡は花道と下手から出入りする人物チェックで使うのみ。

ルフィもサンジも肉眼でOKです。

 

水かぶりを覚悟して、2幕でボンちゃんらが移動するとすぐにビニールを

体にまいて待機。1-2列の方々はまともに水が来ました。6列は軽いしぶきで

被害は少なかったです。ただ、刀をふるだけも飛ぶのです。

ー水キックよりは刀のがいいな。予測つかないから、少し不安かもー

 

 

ただ、1Fは近いだけあってライトもサウンドも「前から来る」ので、体調の

悪い人にはこたえるかと思います。

 

それなりに発見もありました。

 

・セリフをいわない場面で、脇にいる人物の細かい芝居。

・2幕のサディちゃんのムチがびしびし響く。こっちも快感?

・マゼランと白ひげは、初演になかったLED演出で迫力アップ。

・ルフィの宙乗りはTetoteがかかる間(約3分)ずっとなので大変。

下からみると結構高さがあるし、斜め移動だから怖い。

・マルコは後ろから花道までの移動。前転2-3回あり。

・通路側のお客さんは、Tetoteの時に出演者とタンバリンタッチしていた。

 

前回は「歌がー」なんて思ってたけど、今回の演出ですっかり覚えて

しまいました。

 

グッズネタ:

10月にブランクだったブロマイドリストが埋まりました。

猿之助ルフィと、エースが追加。一部売り切れもありました。

 

担当を2枚ゲットしたあと、2回目の幕間でマルコ&白ひげがあるので

リストをみたら「右近」だったので買いました。ニコロビンもよかった

ので迷ったが、立役コレクターなもんで(笑)

11/14 坂崎出羽守・沓掛時次郎

いつもと違う設定が多かったです。

・新歌舞伎なので、定式幕がない。

・暗い場面が多い、セリフが少ない(2演目とも)

・主人公は薄幸。惚れた女に振られたり、死なれたり。

 

 

坂崎は、かなり屈折した武将。

 

武功のために千姫を助けにいき、顔にやけどを負います。「褒美に千姫を

嫁にやる」といわれて、それだけを励みに生きる。

 

駿府への船上で本多との戦いで点数を下げることに。

魚つり:航路になれた本多 VS 不案内の坂崎。釣果はさんざん。

鳥落とし:飛んでる鳥を落とす本多 VS はずす坂崎

木刀:本多には勝ったが、本多が手をケガして、千姫が気にする。

 

家臣も「本多のやつ」と意気込む。

 

家康と千姫の会話はほぼ「ホームドラマ」(by大和田さん)です。

 

結局、千姫が拒否したため嫁取りレースに敗れます。あきらめたものの、

婚礼行列をみて逆上。「乱心」扱いされるよりは正常で死にたい、と切腹。

 

どんどんダークになる坂崎、見てて重くなります。演じる役者も、「祖父も

父も坂崎をやった時はずっと不機嫌でした」というほどです。

 

亀蔵さんの「イヤミにならないさわやか家臣」は悪くなかったです。

実直な家臣の歌昇もOK.

 

 

沓掛は、公演決定時に(本人も感じた)なぜ梅玉が渡世人をやるの、という

疑問がわきました。

資料によると、羽左衛門がやってるので親戚筋の流れらしいのですが。

 

けど、みているとこういう時次郎もありだなと。

わりと上品で、「本当は博徒などやめたい」と思っている時次郎とリンクします。

 

この演目、でた人がみなマッチしていました。

時次郎が世話することになるおきぬ&太郎吉。本当の親子みたいでした。

太郎吉の心情が複雑で、「父親を斬った人だけど、僕たちを助けてくれた。

だから、おじさんはいい人」と時次郎を慕う。

 

終盤の「おっかさんに会いたい」というと時さんも「俺もおきぬさんに会いたい」。

亡くなった後に本音をもらす。

 

泣ける芝居です。

 

2演目ともジミなので、時代物好きな人向けとは思いますが、昨今は見られない

世界観を味わえます。

 

なお、新歌舞伎なので御簾がありません。よって、セリフだけでゆったりと

展開するので間延びするかな。