2011-03-19

東京電力の計画停電を考える

テーマ:電力・エネルギー問題

西陣に住んでます-計画停電



東日本で発生したマグニチュード9.0大地震によって

日本経済の中心、そして世界経済に強い影響を与える東京を含む

東京電力サービスエリア(関東1都6県+山梨県+静岡県東部)が

現在、計画停電という状況に追い込まれています。

いつまで計画停電が続くのか・・・実際に停電に遭遇されている方々には

とっても気になるところであるかと思います。


東京電力の電力需給につきまして、私は若干の知識がありますので、

この記事で理性的に考えてみたいと思います。




1東京電力の発電設備と現在の可能供給力


まず、東京電力の発電設備ですが、大きくは次の3つに分けられます。

水力発電所:約850万kW
火力発電所
:約3700万kW
原子力発電所
:約1750万kW

ちなみに他に風力発電所地熱発電所もありますが、
水力・火力・原子力に比べると発電量は微々たるものです。


さて、総計約6300万kWの発電設備のうち
少なくともどの程度の設備が今回の地震で被害を受けているか
東京電力の[プレスリリース] から分析してみたいと思います。


西陣に住んでます-福島原子力発電所(digitalglobe)

(Digital Globe社撮影画像を引用)


まず、今回の地震によって、夏までにはまず復活できないと思われるのが、
福島原子力発電所の計940万kWです。


福島第一原子力発電所500万kW
福島第二原子力発電所440万kW


また、今回の地震によって緊急停止している火力設備が
次の計680万kWです。


広野火力発電所(2号機+4号機):160万kW

鹿島火力発電所(2号機+3号機+5号機+6号機):320万kW
常陸那珂火力発電所(1号機):100万kW
東扇島火力発電所(1号機):100万kW


以上の緊急停止している発電施設を除くと、

この段階で稼働可能な発電設備は約4700万kWということになります。


現在の電力需要の最大値が約3500万~4000万kWなので、一見すると
まだ余裕がありそうに見えますが、これがなかなか余裕がありません。


というのも、電力設備には必ず点検・メンテナンス期間が必要になります。
事実、世界最大の原子力発電所である柏崎刈羽原子力発電所の、
2,3,4号機(計330万kW)は定期検査中で稼働していません。


また、水力発電所の設備容量(約850万kW)はあくまで最大値であって、
この大部分を占めている揚水発電所の稼働率は10%程度、
調整池式・貯水池式も50%あればよいところのではないでしょうか。
実際に100%稼働させることは不可能といえます。


一方、中部電力から受け取っている融通電力は計160万kWです。

*通りすがりさんいつもご指摘どうもありがとうございます。

 貴方様は本当に素晴らしい知識人で正義の味方です。

 「中部電力から」と書いたことで関係各位には多大なるご迷惑おかけしました。

 ここに訂正してお詫びいたします。


新信濃変換所60万kW
佐久間変換所30万kW
東清水変換所10万kW
北本連系設備60万kW


残念ながら全体量に対してドラスティックな効果を与える量ではありません。


つまり、現在の電力消費量に対して

ホントにギリギリの線で運用していると言えます。
残念ながら、東京電力の計画停電は、

とってもリーズナブルな方策と言えます。



2一日の電力の需要と供給


電力は一度発電すると、貯めておくことはできません。
つまり発電した電力はすぐに使わなければ無駄になるわけです。
なので、電力会社は電力需要に合わせてその分を発電します。

下の図は、1日24時間の電力の需要供給の関係を示したものです。


西陣に住んでます-電力のベストミックス


まず、図の赤い線は、電力需要曲線です。
多くの人達が眠ってしまう真夜中に最低となり、
多くの人達が活動する昼間の午後に最高となります。
この最高となるときの電力を最大電力と言います。

電力供給にあたって重要なターゲットとなるのは、この最大電力です。
この最大電力を含めた各時間の電力需要を上回る供給を行えない時、
早期の回復が困難な大停電が発生して
日本人の暮らしと経済に大打撃を与えると考えられています。

以前、カリフォルニア大停電がありましたよね。


さて、上の図には、このような電力需要に対して

電力供給をどのようにやっているかについても示しています。

供給面から見ると、電力には次の三つの種類があります


ベース供給電力:原子力など出力調整が困難な大容量の電力
ミドル供給電力:火力(特にLPG、LNG)などの出力調整ができる電力
ピーク供給電力:水力(特に揚水)などのすぐに稼働できる電力


