『たそがれの恋』 西田佐知子
『銀座ブルース』 松尾和子+和田弘とマヒナスターズ
引き続き、たそがれつながりなんです。
アダルトチックな2曲。
『たそがれの恋』西田佐知子
西田佐知子の声は心落ち着く、安らぐ声ですね。
汽笛の音が 窓ごしに
ものうくひびく 港のホテル
男と女の 仲なんて
なるようにしか ならないわ
いいの今さら どうでもいいの
もう 恋なんて
『たそがれの恋』 西田佐知子
作詞・水木かおる 作曲・藤原秀行
この曲はその憂いをおびたな声が良く活かされていると思います。
失恋した女性が汽笛が聞こえる港のホテルに一人泊まり、何をするのもめんどくさいと半ば捨て鉢になっていて、まさに、たそがれの恋。
作詞・作曲は、『アカシアの雨がやむとき』と同じコンビ。
この曲は、レコード売上げ1000万枚突破記念曲だそうで、1967年(昭和42年)の発売です。
その後もヒット曲がありますから、トータルの売上げは枚数はどの位になるのでしょう。
人気絶頂の1971年、残念ながら関口宏と結婚引退しました。
一転して、お気楽デュエット・ソング
♪たそがれゆく銀座 いとしい街よ♪
『銀座ブルース』 松尾和子+和田弘とマヒナスターズです。
たそがれゆく銀座
いとしい街よ
恋の灯つく銀座
夢買う街よ
あの娘の笑顔が可愛いちょっと飲んで行こうかな
ほんとにあなたっていい方ね
でもただそれだけね
たそがれゆく銀座
いとしい街よ
恋の灯つく銀座
夢買う街よ
『銀座ブルース』 松尾和子 和田弘とマヒナスターズ
作詞・相良武 作曲・鈴木道明
1966年発売ですから、改めて言うこともありませんが、これまた古い。
マヒナスターズの曲は、『お座敷小唄』、『寒い朝』、『愛して愛して愛しちゃったのよ』、『お百度こいさん』など、ヒット曲多数。
都会派お座敷ソング、ムード歌謡の代表グループ。
曲ごとに、それぞれ別の女性と組んで歌ってますね。
この曲は『誰よりも君を愛す』と同じ、松尾和子とのデュエット。
色っぽいですよね、松尾さん。
懐がちょっと暖かい時のサラリーマンと銀座のバーの女性との恋愛ゲームみたいな歌。
マヒナスターズには、こういった曲が合いますね。
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