その怪物 <몬스터> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<クライム>

    監督:ファン・インホ

    出演:イ・ミンギ、キム・ゴウン

 

 

久しぶりに叫びました。「金返せ!」。。。心の叫びよ。

 

先ず、ポスターが、凄くカッコいいから。そっち系を期待するでしょ?

なのに全然違うんだもの。

 

(ポスターの)期待通り、恐ろしいシーンが満載なのに。それを全てぶち壊すマヌケなシーンも満載で。

前半なんてめちゃ眠くなっちゃって。私映画史上、初寝落ちするかと思ったわ。危なかった。

 

イ・ミンギさんはナイスな演技でしたよ。異常者を好演しておりました。

ゴウンさんも本当に上手。

ウンギョ ~青い蜜 』の方が私は好きだけど。

 

二人とも良い俳優さんで。。。脇もさ。キム・レハさんとか。いいのに。

こんな残念な仕上がりになっちゃって。切ない限り。

 

アクションも多めなんだけど、それが妙なカメラワークで落ち着かないというか。スピード感を出す為なのかカメラが揺れて。それが完全に逆効果。ごちゃごちゃしてるだけになっちゃってる。

 

ハイヒールの男 』でスンウォンおっぱの華麗なアクションシーンを見たばっかりだからかな。

勿論、ミンギさんが悪い訳じゃないよ。監督のせいでしょ。

 

「明らかな矛盾」と、「シリアス映画における無駄なコメディー要素」。。。これが私の思う韓国映画の二大悪癖。←勿論、それがプラスに作用する作品も多いんだけど。

これはまさに、その悪癖のせいで見事に失敗した作品と言えるでしょう。 

 

ついでに。

エンドロール上のオチも最悪だったわ。

わざわざパク・チョルミンさんを投入して。なんだあれ?ほんと、意味わからん。最後まで残念でした。