つまり、原子力発電をベースに、火力発電で出力調整しながら、
水力発電でピークを補うというものです。
このうち、最大電力を確保するための決め手となる重要な電力設備が、
「環境に悪い」「脱ダム」「ダムは無駄」などと
人気取りの政治家や特定のイデオロギーを持つ運動家から
コテンパンに攻撃を受けているダムによる水力発電なんです。


水力発電は、電力の全体的なデマンドに対して
ベースとなるような大きな電力量を供給することはできませんが、
他の電力にはない素晴らしい長所があります。

それは、水を落とすための蛇口をひねれば、
すぐに発電が可能となることなんです。

つまり、電力消費量のピークが現れそうな時に
短時間(4時間~6時間)だけ、すぐさま大きな電力を供給できる
とっておきの電力設備といえます。

阪神で言えば、藤川さんっていったところです。


このようなピーク対応の水力発電所には
調整池式貯水池式揚水式の3種類がありますが、
このうち、下図に示す揚水式発電が最強設備と言えます。


西陣に住んでます-揚水発電の仕組み


揚水発電は、地下発電所とその上下にある貯水池を使った発電方法です。
夜間に余った電力を使って下部貯水池の水を上部貯水池に運び、
昼間の電力のピーク供給時にこの水を下部に落として発電するものです。
河川流量の大小に関わりなく毎日確実に発電できるのが特長です。


東京電力の揚水発電所としては次のようなものがあります。


安曇・水殿・新竜島発電所90万kW
新高瀬川発電所128万kW
玉原発電所120万kW
塩原発電所90万kW
今市発電所105万kW
葛野川発電所160万kW(現在80万kW
神流川発電所282万kW(現在47万kW


このうち、安曇・水殿・新竜島発電所を除けば、
いずれも岩盤の中に掘削された地下発電所
特に神流川発電所については、私も見学したことがありますが、
高さ52m、長さ33m、長さ216mの世界最大規模の地下発電所です。


西陣に住んでます-神流川地下発電所


日本の電力の根幹をこのような揚水発電所が支えていることを

ここに強調しておきたいと思います。



3今後の電力需給の見通し


今後、計画停電をいつまで継続するかは、

今後の電力需給の回復にかかっています。


事故のダメージを考えれば、福島第一・第二原子力発電所940万kW

今年中の復活はまずあり得ないと思います。


そんな中、火力発電所のダメージがどのくらいであるのかは

情報がないために何とも言えませんが、報道がほとんどないところを見ると

福島原発に比べれば壊滅的なダメージを受けていないことが期待されます。

早期の回復を願うところです。

また、柏崎刈羽原子力発電所2、3、4号機については

点検が終われば復帰するはずです。


これらが復活すれば、

暖房の季節が終わって電力需要がやや少なくなる5月頃には

計画停電が中止される希望が持てます。

・・・が、

問題は6月~9月までのです。


最大電力の大きさと時間帯は季節によって異なります。
今の季節は暖房が必要なため、
少し寒くなる夕方の18時~19時に約4000万kWというピークが出ます。
一方、真夏には、クーラーを使用するため、
最も暑い14時~15時に多い時で約6000万kWというピークが出ます。
これは年間を通してのピークでもあり、
この時期に東京電力やその関連企業のオフィスを訪れると、
電気を消して真っ暗な中で仕事をしている異様な風景が見られます。
このことがマスコミで報じられているのを見たことがありませんが、
電力供給を続けるためにまず自らが省エネを行っているんです。

ちなみに、やや冷夏だった平成21年の東京電力の最大電力は
7月30日14:00-15:00に記録した5450万kWです。
平成22年についてはデータが公表されていないために何とも言えませんが、

通常は、6000万kWに近い需要があります。

つまり、これまで東京電力は、6300万kWの発電設備で

かなりのコストイフェクティヴな運用をしてきたわけです。


また、新潟地震新潟県中越沖地震

柏崎刈羽原子力発電所が停止した時には、

東北電力から融通電力があったのでなんとか乗り切りましたが、

今年の夏は東北電力からの融通は期待できません。


そんな中で福島第一・第二原子力発電所の940万kWが絶望ということは、

たとえ4月末に計画停電が一時終了したとしても、

今年の夏には確実に計画停電が復活するものと考えられます。


残念ながら↓このような東京は夢のまた夢です。


西陣に住んでます-東京(Sankeibiz)

(Sankeibizから引用)


そんな中、明日はそんな夏を克服するには私達が何をすればよいか?

