美容整形でのお手伝いを妄想・・

美容整形では自分の顔の認知の歪から、しなくても良い手術をしている人もきっといると思うので、そういう人を精神科的治療で回復させることを妄想している。

実際、醜形恐怖や、自己臭症、その辺縁にいる人たちである。

彼女（あるいは彼ら）は、本人たちが考えているほど変ではない。あれをどこか弄ると、どこか他の顔の部分に不調和な印象が出てくるような気がする。だいたい、本来必要のない手術もあるのではないかと想像している。

つまり、メイクの範囲で、あるいはダイエットの範囲でなんとかなりそうな人も多いように思うからである。

このあたりの疾患群は、強迫性障害やミュンヒハウゼン症候群、ポリサージェリーの辺縁でもある。

しかし・・
もしそんなことをしたら、完全に営業妨害なので、すぐにクビであろう。

また、「任意」の取り方も重要。

もし重い統合失調症の人が奇妙な体感幻覚から「この鼻を取ってくれ」と訴えたとしても、それを真面目に受け取って、手術する人は稀だろう。

統合失調症の人の明らかに妄想っぽく見える訴えは「任意」が重視されない。それはout of controlの状況が明瞭だからである。

しかし見かけ上、正常な人（健康に見える人）が、「この顎を小さくしてほしい」と言った場合、例え、それが不自然な結果に終わるように思われても、応じることの方が多いような気がする。（おそらくアドバイスはすると思うが。）

健康な人が、顔（や他の身体）を手術することは、任意のものだからである。

美容整形は健康保険が効かない医療ということもある。

参考
醜形恐怖、顔の片側の腫れ、エネルギー
Xファイル
out of controlですよ
慢性疼痛と手術