黒執事 Book of the Atlantic

 

全国の腐女子が夢中な『黒執事』劇場版。

どうやら、タイタニック&ゾンビの気配。

 

だとしたら面白いに決まっているのだけれど、本当に面白いじゃないかああああッ!!!

・・・すみません、急に大声出してすみません。

 

世界観は、実写版でご存知の方も多いかもしれない。

少年シエルは悪魔セバスチャンと契約している。

彼らは、伯爵と執事として生活。

2人はこれまでに数々の事件を解決してきた。

 

それだけが分かっていたら、問題ない。

ぃや、何も分かっていなくとも大丈夫。

実際、黒執事初体験でハマった男性数名を知っている。

そこが、劇場版の上手さだ。

 

美形キャラクターに女子熱狂。

少女キャラの躍動に男子興奮。

思わず惹き込まれるゴシック+コメディ+アクションな、めくるめくダークワールドなんデス(death)ッッッ!!!

 

 

 

悪魔セバスチャンは小野大輔。もうもうもう!イケメンボイス略してイケボが果てしない!

 

少年シエル役の坂本真綾はもはや、エヴァ碇シンジ役の緒方恵美に並ぶ少年声。端正。

 

大好き死神グエルは福山潤で、登場時には拍手したくなった。

エリザベス役、田村ゆかりの勢いが破竹すぎる。鳥肌!

 

アンダーテイカー役の諏訪部順一も、じっくり聴けた。

と、続々といつものメンツが大挙してスクリーンに登場するのだから、たまらんちん。

 

阿部記之監督は『黒執事』シリーズは勿論、『幽遊白書』や『BLEACH』の映画を手掛けてきた。

さすが、劇場用の演出に長けていらっしゃる。

クライマックスは大仕掛けで美麗で、緩急でワックワクだ。

 

 

 

私事ながら公開までに、アニメ第1期全24話、第2期全12話、『Book of Circus』全10話、『Book of Murder』上・下を鑑賞して準備万端であった。

 

枢やなの原作コミックをアニメ化して10年。

1月公開からの上映も、今週で終了する所が多い。

2回観たけれど、もう一度観たかった。

 

イケメン目白押しのオカルティック事件は、絢爛豪華。

衣装も身ごなしも華麗。

このシリーズ、根底にあるテーマは愛と信頼である。

今回は、これまでアニメでは描かれなかったアレコレが登場して驚きも沢山。

 

ここまで献身的な悪魔はもう、天使なんじゃないかと思うほど。

こんな執事が欲しくなること必至。

ただ、悪魔の御眼鏡に叶わない低レベル人間なので、我ながら切ない。

 

 

特典はセバスチャン(左)も当たりましたから嬉しいdeath。

 

 

 

映画 スクリーン

 

『黒執事 Book of the Atlantic』
2017年/日本

原作: 枢やな
監督: 阿部記之

脚本: 吉野弘幸
出演: 小野大輔、坂本真綾、田村ゆかり、諏訪部順一、福山潤、KENN、杉山紀彰、寺島拓篤、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、藤村俊二

 
 


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※鑑賞の感想です。情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。