について考えたいと思います。




関連記事


[東京電力の計画停電を考える]

[今こそサマータイム導入を!]

[東京電力の計画停電を考える-2]


具体的な試算はこちら

[今夏の電力需給を分析する 1]

[今夏の電力需給を分析する 2]

[今夏の電力需給を分析する 3]




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コメント

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270 ■269 memory_na2さんへ

本当にレスが遅くなって申し訳ないです。
発電の記録は電力会社の業務データなので、
なかなか私たち一般人には手に入らないのがちょっぴり残念です。
調整池式・貯水池式は揚水式と違って、
水を使うと無くなってしまうのが残念なところです。
電発や各種共同火力などの卸売電気事業者による発電分は、
「他社受電」という枠組みで東京電力の供給力に折り込み済みです。
独立系発電事業者(IPP)についても、契約があるものについては、
すでに折り込まれているはずです。
小口のものでもたくさん集まれば、かなり貴重な電源ですが、
問題はよく言われているように送電を管理する東電自身です。
電力と航空会社については、競争により経費削減すると、
設備の信頼性に影響を与えかねないので、
ユーザーとしては心配なところがありますが、
それでも送電線の利用価格は高すぎると思います。

269 ■無題

とても参考になりました。
資源エネルギー庁の電力調査統計によると、水力発電の設備利用率は、H22の実績で東京98.2%、全国でも90%以上とあります。
調整池式・貯水池式では実績で設備容量の50%以上の発電をしているようなので、ピーク時の供給となるとかなりの量を期待できそうです。時間毎の発電量のデータがあれば正確に把握できるのですが。

質問なのですが、電力需要について計算する場合、卸電気事業者の神奈川磯子火力発電所120万kw分は考慮しないものなのでしょうか?
また、自家発電も関東に火力1500万kw、水力100万kw、風力20万kwの設備があり、H22夏に火力800万kw、水力50万kw程度の発電実績があります。一般電気事業者への送電200万kwは計算に入れてもいいと思うのですが・・・。

先週から電力について調べ始めたところで、わからないことばかりです。もしよろしければご教授下さい。

268 ■266 bemsjさんへ

お読みいただきありがとうございました。
今関東地方では、実現可能な夏の節電についてあらゆる努力をしてますね。
特に公共の場では、必要最小限の電力消費を一つ一つ探っているようです。
なんとしても夏の計画停電を回避して、日本人の生活に問題が生じないよう、
そして日本の復興が上手くいくよう願っているところです。
そんな中で、供給力が徐々に回復してきているのは頼もしいところです。
需要の低減も供給力のアップも少しずつですがいい知らせが入っていますね。

267 ■265 Marineさんへ

こちらこそお読みいただきありがとうございます。
私も個人にも企業にもなるべく負担をかけないで節電を実現することが
最も重要なスタンスであるかと思います。
その中で企業に対する電力使用制限などは、
生活に負担をかける究極の禁じ手だと思ってます。

266 ■無題

実にわかりやすい解説で、参考になりました。
東京の都下に住み、現在、計画停電の対象地区にいます。今後どうなるか、私なりに東京電力の報道発表をみて、需要電力と、供給電力の値を見てきました。
地震後に、3週間ほどかかってようやく電力供給量として500万KWは増えたようです。
この変化は私の趣味の切手のサイトの片隅に
グラフを紹介してみました。
http://homepage3.nifty.com/elestamp/misl.htm

265 ■Marine

とてもわかりやすく教えていただき、ありがとうございます。

みんな無理のない範囲で、自分はこれができる。と思うところをやっていって、うまく節電できるといいですね。




264 ■kazuさんへ

お返事いただきありがとうございます。

@広野火力が全滅

 担当者いわく、事務所が津波でさらわれてしまい、職員は内陸部に避退しており、復旧のめどは経っておりません。原発に注力していて火力まで手が回らないとのことです(船が入る関係上、ここの海洋調査の仕事をしています)。また津波で水深が浅くなっているため、燃料を満載した船が喫水が浅すぎて着岸できません。

