1票の格差 それが何か? | 朝倉新哉の研究室

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広島高等裁判所が、昨年12月の総選挙に関して、選挙無効の判決を出しました。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130325/trl13032517120004-n1.htm

からの引用です。

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昨年12月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、
広島高裁(筏津順子裁判長)は25日、
小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。
無効の効果は「今年11月26日の経過後に発生する」とした。

同種訴訟の無効判決は初。
直ちに無効とはならないが、格差の抜本的な是正に乗り出さなかった国会に、
司法が選挙のやり直しを命じる異例の事態となった。

一連の訴訟で小選挙区についての判決は8件目で、違憲判断は6件目。

これまで東京高裁、札幌高裁、仙台高裁、名古屋高裁金沢支部、高松高裁が「違憲」、
名古屋高裁、福岡高裁が「違憲状態」と判断。
いずれも無効請求は棄却していた。
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福島民友新聞には

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筏津順子裁判長は判決理由で
「選挙権の制約や民主的政治過程のゆがみは重大。
 最高裁の違憲審査権も軽視されている」
と指摘。
格差是正に乗り出さなかった国会の怠慢を厳しく指弾した。
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とあります。

昨年12月の選挙で格差があるのは、直接的には、そのときの国会、

つまり民主党が多数を占めていた国会に責任があるのではないですかね。

もちろん、それ以前に格差を放置していた自民党にも責任はありますが。

2009年の総選挙に関しては、選挙無効の判決は出さなかったのに、

なぜ、今回の選挙については、無効判決など出すのでしょうか。

まあ、筏津とかいう人は、そのときには裁判長ではなかったからなのでしょうが。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130326/trl13032609120005-n1.htm

から抜粋しての引用です。

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記者会見に臨んだ金尾弁護士は、
詰めかけた記者団を前に上気した様子で
「無効判決は日本の憲法訴訟史上で初めて。本来の司法の役割を明確に示した」と指摘。
「一票の格差は国権による国民の人権侵害。
 本来は自分たちの責務で定数配分をやり直さなければならないと、自覚してほしい」
と国会に注文を付けた。

さらに、
「司法が国会にあまりに軽視されていた。
 裁判所としては『なめるのもいいかげんにしろよ』ということでは」と感想を語った。

岩西広典弁護士は「珍しい判決に立ち会えてありがたい」と満足げな表情を見せた。
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国家戦略研究
記者会見で笑顔を見せる原告の金尾哲也弁護士ら
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130325/trl13032517120004-n1.htmより転載

1票の格差は是正しなければならないとしても、

正直言って、今やることか?

という気がします。

・巨大地震への対応
 (南海トラフの地震で、32万人の死者が出るという試算が出ています。
  これへの対応は最優先課題でしょう)

・尖閣周辺で領海侵犯、領空侵犯を繰り返す中国への対応

・弾道ミサイルの射程延伸を進め、核実験も行い、核武装の高度化を進めている
 北朝鮮への対応

・TPP交渉への対応

・デフレを脱却して、健全な経済成長を取り戻す

上記のような重大事に比べたら、1票の格差など優先順位が低い問題だと思います。


>「司法が国会にあまりに軽視されていた。
> 裁判所としては『なめるのもいいかげんにしろよ』ということでは」

まったく、何を言ってんでしょうか。

「今は、1票の格差なんかやってる場合じゃない。
 国民をなめるのもいいかげんにしろよ。左翼弁護士ども!」

福島瑞穂(社民党党首)をはじめ、弁護士には、左翼が多いんですよね。

こいつらが日本の足を引っ張ってるんですよ。


今は、国民一丸となって、上記5つの事柄に当たるべきときなのです。

1票の格差は後回しでいいんです。

1票の格差解消に時間を取られて、地震対策が遅れたらどうする?

北朝鮮や中国に核攻撃されたらどうする?

左翼弁護士、お前ら責任とれるのか?


日本の足を引っ張る連中は、日本には不要!
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