Kura-Kura Pagong

"kura-kura"はインドネシア語で亀のことを言います。
"pagong"はタガログ語(フィルピンの公用語)で、やはり亀のことを言います。

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 2016年5月29日、 東京都八王子市で開催された多文化・環境共生型野外フリーイベント みんなちがってみんないい2016に行ってきた。

 晴れた空の下、さまざまな音楽や踊りに触れていると自由な気分になる。ここにはメジャーなものはないが、豊かさがある。来年もこの時期、八王子市役所近くの浅川河川敷広場に行こう。

 

(この項、たぶん続きます)

 

 

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 東京・小伝馬町の画廊で開かれている小さな展覧会に行ってきた。(JINEN GALLARYにて2016年6月5日(日)まで)オーライタローさん、おおらいえみこさんという夫婦の美術家の展覧会だ。

 オーライの得意は「昭和」の建物の油彩と、静物の版画。おおらいさんの得意は地中海沿岸のトルコを題材にした油彩や陶芸である。

 おおらいさんの作品にこんなのがあった。

 盛装した男女がほのぼのとした線で描かれている。オスマントルコの皇帝とその妃である。何か文字が書いてある。ローマ字表記のトルコ語だ。オスマントルコの時代、トルコ語はアラビア文字で表記されていたから、ここはご愛敬である。私はトルコ語なぞわからないが、"ALKOL"は分かった。おおらいさんが在廊していたのでどんなことが書いてあるのか訊いてみた。

 

 昔々、トルコの庶民は穀物からつくった飲料を飲んでいた。この飲料は度数は低いがアルコールを含んでいる。おそらく人々は仕事の合間に、喉を潤すとともに、気付けのためにこれを飲んだのだろう。 トルコがキリスト教国だった時代は問題なかった。だが15世紀になって東ローマ帝国が滅び、イスラム王朝であるオスマン朝がトルコを支配するようになった。イスラム教社会の戒律では飲酒は禁じられている。これか先もこの飲料を飲めるかどうか、人々は不安に思ったかもしれない。一方、スルタン(皇帝)や官僚もこの飲料を認めるかどうか迷った。イスラム教は国是だ。だが、この飲料を庶民から取り上げれば、庶民は反発し、国をまとめられなくなるかもしれない。

 庶民が普段飲んでいるこの飲料はワインと違ってアルコール濃度は低い。だからこの飲料は酒ではない。これが宮廷の出した結論だった。おおらいさんの絵に書きこまれた言葉は、「まあ、この飲み物ならば飲ませてもよかろう。」みたいな意味のことらしい。

 

 この飲料の話を聞いて、日本のどぶろくの話を思い出した。日本では飲酒は禁じられていないが、酒は課税の対象のため、当局の許可がなければ製造できないことになっている。だが、それでも独断でどぶろくを作り、飲んでいる人もいる。もちろん彼は酒税の納付を拒んでいる。彼は

「どぶろくは酒ではない、食べ物だ。」

と言っている。近代の日本政府では、日清戦争の際、戦費調達のために酒税の徴収を始めたそうである。そういう視点から酒税制度に異議を唱えている人もいるらしい。

 

 どぶろくは酒に入るのか、入らないのか、それは主観の問題である。

 

 

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AKB48の関連ユニットHKT48のメンバーが唄っている歌『アインシュタインよりディアナ・アグロン』が話題となっている。これらのグループの歌は恋やおしゃれにしか関心のない女の子を主人公にしたものばかりだが、この歌もそれと一緒である。そして、そのような世界観をそのまま言葉にした歌詞がここでは問題となっている。
この歌にこんなくだりがある。

世の中のジョーシキ 何も知らなくても
メイク上手ならいい
ニュースなんか興味ないし

1986年にもこれとおなじような歌が発表された。おニャン子クラブの内部ユニット・にゃんぎらすの唄った『私は里歌ちゃん』だ。作詞者は『アインシュタイン~』と同じ秋元康である。

