[リミット] | むすめの右フック

むすめの右フック

. おもに洋画・洋楽のはなしかな

[リミット][リミット] (2009)

【監督】ロドリゴ・コルテス
【出演】ライアン・レイノルズ


「じゃ、私は、マーク・イエローで。」

棺桶で始まる!ってお話。
棺桶で終わる?って映画。

これ、面白いですねぇ。
もう、何?何?ってな始まり方ですからね。
気になって気になって、もう、すっかり引き込まれました。
うん、掴みは最高。

しかし、埋められちゃってるってアイディアは、面白いです。

これ、海外ドラマ『CSI:科学捜査班』で、
タランティーノが監督した「グレイブ・デンジャー」って
エピソードでも同じシチュエーションの話がありました。
あれ、結構、面白かったなぁ。

しかぁし!この映画の凄いトコロは、
棺桶の中の男しか出てこないトコロ!うん、潔い!

いや、普通、他のトコロも描きたくなると思うんですよね。
でも、この映画はやらない。ずーっと棺桶の中。

同じくソリッド系スリラーの『SAW/ソウ』も、
あの部屋だけでお話が進んでいたら、私、満点だったんだけどなぁ。
ま、でも、あれは、かなり面白い映画だったなぁ。

しかぁぁし!そんな、ワンシチュエーションなスリラーで、
もっとも大事な俳優の切羽詰った感が、リアルさに欠けたかな。
あんな状態なんでね。もっと訳分かんなくなっても良かったな。

うん、このアタリ、同じシチューエション・スリラーの
『フォーンブース』のコリン・ファレルが、上手かったですね。
あの取り乱し方は尋常じゃない。

しかも、次から次に襲いかかる難題で、80分間、
まったく飽きさせない!いや、あれは、本当、面白い映画だったなぁ…

で、何の話してましたっけ?はっはっはっ



Posted by 獅子王 on 2011/09/13 with ぴあ映画生活