生と死とヨガマット。その4 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

その1
その2
その3


ブログの神降臨中。
ずっと書きたいと思ってきたけれど
言葉にならなかったものを
すごい勢いで文字化しています。


トイレも我慢しているんだ!(いばることではない)



そう、理系だからね、根が。


いつでも
黒白はっきり付けたい、というアイデンティティは根深かった。
ずいぶんコレでも緩んだんだけれど


そもそもの所で思っていたわけ、
正しい事と間違っている事がある、と。


それが
ゆうやくんの言葉を聞いていた3時間ではじけた。


知覚がはっきり変わった瞬間を忘れない。


スピリチュアルであるって
ただ
真剣さの強度だったんだ。


具体的にどのような生き方を選ぶかじゃない
心がけの問題ですらない、
ただ「真剣さ」だけだったんだ。


真剣に生きるって言っても
眉間にしわを寄せるとか
必死さとか
深刻さとか
そういうことでは全然ない。


軽やかに、真剣に生きていくことだって出来る。


むしろ
真剣に生きている人ほど軽やかなのかも知れない。



真剣に生きるって、
わたしのイメージはね
ヨガマット。





マットがなくてもヨガは出来るんだけれど
あのグリップがあると
足がピタッと床についてホールドされて安定が増して
アサナが深くなる。


あの、
ぴたっと地面に足がついてその上で
いろいろなアサナを、世界を、経験しているイメージ。



この地上でのことは
ヨガクラスの一時間で
いろいろ経験するアサナのよう。


頭を下にしたり
上に伸びたり
体をねじったり
逆さまになったり、
その様々な感じと
そこから見える世界の見え方を
ただ経験しているだけ。


どのアサナが正しいとか、ない。
どこがストレッチされるかとか
どこが開くか、そういうことが
ただ、違う、というだけ。


マットにピタッと足をつけていることが
そのひとつひとつを
もっと深め、ていねいに経験することになる。


はっきり言って、ヨガは
てきとーにやってもすごく気持ちがいい。


でもマットを使ってやるとそれはもう全然
深さが違う。


それが「真剣さ」ということのイメージ。



これはものすごいこと。



たぶんわたしの人生で初めて
「正しいか間違っているか」以外の知覚が
生まれたんだから!!!


大げさじゃなくて
マインドの理解じゃなく
口で言ってるだけでもなく
それがほんとうにあるんだ、っていうことを
全身の感覚で分かった、初めての瞬間。


知っていても
自分の感覚として採用してはいなかったのだと思う。


文字にしたら簡単だけれど
もうほんとうにびっくりした、その感覚に。


今まで意識の奥で自動的に選別していた
「それは正しいか間違っているか」といういちいちのジャッジが
終わった瞬間。
(ああ、しますけど。し続けますけど、気付くようになった。)



その瞬間ね、
カウンターの前に立っている、彼を感じた。
というか、彼はそこにいた、晴れやかな顔で。
こちらを向いて、笑顔で立っていた。


そして
葬儀の時間になると手を振って去っていった。
(律儀なやつだと思った。5分前に移動するのか、サスガ先生だな!笑)


この話を先日、コオさんのところでかいつまんでしたら
「それが本当の先祖供養なのだ」
と言われた。


「間違っていた人なんていなかった」
って全員の人に言っている、っていうことだから、と。



この日から世界の色が変わった。
相変わらず、悪戦苦闘ふつうにしてますけれど
自分を責めることも人を責めることも
なんていうのかな
「それがわたしではないし、その人でもない」と
思っている。



宇宙塾のあと電車にのるのにホームに降りて行ったら
ホームへの階段をモップで掃除している男性がいた。


今までだったら、彼の存在はほとんど「風景」のように
感じていたと思う。


でもそのとき、とてもビビッドに、その掃除をしている人の
「存在」を感じてちょっとびっくりした。


全員が、今までと違って見える。
正しい人も間違っている人もいなかった。


何をしていても
その「真剣さ」というグリップ感は
にじみ出てその人となって伝わってくるものだ。



以前こんな記事を書いたことがあった。
矢印ただ生きることだ、と改めて新年会で思った件。



言ってることとしては
ここで書いてることとまあ大差ないわけですが
今それを全然違った深さと場所から思っています。


ただ、生きることだと。
じゅうぶんというか、もうそれを真剣にするっていう
そのことだけだったんだと。
ぴたっと、素足でマットを踏んで。


アシュタンガヨガの、パタビ・ジョイス師の有名な言葉。


『Practice . And all is coming . 』



ただ毎日の、プラクティス。
ただ毎日を、真剣に生きること。



今日、夫のお店では奇数月恒例のライブイベントだった。


その友人も
ライブイベントで歌ってくれてたんだ。



だからカウンターに彼が好きだったラフロイグを置いた。






通夜のミサでわたしの大好きな神父であり
彼とものすごく関わりの深かった神父が
力強い説教をしてくれた。


キリスト教では
地上の肉体を離れても
魂は永遠の生命を生きる、と考えているのです
だから
彼は今も私たちとともにいて
私たちは彼の永遠の生命を、共に生きているのだと。



だから明日からも
私は彼の永遠の命と共に生きる。
あなたが生きたかった明日を。



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○【10/23(木)】 『エッセンス・オブ・クラニオバイオ レベル1』@横浜仲町台
○【11/5(水)】『クラニオ・フォローアップ練習会』@横浜仲町台
○【11/27&28(木&金)】 『エッセンス・オブ・クラニオバイオ レベル2』@横浜仲町台


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