良質な植物性タンパク質と脂肪を豊富に含んだ健康食 高野豆腐。
高野豆腐を粉末にした粉豆腐で、炒り豆腐をつくりました。
高野豆腐(凍り豆腐)を粉末状にさせたのが“粉豆腐”
100%大豆でつくられ良質な植物性タンパク質に脂肪がとても豊富な大豆加工食品です。
粉豆腐は、高タンパクで低カロリーで クセが無くたんぱくな味わいのため
炒り豆腐をはじめハンバーグやお好み焼き、クッキーなどにも加えつくることのできる粉豆腐。
高野豆腐のふるさと信州では、普段から色々な食材と合わせて料理に活用されているようです。
そしてレジスタントタンパクがたっぷり含有されている大豆加工食品です。
現在人に多く見受けられる神経過敏や不整脈 骨粗鬆症。
それらの予防のためカルシウムはかかすことのできないミネラルです。
しかしカルシウムだけでは、それらが予防できるかとは言えなく
吸収率を高めるためにも“太陽のビタミン”と称されるビタミンD
ビタミンDが豊富な干し椎茸や鮭 カレイなどの食材と一緒に食べることが大切です。
高野豆腐のパッケージのレシピにもあるように
高野豆腐(カルシウム)×干し椎茸(ビタミンD)はゴールデンコンビ。
より一層効果を高めるには、手のひらに太陽を浴びることが良く、
しかし紫外線は肌には大敵ですが、骨づくりに大切なビタミンDを作る役割を果たすので
夏においては20分程度でもいいので、浴びるとカルシウムの吸収率を高めてくれますよ。
ただし紫外線対策のクリームを塗った際には、手のひらを水で洗い流すこともお忘れなく・・・
カルシウムもそうですが、注目すべき成分は
レジスタントタンパク(レジスタントプロテイン)という成分が豊富なこと。
その成分は、体内で消化されにくいというのが特徴で、コレステロール低下作用などの
効果があり、健康維持のためには有効とされる成分です。
レジスタントタンパク(レジスタントプロテイン)が豊富な食材には、
高野豆腐のほかに酒粕 そば 大豆 インゲン豆などがあります。
高野豆腐のたんぱく質は、元々の大豆たんぱく質よりか、
レジスタントタンパクの割合が多く、その結果として高野豆腐のたんぱく質が
豆腐や油揚げ 厚揚げの加工大豆食品より強いコレステロール調節作用を持つものとされ
代謝を上げて余分な脂質を抑制するようです。
このことから糖質や脂質の多い食品に、レジスタントタンパクの食材を加えるなど
食生活を見直すことにより、代謝異常症候群(メタボリックシンドローム)の改善などに役立つものです。
食べずに痩せるより、食べて痩せるダイエットの方がずっとずっと身体にやさしく良いことです。
五訂 日本食品標準成分表より参照した 大豆製品の100g当たりに含有されている栄養成分です。
数ある大豆製品の中でも、トップというべき栄養豊富なのが高野豆腐です。
高野豆腐で炒り豆腐
【材料(3人分)】
粉豆腐(高野豆腐粉末・80g) 甘海老(12尾) 干し椎茸(3枚) にんじん(1/2本)
ねぎ(3本) 油揚げ(1/2枚) 乾燥ひじき(10g) こんにゃく(1/3丁) 鰹だし汁(2カップ)
酒(大さじ1) 砂糖(大さじ3) 淡口醤油(大さじ2)
【下準備】
干し椎茸は汚れを落としてから水で戻し、戻した椎茸は石づきを取り、スライスカットします。
乾燥ひじきは、水に30分ほどつけて戻します。
こんにゃくは薄切りにし細切りにし、塩ゆでします。
にんじんは皮を剥き、長さ3cmの幅5mmほどの細切りにします。
ねぎは輪切りにし、油揚げは熱湯をかけてから短冊に切ります。
甘海老は頭部を取り、ほかは殻を残したままよく水洗いします。
【作り方】
①熱した鍋にオリーブオイル(大さじ2)を入れ、
甘海老とねぎ以外の食材を加え、中火で軽く炒めます。
②だし汁を注ぎ
③酒(大さじ1) 砂糖(大さじ3) 淡口醤油(大さじ2)の順に味付けします。
*お好みに応じて調整してください
④沸騰してきたら、甘海老と粉豆腐を加えよくかき混ぜてから
フタをして弱火で2分ほど煮込みます。
⑤ふたを開け、ざくっとかき混ぜて中火にして5分ほど煮込みます。
⑥煮汁がなくなる程度まで、炒り煮し 刻みねぎを散らして かき混ぜて出来上がりです。
そもそもの原材料は「大豆」なのに
“おから”でもなく、“炒り豆腐”でもない
“高野豆腐の炒り豆腐”の味わいは、
ふっくら感にそれぞれの食材の甘味と旨みが染み込まれ 深みある美味しさです。
悪玉コレステロール値を下げ動脈硬化を予防するなど、
▶▶ おからの煮物
▶▶ 凍り豆腐と菜の花の煮物
▶▶ ぜんまいと絹厚あげの煮物
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