オックスフォード2 ~ディヴィニティ・スクール~ | Lancashire スローライフ

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週末から、又、夏到来のイギリスです
ここ最近、毎年、4,5月にすごい暑くなって、7月、8月は天気も悪く、気温も低く寒くて、夏を感じられないまま、秋に突入してたのですが、今年は又、暑い日が続いてて、やっと夏がきた~!と言う感じで、この暑さ、毎日楽しんでます

さてさて、ちょっと日にちあいちゃいましたが、前回のオックスフォードの観光の続きです。

ラドクリフカメラのあった広場(ラドクリフ・スクエア)をちょっと歩いてみました。
修復中で、一部ネットがかかってて、残念でしたが、古い建物を長く維持していくには、こういう修復作業も大事なので、しょうがないですね。

 

ラドクリフ・スクエアから少し入ったところにブレイズノーズ・カレッジ(Brasenose Collage)がありました。
ブレイズノーズ(真鍮の鼻)と呼ばれる紋章上の動物の形をしていたブロンズ製の聖域に通ずるドアノッカーのオリジナルは、現在ダイニングホールの壁にはめ込まれているようです。



ちょっと中庭を覗いてみました。



ここのカレッジは、一般公開していなかったので、中には入れなかったので中庭だけちょっと見てきました。



壁のサインを発見
エイトという女性のボートレースでの結果のようです。
2008年に優勝



こっちの壁には、2013年には、女性も男性もエイトのボートレースで優勝したらしい記録が・・・
このカレッジ、エイト競技強いようですね。



カレッジの建物もなんだか趣があります。



この通り、なんかInspector MorseやLewisと言う、テレビドラマで、出てきた感じがします。
なんだか見覚えがある・・・



こちらは、オールド・スクールズ・クウォドラングル(Old Schools Quadrangles)のタワー・オブ・ファイブ・オーダーズ(Tower of Five Orders)。
古典建築の5大様式を披露しているそうです。
この庭園が、ボドリアン図書館とディヴィニティ・スクールの入り口にもなっています。



この銅像は、William Herbert,3rd Earl of Pembrokeさんで、大学総長だったようです。

ディヴィニティ・スクールのみのチケット、更にボドリアン図書館も見れるチケットだと他も見れて、ガイド付きで、ドンと値段があがってました。
本当は、図書館の中も覗いてみたかったけど、ガイドツアーまではいらないかな?と、とりあえず、安い方のデヴィニティ・スクールだけ見れるチケット買って、中に入ってみました。



とっても素敵な天井で、広~い。
この天井には、建物の建設に資金を提供した人々の紋章をあしらった浮彫や不思議な獣、聖書の登場人物がちりばめられています。

このデヴィニティースクールは、オックスフォード大学最初の講演ホールとして1423~1488年まで資金が足りず、65年も費やして建てられたそうです。




とっても素敵な建物で、見応えありました。



もしかして、気付いた人もいるかな?
実は、ここ、映画ハリーポッターの『賢者の石』で、医務室の撮影で使われた場所だったんです。
他にも『炎のゴブレット』でダンスレッスンにも使われたそうです。


私達が中に入らなかったボドリアン図書館の中のデューク・ハムフレイ図書館(デヴィニティ・スクールのちょうど階上)も使われていたそうです。

後で紹介するクライストチャーチが使われていたのは知っていたんですが、ここは全然知らずに来たのでラッキーでした。
でも、図書館も中入って見たかったなぁ。

  


左のイスはドレイクのイス(The Drake Chair)。
フランシス・ドレイクの船が、壊れてその船の木材から作られた椅子で、1662年に寄贈されたそうです。

右が、Sir Thomas Bodley's Chest



このドアは、なんとクリストファー・レンの作品だそうです。
クリストファー・レンとは、イギリス王室の建築家で、ロンドン大火からの復興を行い、あの聖ポール大聖堂を修復した事でも有名な建築家さんです。
さすがに素敵なドアでした。