テレビの堅いニュース・キャスター
暗い事件を伝えるけれど
遠い国のことなど
まるで関係ないわ
専門外のことよ

この時代、企業への就職をめぐる男女差別が当たり前だった。それに異議を唱える声がある一方で、男女同権を求める女から眼をそむける男もいた。
「俺より頭の良い女とは付きあいたくない。」
当時私はいわゆる「いい高校」に通っていたが、男の同級生になかにはそんなことをいう者がいた。
 あれから30年、何も知らない少女「里歌ちゃん」は、いまでは何も知らないおばさんになっているかもしれない。一方、今ではさまざまな職種に女性が進出し、女性科学者も珍しくなくなった。専業主婦や、仕事子育てを引退した高齢者も自分の意見を口にする。国会前はもちろん、いろいろな場所でいろいろな立場の女性が平和と自由を叫ぶ。だが、それを認めたくない男も少なくない。そして、女の子は、女は自分より愚かであってほしい、そう夢見る少年、夢見るおじさんのためAKB48のようなアイドルグループはある。
「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか。」
この発言と似たようなことは洋の東西を問わず古くから言われてきた。「古さ」は「伝統」と言い換えれば格好がつく。


AKB48、それは伝統である。

 
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 2016年5月23日、プロ野球オールスター戦関連のイベントで、東京ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎が「問題発言」をした。彼は嘴(くちばし)から言葉を発する代わりにフリップに文字を書いてコミュニケーションをとるのだが、この日会場で彼が書いた言葉は舛添要一・東京都知事の公金横領問題を揶揄するものだったのだ。

 気持ちはよくわかる。2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、神宮球場の管理者である明治神宮に対して、球場を使用したい、と交渉しているそうだ。組織委員会は神宮球場を競技場として使おうとしているのではない。機材の保管やスタッフの待機のために使いたい、というのだ。期間は2020年5月から11月まで。そうすると、この球場を本拠地として利用しているスワローズは2020年のシーズン、ほとんどの主催試合を別の場所で行わなければならなくなる。これではこのシーズン、スワローズは対戦相手の5球団に対して圧倒的に不利となる。畜生ペンギン・つば九郎はスワローズの重要な関係者だ。黒い腹も相当煮え立っているだろう。

 だがな、つば九郎君、わかっているかな?2020年東京五輪の言い出しっぺは舛添氏の2代前の都知事である石原慎太郎氏なのだ。

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 沖縄で若い女性がアメリカ軍の軍属により殺害された。逮捕された容疑者は元海兵隊員だという。
 この事件で1995年に起きた事件を思い出した。小学生の少女が性的暴行を受けた事件だ。新聞には米軍関係者が起こした事件のリストが載っていたが、性犯罪というものは被害者が泣き寝入りして発覚しないことが多い。現実にはもっと多くの人が木津付いているのかと思うと気が滅入る。そうしたら、元大阪府知事の橋下徹氏の発言に開いた口がふさがらなくなった。米兵の犯罪防止のために性風俗を活用すべきだ、というのだ。風俗の女性なら「米兵の猛者」から身を守れるというのか?
 沖縄に多く配属されている米兵とは海兵隊だ。海兵隊は殴り込み隊と呼ばれる。国土を守るのではなく、敵地に攻め込むため、前線で戦うのが彼らの役割だ。決して彼らは日本を守ってはくれない。そして彼らは、"Kill, kill!(殺せ、殺せ!)と叫びながら戦闘訓練を行なうのだ。軍が兵士に規律を守らせれば犯罪がなくなるとは、残念ながら思えない。
 下にリンクしたのは喜納昌吉の歌だ。1995年の事件のとき、喜納は『少女の涙に虹がかかるまで』を発表した。あの時の少女は今何を思うのか。少女の涙に虹はいつかかるのか。



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 つい先日、東京の官庁街近くで仕事に関するセミナーがあったので行ってきた。地下鉄の駅を出て、大通りを前にして迷った。Yahooの路線検索サイトから地図を印刷したのだが、目印になる建物の記載が少なくて読みにくい。困っていたら近くに警察官が立っていたので道を聞いてみた。