@おそらくそのような定量的なデータをベースにしながら、東京電力、シンクタンクのアナリスト、そして経産省の官僚のブレインストーミングによって最終案を数案策定し、その採否を政治家が最終的に判断するということは自明です。

 お言葉ですが、風力発電のアセスメントの時に自然公園法に抵触する可能性があるから「環境大臣と協議すること」という一文を条文に入れろと法令協議の場で言ったら「必要ない」とほざいたのは経産省側です。鉱業法の協議でも突っぱねて来ましたね。

 もっというなら昨年のJOGMECの件(私、この技術移転に首まで浸っていましたので)で、件の氏の暴走を止められなかったのはエネ庁にも監督責任があると思いますが、どうも彼ら自身も贈収賄の件は知らなかったようですしね(船回りは国交省マター)。電力と石油の違いこそあれ、彼らの対応はKazu氏のいう「自明」という状態には程遠いと思います。

@産業用を削減しないでピークをずらすアイデア

 反対です。冷房等夏期需要を含む夏期最大電力は、東電の「最大電力(送電線)に締める冷房等夏期需要」によれば夏期含む年度ごとの販売電力量のうち、民生用と産業用の構成比は、1985~1989年頃が約6対4であったのに対し、最近(2005~2009年)は7対3となっています。これから家庭、商店、事務所等で使用される民生用が大きく増えていることが読み取れます。大工場等で使用される産業用の比重が低下しているわけで、経済構造の変化が現れており、産業用を削減しても問題はないと考えます。大体大口需要者は割引制度の適用を受けているのですから彼らから削減するのが筋でしょう。そうでなければその分の電気代を徴収すべきです。もしくは一般需要者に返金すべきです。

 …"No work, No Pay"の原則は断じて譲れません。

263 ■132 ちょっと疑問さんへ

おいでいただきありがとうございます。
世界最大の原発である柏崎刈羽原発が完全に停止していても
頼れる東北電力が後方支援していたので大丈夫だったわけです。
電力会社同士はサービスエリアが異なることもあり、
協力体制がとれています。
基本的にはピーク時の短時間の不足分を融通していたのと、
売電分の東北電力のシェアを下げることで協力していたのではと考えられます。

262 ■127 天堂まやさんへ

おいでいただきありがとうございます。
ツイッターで御紹介いただきありがとうございます。
電力会社は池上さんでも雇えばいいんですけどね。

261 ■123 @MUSEE_mさんへ

おっしゃるとおりです。発電効率が恐ろしく小さくなるだけで
蓄電池で貯めることは可能ですね。
一方、大容量の電力でも、
位置ポテンシャル(揚水)、圧力ポテンシャル(CAES)、
熱ポテンシャル(温度差)など、電位を別のポテンシャルに変換したり、
SMESやフライホイールのような形もありますね。

260 ■121 猫倫さんへ

ありがとうございます。
ご紹介いただき嬉しいです。

259 ■120 noharaさんへ

柏崎、東海第二、女川、福島第二のこと、
そして総論について私もnoharaさんとまったく同意見です。
このままではきっと大変なことになってしまうでしょう。
ただ、地元の同意は民主国家である限り必要になりますね。

258 ■119 kyoさんへ

お読みいただきありがとうございました。
電力需給のより深いご理解に役立てたとしたら
とっても嬉しいです。

257 ■118 山手のドルフィンさんへ

おいでいただきありがとうございます。
計画停電、本当に大変ですね。
寒い日がまだまだ続く昨今、
体調を壊されないようがんばってくださいね。

256 ■116 通りすがりさんへ

絶対にウソです。
東京電力株式会社の役員が
そのような権限を持っていないことは自明だからです。

255 ■115 それは本当ですか??さんへ

今はもう実績値が1時間おきに出ているかと思います。
もちろん東京電力は電力需要の短期予測のもとに
供給計画をたてているはずです。
そして、需要予想も毎日出ていますね。
電力需要はなんかしらのインパクトによって
急増することもあるので、
供給力の90%で運用している現在の姿は
けっして足りているというものではないと思います。
1グループの計画停電によって確保される余力は
500万kWと言われているので
東電はむしろうまく運用していると思います。

