ま~ぴょんさんの「生教育」【報告】 | 子どもを守る目@関西のブログ

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生(せい)教育」の詳しい説明は、こちらのブログをご覧ください。
(性教育=生教育の説明が書かれています)

「お子さんが小さいうちから性教育を伝えることは、とても大切なこと」

と、普段からおっしゃるま~ぴょんさん。
その意味が今日、初めてわかりました!

ま~ぴょんさんはスクールカウンセラーをされていたのですが、
中学生から、

「もしかしたら妊娠したかも?」

「生理がおかしい」

等の相談を受けたそうです。

後悔する前に、きちんとした性に対する知識と価値観を持つことはとても大切なこと。
知識があるかないかで、後の人生を大きく左右することになります。

特別な人権教育や、道徳教育がなくても、
命が生まれる時の話を、小さい頃から聞いていたら、
自分の命も、人の命も大切にしようと思える。


だから、お子さんがなるべく小さいうちから、
性教育を伝えてほしい。

この話を聞いて、そういえば自分も、生理の時の体調の変化や、気分の変化、
それらの変化とどう付き合っていくか…
そんな話を人生の中で、誰ともしたことがないことに気づきました!

もちろん、知識としては、生理→SEX→妊娠まで、学校教育でほんの「数時間」習いました。

でも、それが具体的なイメージとしては繋がらないし、
いざ、自分が体験しても誰にも聞けないし、
性的なことを誰かに聞くのは恥ずかしいことだと思っていました。

誰にも聞けなくなる前に、家庭で性の話をタブーにしないことが大切。

性教育のチャンスは9歳まで、と言われているそうです。

タブーにせず、その子が知りたいことを、その年代なりに、

「そんな話をしちゃダメ!」

ではなく、わかりやすく伝える。


例えば幼児の頃に、

「赤ちゃんはどこから生まれるの?」

と聞かれたら、

「パパとママが仲良しして、赤ちゃんが欲しいと思ったらできるんだよ」

と、その年代に合った話をする。

性教育は一度したら終わりなのではなくて、
成長に合わせて、表現を代え、継続してすることが大切。

小学校5、6年生になったら、「SEXって何?」という質問をしてくる子もいてる。
その時は、大人の入口として、しっかりとした性の知識を伝えなきゃいけない。

そして、子どもの頃から、

「プライベートゾーン」

を教えてあげる。


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プライベートゾーンとは、水着を着たら隠れる部分で、
見られてはダメだし、見せてもダメだし、
触られてはダメだし、触ってもダメ。

もし、プライベートゾーンに何かあったら、
誰にされても、それは絶対にダメなことだから、教えてね。

と、小さいうちから伝えることが大切。

ある程度大きくなったら、間違った知識を見聞きして、
その価値観が正しいと思うかもしれない。

性教育を受けずに育ち、間違った知識を得ること、知らないことは、
自分だけではなく、他人も、そして、子どもが出来た場合、その子まで傷つけてしまう。

(余談ですがAVビデオは、女性がSEXを嫌がるシーンを入れないと売れないそうです…。
特殊なケースを除き、それは男性の幻想です。
AVビデオは所詮、作りものということもきちんと伝えないといけない。
嫌がる相手にSEXを強要するのは「DV」=「暴力」です)

家庭内で話すことが難しかったら、今はいろんな絵本があります。


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ただ、これらの絵本も、子どもの頃に違和感なく聞けても、
9歳頃から、「気持ち悪い」と、感じるお子さんもいらっしゃるようです。

その時は、別の表現方法で伝えてあげてください。

途中で会場のみなさんにも、
どうやって性的なことを伝えているか?を聞きました。

その一部を紹介します。

「神さまが、ママのおへそから赤ちゃんを入れてくれる」

(生理になった時、息子さんに聞かれて)
「神様に子どものタネをもらったら赤ちゃんのベッドを使うんだけど、
もらわなかったら、月に一度、捨ててキレイにするんだよ」

「結婚してるお父さんとお母さんしか、赤ちゃんのタネはもらっちゃダメ。
赤ちゃんが出来たら、仕事も掃除も洗濯もご飯の用意も、
全部自分がするんだよ。それが出来るようになってからでないと、もらっちゃダメ」

タブーではなく、ロマンチックに伝える。


(テレビを見ていてラブシーンになった時)
「プライベートなことは人に見せるものじゃないから、フタしとこか、
と言って、チャンネルを変える」

オープンにしすぎず、プライベートなことなのだということをしっかりと伝える。

男性からも、女性からも、会場から、

「うちはこうしてる!」

と、沢山の例を聞かせていただきました!


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よくよく考えると、こういう話題をしたのって、人生初です。

自分の生理も、妊娠も、出産も、誰にも相談できませんでした。

気が付いたら、ぶっつけ本番で、流されるままに終わってました。

親に聞くことは恥ずかしいと思っていたし、
仮に聞いたとしても、親の価値観が正しいとは限らないので、
こういう場所で、いろいろな家庭の価値観を知ることって、
実は、ものすごく重要なこと!!ということに今日、初めて気が付きました。

他の家庭が子どもに対して、性の価値観をどう伝えているか初めて知りました。

学校の一方通行で教えられた知識だけがベースで、
あとは本で読んだことを信じて親になった自分が、
子どもに正しい性教育が出来ているとはとうてい思えません。

今日、いろんな方の意見を聞いて、
人生で一度も話したことがなかった話題をしていることに、
とても新鮮な気持ちになりました。

ま~ぴょんさん、教えてくださり、本当にありがとうございました!!

とても良い勉強をさせていただきました!!


そして、来てくださったみなさん(大人25名、お子さん2名)、
会場設営、空調管理、進行協力、そしてなんと最後の掃除機かけまで…!!
至らない運営だったにも関わらず、快くお手伝いくださり、
本当にありがとうございました!!\(^o^)/


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終わってからのお茶会には、なんとこんな素敵な手作りケーキまでいただきました(*^_^*)
あまりの美味しさに、会場から拍手が沸いていました♪
ご馳走様でした(^O^)


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