「想い出のピアノ」 森田公一とトップギャラン | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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想い出のピアノ 森田公一とトップギャラン

もしもピアノが弾けたなら」つながり、
森田公一とトップギャラン「想い出のピアノ」です。


森田公一とトップギャラン 想い出のピアノ


ガラスをいろどる雪模様
静かにふけゆく冬の夜
あなたを想って眠られず
灯りをともして弾くピアノ
覚えていますか この歌を
今でもあなたは好きですか
心をつないでいるものは
とうとう一つになりました


「想い出のピアノ」
作詞・阿久悠
作曲・森田公一


若き日のほろ苦い想い出を、懐かし目の曲調に乗せて、切なく歌う森田公一
どうしても「青春時代」を彷彿してしまい、大ヒットの後の2曲目のジンクスは破ることは出来ませんでした。


しかし、この曲も、「青春時代」「下宿屋」「過ぎてしまえば」同様に、思い通りに先に進めなかった若き日の己を、遠い目でたどっている様な阿久悠・森田公一の歌の世界に浸れます。
しかも、「神田川」のような貧しさを前面に押し出すこともなく、どろどろした愛憎劇も唄っていない。

暗くもなく、汚れていないピュアなセピア色(?)に包まれた清潔感がトップギャランの曲の魅力
そんなところが、中高年に人気の理由かな。


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