「4日から住む所ないのに仕事さがして」では…公設派遣村831人の生活再建を | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※たびたびの訂正で申し訳ありません。みどりさんからの情報で、5日についてもまだボランティアを募集するかどうかが決まっていませんので訂正します。東京都の方針が今日になって変更してしまったため、「ワンストップの会」も予想外の事態でまだ折衝中だということです。詳しいことがわかりましたらブログでお知らせしたいと思います。


 ★みどりさん からの緊急の情報と、markさんからの情報で、「4日のボランティアは中止」となったことが分かりましたので、このエントリーを訂正して、「5日のボランティア大募集」とします。


 ※「公設派遣村」(渋谷区・国立オリンピック記念青少年総合センター)は、2日現在で入所者831人となっています。以下、「ワンストップの会」(年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会)からの報告です。


 1月2日も1日と同様、オリンピックセンター前に陣取り、順次バスに乗車してもらって学習・相談会を開催しました。これまでの合計で379名の個別相談を実施(集団学習会除く)し、生活保護のファックス申請は274名に達しました。まだ、どの制度を利用しようか、悩んでいる人もいて、3日も実施しますから、生活保護申請はかなり増えると思います。


 いよいよ1月4日の退所日が近づいてきましたが、3日は午後から外出禁止・部屋待機になり、東京都が個別に部屋を回って、各自の行き先等を告げることになっています。ただし、都の相談の状況を聞くと、生活保護申請している人に対して「4日はハローワークに行くように」などと言っているとか、まだ、いくつもの問題が報告されています。最後まで、こちらの相談活動を貫き、本人が自分の意思で判断し、どうするかを決めること、その意思が最大限尊重される解決がはかられるよう、援助を強める予定です。


 「ワンストップの会」の相談には、「公設派遣村の相談では、ともかくハローワークで仕事をさがしてくれと言われる。ハローワークで仕事を何度さがしてもダメだから困っている。仕事がみつかるまでの支援が欲しい」「生活保護の相談をしても、まだ若いからと相手にされない」、「生活保護を受けたいと言ってもとりつく島がない」、「4日から住む所がないのに仕事のことばかり言われる」、「生活相談といっても生活実態の聞き取りだけだった」などの声が寄せられています。


 ▼今後の日程5日のボランティア大募集


 3日も引き続きオリンピックセンター前で行動をおこなっています。


 5日、入所者は都の用意したバスで移動して、福祉事務所やハローワークに出向き、各種手続きをおこなうことになります。その状況を把握し、スムーズにいくように援助するための要員が多数必要です。5日午前9時に集合して行動できるボランティアを大募集します(※出向く先には法律家・専門相談員と一緒に行ってもらいますので、普通のボランティアの方でも結構です)。できるだけ、たくさんの人が必要ですので、知り合いの方にも声をかけて大集合してください。


 ◆1月5日午前9時 ボランティア大集合

  (集合場所=JR新宿駅西口・小田急百貨店前)
  意思統一後、ハローワークや福祉事務所への待機行動へ各自出発

  《連絡先》年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会
       代表 宇都宮健児(弁護士)、略称:ワンストップの会
       TEL:080-3432-9023 または 090-6944-1636
       Email:
hakenmura@mail.goo.ne.jp