うぐいすだにミュージックホール 笑福亭鶴光
えー、今日はお好きな方だけどうぞ(汗)
奥様方のアイドル・笑福亭鶴光師匠のお盆特別興行になります。
うぐいすだには、東京の鶯谷を想像しますが、実際の鶯谷にミュージックホールはありません。
まあ、うぐいすだにと平仮名にしたあたりも、在りそうで無い架空の理想郷(?)の夢を男たちに与えるためだったのかも。
では、張り切ってまいりましょう レッツゴー ミュージック!
スポットライトに 照らされて
そろりそろりと帯を解く
かぶりつきの若いお兄さん
ゆっくり見てね ハイドーゾ
ああ七色のバタフライ
食い入るお客がいじらしい
ミラーボールのステージで
踊るツイスト シャイロック
ドラムのソロに波打つバスト
テナーサックスにうごめくヒップ
ああ手拍子も軽やかに
金髪ゆれるベッドショウ
「うぐいすだにミュージックホール」 笑福亭鶴光 昭和50年
作詞・作曲 山本正之
哀愁のあるメロディーです。
鶴光師匠のダミ声になぜか、いやらしさよりも物悲しさを感じるのは僕だけでしょうか。
それに、この映像を見ると、鶴光師匠、ずいぶん真面目に歌っていますね。
師匠の落語の高座は観た事が無いのですが、ラジオのイメージとは違って、キッチリした本格的で評価も高いそうです。
この映像にも、その辺の感じが現れているのでしょうか
それにしても、いかにも昭和の歌謡曲です。
平成になり、しかも21世紀もだいぶ過ぎて、この手のコミックソングが現れにくくなっているようで寂しい限りです。
この曲を作った山本正之は、間寛平の「ひらけ!チューリップ」や、中日ドラゴンズの応援歌「燃えろドラゴンズ!」の作者でもあります。
「タイムボカン」、「ヤッターマン」などの「タイムボカン・シリーズ」も山本正之の作品であり、アニメの中で声優もしているとか。
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