パク・ソニョンが朗らかな役。 『18・29 ~妻が突然18才!?』 | コワれるまで ALLORA

パク・ソニョンが朗らかな役。 『18・29 ~妻が突然18才!?』

大風水(テ プン ス)(2012年)の前に、キム・マンドク (Kim Man Deok) 美しき伝説の商人』 (原題: 巨商 ( The Great Merchant)萬徳 (マンドク) 2010年) を観終えています。
これをまとめたいと思いつつ、『大風水』 にのめりこんでしまいました (;^_^A

『キム・マンドク』 について書きたいな、と思っていたのですが、ついつい観入ってしまったのがラブコメ 1818・29 (18 vs 29)~妻が突然18才 !?』(原題:18・29  (ヨリョドル スムラホプ)2004年)。

本作は はじめて観るドラマではありません。
多分私がTVの韓流ドラマを観始めて、3作目くらいの作品ではないでしょうか。

なのでずいぶん忘れていました。

で、ちょっと思い出してみようかと思ったきっかけが、『大風水』 に登場した幻の大妃(テビ)ママ、パニャの少女時代を演じたパク・ミンジ。

この娘が 『18・29』 の主人公、ユ・ヘチャンの女子高生時代を演じていたからです。
18・29
相手役のカン・ボンマン(高校時代はチェ・シウォン)を 「やい、カンポン ビックリマーク」 と呼び捨てるヘチャンが印象的です。

そのカンポンと結婚して、やがて誤解による夫婦の破局がれたとき、ヘチャンは交通事故に遭って部分的な記憶喪失に陥り、18歳当時のところまで記憶が消えてしまいます。

で、自分が29歳だということがわからないヘチャンの無軌道ぶりが笑える、というドラマなのでした。

29歳のまま学校に戻り、秀才のキム・ヌン(イ・ジュンムン) に対して、初対面なのにいきなり「体操着」を貸してくれ、と言ってのけるヘチャン。

そのときから、ヘチャンは本作では ジャージ 「体操着( チェジョボク)」と呼ばれるんですね。
18・29
ヒロインに妙なニックネームが付くのは、韓国ドラマのお約束です (;^_^A



     1829     1829     1829



『18・29』 を今観てみようという人は少ないかも知れません。
まあ大作でもなければ、名作と言うほどでもないし・・・

それでもついつい観入ってしまい、結局最後まで観ちゃったのは、肩の凝らないライトなドラマだからです。
起こる事件はアットホームなことばかりだし、韓流に付きもののお約束の出生の秘密だって、そんなにたいしたモノじゃない

もうひとつ、悪役もそんなにドロドロしていません。
パク・ウネがチョコチョコと、ヘチャン・カンポン夫婦の仲を裂こうとしますけどね。
18・29
そんなに憎まれるような役どころではありません。
コンギットル 『恋愛操作団(Dating Agency)シラノ(Cyrano) (2013年)のヘリ(ハ・ヨンジュ) 級程度でしょうか。

本当にドロドロの憎まれ役というのは、(現代ドラマで言えば)韓国ドラマ 火の鳥火の鳥(Phoenix)(2004年)のユン・ミラン(チョン・ヘヨン)みたいな役どころでしょうね。

まぁ、そんなふうに、安心して観ていられるゆる~い作品です。
なので、疲れた頭にはうってつけなのです。

そして一番大事な点、本作の大事な魅力は、ユ・ヘチャン役のパク・ソニョン。
なんといっても観る人を元気にさせてくれる、朗らかさが魅力です。

ラブ・コメですからねぇ。

パク・ソニョンの代表作といえば、私にとっては 妃 『張禧嬪』 ((Jang Hee bin)(2002年) の、中殿マ( チュンジョン)マ(仁顕王(イニョン )后)。

『18・29』 とは全然違うパク・ソニョン、寡黙で芯の強い女性を演じました。
本作でも、多少そんな片鱗を見せてくれますけどね。
18・29
パク・ソニョン、ヘチャンとチュンジョンではどっちがいいかな~。

とっちかというと、大作 『張禧嬪』 のときの印象が好きかな~。




最後に、ヘチャンの母親役が、色々なドラマに出てくるアジュマ キム・ミギョン。
18・29
えっ はてなマーク 若いじゃーん ビックリマーク