「○○通りを通って○○交差点に進んでください。」

ところが、その○○交差点は会場とは反対の方向にあった。それに気がついて、タクシーを拾った。会場は大きなホテルの会議室だったので、運転手にすぐわかってもらえたのが幸いだった。セミナーには間に合った。

 今回は私の準備に手落ちがあった。以前は、慣れてないところに出かけるときは地図帳を持って行ったものだが、そっちの方がYahooより頼りになった。警察官を責めるわけにもいくまい。彼は警備をしていたのだ。道案内は彼の職務でなかった。彼は表通りから枝道が分岐する場所に立っていた。私が彼の話を聴いていた時、1台の軽トラックが枝道に入ろうとした。地元の商店の車だろう。臨時に設けられたアコーディオン式の門を開けて、彼は軽トラックを枝道に通した。不審な車が枝道に逃げ込まないよう警備することが彼の職務だった。

 

 2016年5月26日、27日の二日間、G7伊勢志摩サミットが開かれる。7か国の行政の長が集まるのは三重県だが、関連する会議が日本各地で開催される。首都東京でも、何者かが暴力に訴えて妨害活動をするかもしてない、という論理で東京では厳重な警備体制が敷かれている。私の目的地の近くには官庁の本庁舎も大国の大使館もあった。この日私は防弾チョッキを身に着けた警察官や彼らの使う車をたくさん眼にした。

 

 ところで、サミットで来日したバラク=オバマ・アメリカ合衆国大統領が広島を訪問する。かつてこの街に原爆を投下した加害国の指導者が原爆犠牲者の慰霊碑に献花してメッセージを述べるという。

 これを未来志向だ、という人もいる。だが原爆被害者に対して謝罪はしないことに対して不満や疑問を持つ人も少なくない。そういった人たちが当日、広島の街で意思表示をするだろう。だが、あくまでも彼らが言論によってオバマ氏に訴えようとしても、日本政府は、警察は、彼らを暴力で訴える者と同列に扱って排除するのだろうか…。東京での警備の様子を見て、ふとそんなことを思った。

 

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 1988年の共通一次試験(大学入試センター試験の前身)の国語で志賀直哉の『出来事』が出題された。

 ある日、町なかで市電の電車が小さな男の子と接触したのだが、男の子は大した怪我をせずに済んだ。それをめぐる出来事を志賀らしい歯切れの良い文章で描写したのが『出来事』である。

 

 路面電車の前後には、車体から突き出すようにして救助網が設けられていた。動力のついた自動車が現れるよりはるか前から、車が人を轢く事故は絶えなかった。まして発明されたばかりの時代の電車の制動力は弱かった。だから、道路上を走る電車には、人身事故の被害を最小限にするため、救助網が設けられたのだ。

 私は鉄道に興味があったので、幼い頃親に鉄道の本を買ってもらった。そういった本の中に、路面電車が日本で初めて開業した京都の風景を描いた絵が掲載されていた。先導係の少年が赤い旗を持ち、

「電車が通りやす。危のうおまっせ。」

と叫びながら走る。その後ろを、救助網を付けた電車が走っていた。

 試験前に『出来事』は読んでいなかったが、知識として電車の救助網は知っていたので、『出来事』の情景は直ぐに理解できた。だから、というわけではないが、マークシートが苦手な私にしては国語の点数はよかった。 

 作品の中で、男の子は小便を漏らして大泣きするのだが、そこで「土瓶の口ようなちんぽこ」という表現が出てきた。これだと女子の得点は伸びないだろう(#)と思ったら、男の私が浪人した。

 

 なお、路面電車のことをよくチンチン電車というが、これはかつて路面電車に車掌が乗務していた時、乗客の乗降が終わり安全確認を行なった車掌が鈴(りん)を鳴らして運転士に出発指示を行なった、その鈴の音から付いたものである。

 

 