254 ■113 はまっこさんへ

ご要望された通り、東京電力がついに計画停電のグループを細分化しましたね。
この細分化がよりキメが細かくロスが少ない計画の策定に
つながっていけばよいのですけど、
少なくとも前進はしているのではないでしょうか。
私は関西に住んでますが、夏のピーク時には
横須賀で暮らしている義母に絶対に京都に来てもらおうと思ってます。

253 ■112 ともっちさんへ

「大丈夫でした?」という挨拶を交わされることは
とっても素敵なことだと思います!
実は、地震が発生した時にたまたま海外にいて
その言葉を親族に十分かけてあげられなかったことを負い目に思ってるんです。

252 ■111 uchujinさんへ

ありがとうございます。
民間備蓄と国家備蓄で約180日分はクルードオイルはあるんですよね。
LPGも国家備蓄のプロジェクトが進んでますね。
カトリーナ台風のときもそうでしたけど、
製品があれば合衆国に緊急輸出できたんですけどね。

251 ■110 FMActionさんへ

ありがとうございます。
ご参考になったとしたらとっても嬉しいです。

250 ■108 purikoさんへ

おいでいただきどうもありがとうございます。
電力需給のより深いご理解につながったとしたら嬉しいです。
ブログにもご紹介いただきありがとうございます。
ご主人にもよろしくお伝えください(笑)。

249 ■107 ひできさんへ

エネルギーセキュリティーを重要視するのであれば、
周波数変換施設をもっと作るべきですね。
そしてその際には、利潤を追求する一企業がすることではなく、
このようなシチュエーションを解消できない結果責任をとって
国が作るべきだと思います(厳しいですけど)。

248 ■106 herbさんへ

本当にそうですね。今年の夏が涼しいと助かります。
ヒートアイランド現象、気象庁データを見てみると、
確かに埼玉県北部にまで到達しているようですね。
山が最も迫っているポイントなので
気流がとどまりやすいのかもしれませんね。
ヒートアイランドはさらなるヒートアイランドを促進するのが
たいへんなところですね。

247 ■105 はとさんへ

「蓮舫節電啓発等担当大臣からの節電のお願い」
という広報が首相官邸から出されていますが、
その中で次のように述べられています。
※ 節電について特別のご協力をお願いするのは、被災地を除く東京電力、東北電力管内の皆様です。
※ 周波数の違いなどにより、電力融通に限界があるため、東京電力及び東北電力管内以外の地域の方の節電の寄与度は限界があります。これらの地域の管内の皆様におかれては、通常の節電努力をお願いします。

246 ■104 NemoFintaさんへ

東海第ニ原発は日本原子力発電の情報によれば
今のところ大丈夫のようですね。
非常時のマニュアルに従った点検をしているのではないでしょうか。

245 ■103 Haruさんへ

お読みいただきありがとうございます。
ご紹介いただきとっても嬉しいです。

244 ■102 yoske7さんへ

お読みいただきありがとうございます。
また何かしらの関連記事を書きたいと思います。

243 ■101 おしえてさんへ

その昔は原子力とペアで使われていましたが、
近年では、夜間の発電量が増加し、原子力等のベースロードだけでは
夜間に余剰電力が生じなくなりました。
なので揚水の電力は基本的に火力で発電しているようです。

242 ■100 高級さんへ

ありがとうございます。
水力についてはまたいつかアップさせていただければと思います。

241 ■99 ジュンさんへ

おっしゃるとおり、
その昔は原子力で生まれた余剰電力を使うというのが揚水発電でしたが、
今では、夜間の電力需要も多いので、
ベースロードの原子力ではなく、ミドルロードの火力を使って
揚水していることになります。
なので、単純に揚水発電所と原子力発電がペアであるとは
言えなくなったと思います。
おっしゃる通り、原子力発電が停止した今は、
普通に考えると、夜間に揚水用の電力を調達するのが難しいと思いますが、
ミドルロードの火力を出力調整せずにベースロードのように用いることで
揚水用の電力は確保できるはずです。
またそれができない場合には、
すでに昼間の供給の段階で破たんしているはずです。
エアコンなしでがんばっていらっしゃるんですね。
応援させていただきます!

