武者小路実篤みたいな・・ | kyupinの日記 気が向けば更新

武者小路実篤みたいな・・

ある病院に赴任した時、年配の事務の女性から、

先生は武者小路実篤みたいな字ですね。

といわれた。その場の雰囲気では誉められている感じであった。

武者小路実篤って作家が字が上手いかどうかは知らないが、先生は味のある字ですねくらいの意味だったのだろう。

自分で言うのもなんだが、達筆の家系である。母親も相当に達筆だが、僕は生まれつきそれほどではなかった。ただ、習字はたいてい入選以上だったので、かつては毛筆は上手かったんだと思う。過去ログでは、精神科をすればするほど字が下手になる話をアップしている(ペン)。

だいたい、

書道なんて、上手いのか下手なのかさっぱり・・

あれって、権威ある人が太鼓判を押さないと、認められないんじゃないのか?

その権威ある人たちが、けっこういい加減なことは、フェルメールの贋作作家、ハン・ファン・メーヘレンの事件を見てもわかる。(エマオの食事)


チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲(及び、フェルメールの絵画)

参考
星新一と習字
カルテは文学的に書いてはならない
電子カルテの精神科病院