 さて、京都市電は残念ながら1978年に全線廃止となったが、JR京都駅から歩いて15分ほどの場所にある梅小路公園に京都市電の車両が保存、展示されている。なかでも、日本の電車としては最古となるN1型27号電車は100mばかりの線路を土曜日、日曜日にのんびりと走る。この電車には『出来事』の電車と同じように救助網が設けられている。

 

 

 

 こちらは昭和のチンチン電車(刈谷市自動交通遊園に保存されている名古屋市電1603号)に設けられた救助網である。時代が下ると、路面電車には救助網の代わりに鉄の棒や板で作られた排障器が前後に設けられるようになったが、戦後の電車の中にも小さいながら救助網が設けられた車輌がある。

 

# メディアの報道によると、この年の共通一次で最高得点者となったのは女の現役の受験生だったという。彼女は日本史で1問不正解だったのを除いて全問で正解し、東大と京大の両方に合格したそうだ。

 

 

 

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「なんで今はやっているものに興味持たないんですか?」

人にそう聞かれたことがある。音楽といえばクラッシックだとか民族音楽を聞いていた私に、ヒットチャート上位の歌を聴くべきたと彼は言った。彼に対する答えは簡単だ。

「世の中には面白いコンテンツが多すぎる。はやっているものに構う暇はない。」

 

 2016年5月29日、「多文化・環境共生型野外フリーイベント みんなちがってみんないい2016」が東京都八王子市役所近くの浅川河川敷広場で開催される。(下の写真は昨年のイベントのもの)

 

 このイベントに毎年参加しているグループでヤイレンカというアイヌ芸能のグループがあって、そのメンバーに誘われて、毎年この時期に開催されるこのイベントに足を運ぶようになった。

 今年は白崎映美が出演するという。白崎は上々颱風のボーカリストだった。上々颱風は、アジアのいろいろな音楽を取り混ぜて、メジャーな音楽とは一線を画した音楽を発表してきたバンドだ。今回彼女は東北9県ロ~ル小のメンバーとして参加する。

 

 初夏の一日、川原の公園でのんびり…。いいもんだ。

 

 

 

 

 

 

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 京都西郊の観光地・嵐山のアクセス手段の一つが嵐電(らんでん)こと京福電気鉄道だ。京都市街地西側にある四条大宮と北野白梅町から嵐山を目指す。

 

 

 

 ターミナルを出発した嵐電は住宅の間をゆっくりと走る。嵐電に乗っていて郊外電車という言葉を思い出した。大都市の市街地と近郊を結んで走る電車のことだ。かつて私鉄の多くが郊外電車として営業を始めた。そしてその郊外電車の多くは遠くへ路線を伸ばし、列車の編成も長大化して発展していくわけだが、嵐電はそのような変化をせずに今も走り続けている。昭和の電車だ。

 グオ~と音を響かせながら発進する電車がこの路線では結構な数走っている。この音は吊り掛け駆動と呼ばれる動力装置の音だ。昭和30年代まで、電気で走る電車は吊り掛け駆動が当たり前だったが、やがて走行音の静かなカルダン駆動が開発され、吊り掛け駆動の電車は淘汰されていった。現在、JRや大手私鉄では吊り掛け駆動を淘汰した電車が過去のものとなっている。その意味でも嵐電は昭和の電車だ。

 そして電車の車内を眺め回す。運転席のすぐ後ろには液晶ディスプレイがあって、停車駅や運賃を表示している。この部分は21世紀の電車である。

 

 

 東映太秦映画村の最寄駅、太秦広隆寺(うずまさこうりゅうじ)駅は変な駅だ。電車を降りると目に飛び込んでくるのは舞踊研究所の看板だ。芸妓や舞妓が普段日本舞踊の稽古をする場所なのだろう。まるで駅のホーム上に稽古場があるような、この雰囲気がたまらない。電車が嵐山に向けて出発すると、いきなり道路の上に出る。車窓にドカンと現れるのは大きな寺の山門。山村美紗のサスペンスにも登場しそうな光景だ。

 

 

