安倍内閣は”仕事が早い?” | 朝倉新哉の研究室

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史上初の選挙無効判決が出た”1票の格差”問題。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130327/plc13032712120015-n1.htm

からの引用です。

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菅長官、抜本改革の前に「0増5減」成立を

菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、
衆院選挙制度改革に関連し、
小選挙区定数「0増5減」の区割りを決める公職選挙法改正について、
定数削減を含めた抜本改革よりも優先し、今国会中に成立させる考えを示した。

菅氏は
「0増5減は政党間で決めた話。
 決めたことは着実に進めるのが政治への信頼を取り戻す第一歩で、
 (公選法改正の)法律を成立させるのが第一だ」と強調。
その上で、衆院「1票の格差」をめぐる
昨年12月の衆院選を無効、違憲とする高裁判決を念頭に、
「0増5減だけで終わりではなく、真摯に判決を受け止め、
 定数削減も含めた大局的な観点から話し合い、前に進めていくべきだ」と述べた。
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「0増5減」は、以前から決まっていた話ですから、

これはさっさと成立させましょう。

そうやって、

裁判所の口を封じておいて、
(違憲判決や選挙無効判決が出ないようにするという意味)

”優先順位の高い問題”に時間と労力を集中すべきです。

・巨大地震への対応
 (南海トラフの地震で、32万人の死者が出るという試算が出ています。
  これへの対応は最優先課題でしょう)

・尖閣周辺で領海侵犯、領空侵犯を繰り返す中国への対応

・弾道ミサイルの射程延伸を進め、核実験も行い、核武装の高度化を進めている
 北朝鮮への対応

・TPP交渉への対応

・デフレを脱却して、健全な経済成長を取り戻す

上記5つに比べたら、定数是正や選挙制度改革は、優先順位は低い問題です。

いずれは、やらなければいけないと思いますが、

今やることではありません。

「0増5減」法案を通すことなど、

安倍内閣にとっては”片手間仕事”でしょう。

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第二次安倍政権が2週間前後でやったことがすごすぎる件 

・ミャンマーに麻生副総理を派遣し積極的な経済支援連携を表明し
 旧日本兵墓地参拝も済ませて中国をけん制

・モンゴルと防衛安全保障協力を進め対中国包囲網の形成を強化

・来日するインド首相と会談し旧安倍政権時から進めてきた
 日印軍事共同訓練、海上安全保障分野での協力を更に拡大強化へ

・東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア)を最初に外国訪問して民主主義や
 市場経済など価値観を共有する国々と安保や経済政策で連携推進する方針を表明

・岸田外相を訪米させてアメリカ国務長官の
 「尖閣など日本の施政権を壊す行為に反対する」という発言を引き出し中国をけん制

・陸自削減などを盛り込んでいた民主の防衛大綱を凍結&11年ぶりの
 防衛予算増額で自衛隊の拡充と動的防衛力を実態に合うよう改善

・尖閣など南西諸島の警戒監視強化を指示し早期警戒機を重点的に投入できる
 環境整備&最新鋭機オスプレイの自衛隊導入へ予算の道筋をつけて明確化

・尖閣侵犯で民主が「中国を刺激する」と自重してきた空自機による警告射撃や
 海自艦艇の前方展開などの運用見直しを指示し侵犯行為の常態化対策を強化

・海保の最新巡視船を新たに6隻新造させて、民主方針から倍増する
 12隻態勢の尖閣専従チームを新設して海保の領海警備の強化を図る

・日本国家の安全保障政策を戦略的かつ緻密に進めるための
 態勢強化(日本版NSC)や集団的自衛権の行使容認へ憲法解釈の
 見直しするための有識者会議を設置

・精鋭部隊として知られる陸上自衛隊第1空挺団で
 離島防衛を想定した降下訓練を初めて実施

・60万人の雇用創出とGDP成長率2%の押し上げを掲げて、
 リーマンショック直後の景気対策に匹敵する大型の緊急経済対策を閣議決定

・即効性のある公共事業を拡大し再生医療の実用化支援や
 通学路の安全対策強化などを盛り込む

・民主が過去最多を更新させた生活保護問題で先送りしてきた
 給付水準の削減方針を表明

・従業員の賃金を上げた企業の法人税を引き下げたり、
 研究開発減税や投資減税や住宅取得減税を拡充する方針
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http://www.hoshusokuhou.com/archives/22478725.htmlより転載

ずいぶんたくさんありますが、これで全部ではありません。

全部掲載してしまうと長すぎるので、半分ぐらいにしぼったのです。

2週間前後で、それだけやっている安倍内閣は”仕事が早い”というわけです。

国家戦略研究
安倍内閣にとっては、「0増5減」など”片手間仕事”にすぎないでしょう。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34501より転載


”片手間仕事”をさっさと片付けて、
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