240 ■98 よっしーさんへ

お読みいただきありがとうございます。
ツイッターやブログで御紹介いただきありがとうございます。
電力需給を知ることによって、節電のポイントもわかりますよね。

239 ■97 HMSさんへ

広野火力が全滅というのはどのような状態かわかりませんが、
深刻であることは確かなのでしょうね。
柏崎原発は日本の頼みの綱ですが、地元が拒否するのであれば、
執行の手続き上、難しいかと思います。
電気事業連合会の「最大電力発生日の時間別電力需要の推移」は
まさに電力業界で制御を行う人達がいつも睨んでいるものです。
気温との1次相関関係に関するデータも多量に蓄積されているようです。
もちろん入力パラメータの選択にあたっては、
気温だけではなく、湿度、曜日、TV視聴率他などの
数量やカテゴリカルデータを取り込める多変量時系列モデルを使って
分析する必要があり、当然、東電ではこのような分析によって
各ファクターが与えるインパクトを十分に把握しているのは明らかです。
特に大口の製造業は彼らの最も大事なクライアントでもあり、
膨大なデータをもっていてマーケティングの段階で分析もすんでいるはずです。
おそらくそのような定量的なデータをベースにしながら、
東京電力、シンクタンクのアナリスト、そして経産省の官僚の
ブレインストーミングによって最終案を数案策定し、その採否を
政治家が最終的に判断するということは自明です。
そんな中、私たちができることは、
可能な限り実現性のある多様なアイデアを出して
費用対効果を計算してもらうことだと思います。
あくまで私が思うに、産業用を削減しないでピークをずらすアイデアが
望まれていると思います。

238 ■96 雅武さんへ

ありがとうございます。
今、国民の最も関心があることは、目の前にあるイシューを解決するために
そのメカニズムを理解することですよね。
それによって、個々ができることが増えると思います。
ピーク電力の節電に向けてがんばりましょう。

237 ■95 アボさんへ

平時には効率的に動いていたこのシステムですが、
ベースロードが止まってしまいますと
個人に大変な負荷がかかってきますね。
でも、おっしゃるとおりできることからこつこつとが重要と思います。

236 ■94 あっとあいさんへ

お読みいただきありがとうございます。
大まかな構図はこの記事に書きましたが、
おっしゃるとおり、
実際にはよりきめの細かいオペレーションが行われています。

235 ■93 かっぱジィジィさんへ

おいでいただきありがとうございます。
計画停電を円滑に進めるにあたって
現状のカラクリを理解することが重要ですね。
福島原発の再稼働はまず難しいでしょうね。
これに代わる電源確保と節電の知恵をなんとか見つけないとなりませんね。
石油については、現在日本では民間備蓄と国家備蓄が行われていて
180日分の使用量が確保されているので、
すぐには影響を受けないシステムになっています。
ただし、先日、地震のガソリン不足を解消するために
民間備蓄の22日分がすでに放出されています。

234 ■92 yoshi106さんへ

お読みいただきありがとうございます。
お子さんのエネルギー問題に関する理解が深まるといいですね。
ツイッターでご紹介いただきありがとうございます。

233 ■91 NKMTさんへ

74のごまふあざらしさんに対する返答にも書きましたが、
柏崎の稼働を決めるのは、地元の首長と議会、
つまり地元の人達が選出した政治家と、
その行動に影響を与える地元の人の意見です。
ただし暴動を起こすのは法治国家ではしてはいけないことであることは
当然ご存じのことと言えます。
さて、まず今回の原子力発電所の事故が何に起因しているか
まだ調査が行われていませんが、
基本的には津波による電源系統の破壊によるものという見解が主流です。
新潟の場合には、島孤-海溝系の海溝と反対側に位置しているため
活断層タイプの浅層地震ということになり、
リバウンドタイプの地震によって生じる大きな津波が発生する確率は
著しく低いものと考えられます。
なので、今回の福島原発の地震被害を柏崎に
そのままあてはめて考えるのは必ずしも妥当であるとは私は考えません。
一方で、夏に冷房が使えなくなるとすると、
東京電力管内で熱中症を中心とする多くの健康被害が生じる可能性もあります。
死亡者が出る可能性も高いでしょう。
私が言えるのはそれだけです。
どうぞ、よく考えて行動して下さい。