 広隆寺という寺の名前は知らなかったが、この寺の宝物殿にはよく知っているものがあった。1989年に消費税制が始まるまで、封書(定形郵便物25g以内)の郵送料は長いあいだ50円だった。その封書に使う50円切手に刷られていたのが、弥勒菩薩半跏像の写真で、その弥勒菩薩像が広隆寺の霊宝殿に納められているのだ。寺の受付の女性からそのことを聞いて、拝観料を納めた。子供の時、手紙の封筒で見た穏やかな笑顔を間近でじっくりと眺めた。

 

 

 西大路三条駅と蚕ノ社駅の間では、電車は道路の真ん中を走る。チンチン電車だ。地下鉄と接続する嵐電天神川駅にはさすがに柵と屋根が設けられているが、西大路三条駅と山ノ内駅は道路よりちょっと高い安全地帯しか設けられていない。京都市中心部や国鉄京都駅へ乗り入れていた京都市電は1978年に廃止となったが、それでも古都ではチンチン電車がどっこい生き残っている!

 

 

 「昭和」を味わってみたいみなさん。京都の嵐電はいいですよ。

 

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 京都の街なかにひっそりと紫式部の墓があるらしい、というので5月の連休中行ってみた。最初、彼女の墓への行き方を宿の人に聞いても分からなかったがウィキペディアに記載してあった所在地を見せたら直ぐに分かって、バスでの行き方を教えてくれた。

 

 京都市営バスの堀川北大路バス停のすぐそば、武家屋敷のような塀に囲まれた場所に彼女の墓があった。

 

 

 土饅頭の上に小さな石塔。世界に知られた大河小説を著した女性の墓はささやかだった。 まあ、彼女の墓とは言っても断定はできないらしい。なにせ紫式部は生没年すら正確にはわかっていないのだから。

 『源氏物語』それをあえて簡潔に言えば「マザコンでロリコンの不倫大好き人間(#)」の物語、となる。時の権力者・藤原道長がモデルだとも言われる主人公・光源氏だが、彼は執筆当時の倫理に照らしても問題のある人物だったようだ。以前、NHK Eテレで瀬戸内寂聴が『源氏物語』についてフェミニズム的視点からの批判的な解説をしていたが、こういう読み方が賢い読み方なのだろう。

 中には、『源氏物語』を読んで、

「昔の偉い奴って女とやってばかりじゃないか。」

と思う若者もいるだろう。そのうちに、

「王朝文学を学校で教えていたら国民が自分の国に誇りを持てなくなってしまう。」

なんていう識者や政治家もそのうちに出てくるだろう。実際、光源氏が父帝の后と不義密通した、というこの作品を研究することは戦前の一時期はタブーだったそうだ。

 

 

 紫式部の墓の隣には小野篁(おの=たかむら)の墓がある。二人の墓は地元に人により守られていて、私が訪れた朝はちょうど篁の墓の掃除中だった。

 

 小野篁という人物を私はまだギャグマンガの登場人物としてしか知らない。『鬼灯(ほおずき)の冷徹』(江口夏実・作、『モーニング』(講談社)で連載中)で、あの世で働く、頭脳明晰だがどこか間抜けな官僚として彼は登場する。彼については怪談めいた言い伝えが残っていて、夜なよな生きながら井戸からあの世へ行き、閻魔大王の補佐をした、という話が古文書には記されているそうだ。

 

 二人の墓を訪れたあと、しばらく周辺を歩いてみた。

 玄武神社という小さな神社があった。

 

 

 御所の北にあるから、北の守護神・玄武の名が付いたようだ。玄武は蛇が巻き付いた亀のキャラクターで描かれることが多いが、あったあった、亀のキャラ。

 

 

 京都の住宅地は、古い建物と調和するように建てられた建物が多いので、歩いていて楽しい。そんな中、こんな家を見つけた。

「アベ政治を許さない」

という言葉を玄関に掲げた家。古いものと新しいものが混在した街が京都なのだ。

 

 

 

 

# 『笑う大天使(ミカエル)』(川原泉・作、白泉社・刊)のセリフ

 

 

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