10月5日、U-17ワールドカップ残りの準々決勝が開催され、日本はガーナに0-1で敗北。ドイツはブラジルに2-1で勝った。
日本ーガーナ 0-1
前の記事で若干懸念を表明しておいたが、まさかここで的中するとは思わなかった
やはりこのチームは吉田監督のチームだった。ヤングなでしこと同じ弱点を持っていた。
リトルなでしこ達は多分ガーナ対策などはヤングなでしこと同じくやっていなかったに違いない。
そしてガーナは完全に日本対策をやってゲームプラン通りに集中していた。
ヤングなでしこのドイツ戦のように、フィジカルの優位性を出されて個々につぶされていくと、やはりヤングなでしこと同じくペースを崩されて戸惑い、実力を発揮できなくなった。
またヤングなでしこと同じく、一旦守勢にまわり、個々の力で押し切られると、これまた冷静さをなくし、思わぬミスをして自滅した
敗因としては53分の右サイドからの何の変哲もないシュートをGKの平尾がトンネル
恐らくバウンドが変わったのかもしれないが、それまでにも十分守備は崩されていた。
攻撃面では、日本の長いパスが完全に狙われてカットされた。
リトルなでしこは、ヤングなでしこよりも攻撃連携が少なく、個々の能力に頼っていたし、仕掛けられるドリブラーが少なかった。
確かに従来の日本よりはフィジカルがいいが、やはり世界的には弱いという事実を忘れていたようだ。
しかし別にそんなに重大事には思えない。
この年代は勝つこともあれば負けることもある。
ましてやサッカーという競技はバルサでもレアルでも少し間違えれば簡単に負けるというスポーツであり、それが魅力なのだ。
U-20 最強と思えたドイツも、グループリーグで楽勝したアメリカの粘りにペースを狂わされて負けた。
今回の試合はどこかそれと似ている。
さも世界一になることが誇らしく、当然のように言い立てていたフジが問題なのだ。
とりあえずこれからは、ヤングなでしこよりもさらに歯の浮いたような放送を聴かずに済む
一応ネットで観ているので、決勝戦まで、そんなにこだわらずにレポはしよう。
ドイツーブラジル 2-1
これはいくつか驚いたことがある。
ドイツ代表のフィジカルが大きくなかったこと、こんなに組織的でないドイツを見たのは初めてだったこと、ブラジルが日本戦とは見違えるくらいよくなっていたことだった
ということで、組織的ではないドイツ、13分CKからあっさり完全にファーをフリーにしてブラジルに先制点を贈呈
しかしやはりブラジルはブラジル。
31分、Daeritzが一人で突破すると、そんなに難しいとは思えないシュートを防げずゴール
後半、どちらも一進一退の攻防が続いたが、集中力が上がっていくドイツに比べて下がっていくブラジル
そしてアディショナルタイム、完全にここで勝つ気迫のドイツが全員怒涛の猛攻をかけ、Kanaakが逆転ゴール
最後はやはり「ゲルマン魂の勝利」と言っても時代遅れではないだろうか
ヤングなでしこドイツ戦敗北と問題点はここ
ヤングなでしこ敗北と吉田監督の楽観発言はここ
最強のドイツが負けたU-20決勝戦はここ
リトルなでしこ記事はここ
エンディングはアゼルバイジャン音楽ビデオ
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