232 ■90 ゆかりさんへ

ありがとうございます。読んでいただき嬉しいです。

231 ■89 u0uさんへ

お読みいただきありがとうございます。
ご指摘の通り、東京電力は1時間ごとの電力消費量のグラフを公開しましたね。
今後、季節が良くなると夕方の暖房分が減ってきます。
そして夏が近づくほど昼の電力量が徐々に増えて行くはずです。
ぜひチェックしてみてください。
使用者の区分は、私が知る限り東京電力では公表していません。
いくつかのシンクタンクがデータを推定しているようです。

230 ■88 ゆうさんへ

お読みいただきありがとうございます。
電力需給に理解を深めることは、
エネルギー問題を考える上で重要ですよね。

229 ■87 ぽわーんさんへ

お読みいただきありがとうございます。
ご紹介いただき嬉しいです。

228 ■86 giraffeさんへ

エネルギー年鑑、電力発電所設備総覧、日刊電気新聞、
東京電力プレスリリース、東京電力発電設備、
資源エネルギー庁エネルギー白書他です。

227 ■85 shiratoriさんへ

私も玉原発電所に見学に行ったことありますよ。
周辺はなかなか素晴らしいところですね。
文書力が低いので本意が伝わっていないかと思いますが、
記事内で書いたのは、ダムの建設を反対している人を指しているのではなく、
「ダムは無駄」などとダム→無駄という図式をセンセーショナルに
もてあそんでいる人達に対する警鐘です。
これまでダムの存在によってどれだけ多くの人命や守られ、
飲料水が確保されてきたかを冒涜するような発言かと思います。
よくいわれる山の保水力がダムによってなくなったというような推論も
科学的根拠がないことが実証されています(川辺川ダム共同実験)。
実は先祖が水上で本陣をしてました。ダム建設で移転せざるを得なくなった
八ッ場の本当に素晴らしく忘れがたい温泉宿にも何泊かしたことがあります。
本当に寂しかったのですけど、その温泉宿は移転してしまいました。
そんな中、八ッ場ダムの建設が行われる直前に建設にSTOPがかかりました。
八ッ場ダムを前面に出して「コンクリートから人」へと宣言していた
当時の民主党の政治的な理由以外考えられません。
冷静に群馬県の水系とダムの分布を見ていただければわかりますが、
他の水系に多くのハイダムが位置しているのに対して、
八ッ場ダム上流にあたる西側の大きな集水域を制御する施設が
八ッ場ダムの水系には全くないんです。
つまり八ッ場ダムは他の既設のダムよりもプライオリティーが高いダムと言えます。
そう言った意味で民主党は支持しませんが、
馬淵大臣の見識は高いと私は思います。

226 ■84 sakaiさんへ

広野火力、相馬共同火力、常磐共同火力などの
福島県東岸の火力発電所の
一部の設備が被害を受けて停止しているという見解が
それぞれの会社から明らかにされていますが、
「全滅」という言葉を使った公式見解はないようです。
貴重な情報なのかも知れませんが、
「全滅」というタームがどのような被害を表しているのか
残念ながらわかりかねます。
東京電力の電力消費量実績については公開されましたね。

225 ■83 みほこさんへ

マイプレジャーです。
こちらこそおいでいただきありがとうございます。

224 ■82 たんじぃさんへ

お読みいただきありがとうございます。
水力は発電までの工程のリードタイムが非常に少ないので
集中的に投入したり波状的に投入したりできるのが強みです。
ただ、残念ながら4時間~6時間しか持たないんですよね。
ピーク時の節電がとにかく重要であると思います。

223 ■81 ♪けんたろうさん

ご提案どうもありがとうございます。
ただ、このブログは今までどうぞご自由にということでやってましたので
いまのところ訂正は
「中部電力から」→削除
「新潟地震」→「新潟県中越沖地震」
の2点です。

222 ■80 ななななしさんへ

おいでいただけて嬉しいです。
そしてブログにご紹介していただき
本当にありがとうございました。
電力需要が増える夏までに、
いろいろな知恵を結集して対抗策を立てることが
本当に重要だと思います。
それこそ命にもかかわることかと思います。

221 ■79 yuniさんへ

おいでいただきありがとうございました。
新潟地震では正確でないですね。おっしゃるとおり
気象庁で言う「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」のことです。
ごめんなさい。

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