この季節に必ず食べたくなる、りんごと並ぶ秋の定番タルト
みずみずしい洋ナシ、しっとりしたアーモンドケーキ、サクサクしたタルト台…と贅沢でうっとりする組み合わせです
花みたいな形に並べるのが見た目にも可愛くてお気に入り
お茶の時間にはもちろん、手土産にもぴったりです
~作り方~
18cmのタルト型1台分
☆タルト台
バター 45g
粉砂糖 30g
全卵 15g
アーモンドパウダー 15g
薄力粉 80g
☆アーモンドクリーム
バター 50g
グラニュー糖 50g
卵 50g
アーモンドパウダー 50g
洋ナシ 300~400g
レモン汁
ナパージュ or アプリコットジャム
ピスタチオ
①タルト台を作る
1.生地を作る
☆手作業
→バターを室温に戻して木べらで柔らかく練り、砂糖を混ぜ合わせ、溶いた卵も数回に分けて加えその都度均一になるように混ぜ、ふるった粉類をボウルの側面に押し付けるようにすり混ぜてまとめる
☆フードプロセッサー
→材料を順に入れて、都度なめらかに混ぜ、薄力粉を加えたら軽くまとまるまでON
2.ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で最低1時間、できれば6時間以上は休ませる
→この時点で保存可…冷蔵5日・冷凍2週間
3.生地をラップで挟んで、麺棒で3mm厚さを目安に型よりひとまわり大きく伸ばし、型にしきこむ
→指の腹を使って軽く押しながら、側面や隅の部分まで均一に密着させる
→隅やはみ出た部分は淵に麺棒を転がしながら、また小さな型の場合はナイフで切り取り、再度側面を密着させる
4.焼き縮みを防ぐため、できれば冷蔵庫で1時間休ませてから、ピケ(フォークなどで空気穴をあける)をして焼き上げる
→予熱180度で10~30分程度、大きさにより時間が変わりますが焼き色がついたら出来上がり
→底浮きが気になる場合は、シートを敷いた上にタルトストーンを乗せ予熱180度で10~15分、淵に色がついてきたらシートごとおもしを外して更に180度で10~15分焼くと良◎
5.型につけたまま冷まし、5分程度してから型から外す
②洋ナシを切り、表面にレモン汁を塗る
→今回は3~4等分し、形を崩さずに2~3mmにスライスしましたが、お好きな切り方で、切り目をい入れずに2~3分割した形のまま乗せて焼いても
→レモン汁は酸化による変色防止なので、缶詰を使う場合は不要
→レモン汁は刷毛で薄く塗ると簡単、垂れるほど塗った場合はふきとってください
③アーモンドクリームの材料を順に、都度なめらかになるまでしっかり混ぜて、タルト台に入れて表面をならす
④クリームの表面に洋ナシを並べる
→今回はスライスした洋なしの形を崩さないまま放射状に
→写真のように置いた状態で乗せてOK
⑤180度に予熱したオーブンでアーモンドクリームに火が通るまで40~50分焼き、粗熱が取れたらナパージュやアプリコットジャムを煮詰めたものを表面に塗ってつやを出し、刻んだピスタチオやミント等を飾る
~コツ・ポイント~
☆タルト
・粉砂糖は、微細グラニュー糖や、グラニュー糖をミルにかけて細かくしたものでもOK
・アーモンドパウダーがない場合やナッツ類を除きたい場合は、風味が変わりますが薄力粉に代えてもできます
☆洋ナシ
・形や大きさは様々なので目安としてg表記していますが、今回は250gの生の洋ナシ3分割を1個半強の400g分使っています
・生が手に入らなければ缶詰でも可、形もきれいに揃います
→一般的な4号の缶詰の場合は14~18cmのタルト型にちょうど良い量が入っています
・薄いくし切りにスライスして隙間なく敷き詰めたり(写真)、こまかく切ったものを散らしたり混ぜ込んだり、お好きな乗せ方で
→写真はりんごのタルトですが2mm幅のくし切りスライスを隙間なく並べた焼き上がりです
・なければ省いても可