「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の感想で書きそびれた10のこと。 | 三角絞めでつかまえて2

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の感想で書きそびれた10のこと。

※今回の記事は、僕が前に書いた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の感想を読んでないと何が何やらなので気をつけて!
※今回の記事は、過去の三部作や「トゥモローランド」のネタバレに触れているので、知りたくない人は読まないで!
※今回の記事は、心底どうでも良い画像や文章が多く貼られているので、読まなくても大丈夫です。
※今回の記事は、ゲスな下ネタが多く書かれているので、そういうのが苦手な人は読まないで!
※今回の記事は、日本版エンディングソングが好きな人は確実に不快になるので、読まないで!
※そして今回の記事は恐ろしく長いので気をつけて!


「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は100点の映画!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォォ! 公開日に観て以来、つい今作のことばかり考えがちであり、それに加えて、宇多丸師匠の時評を聴いたり、ジョージ・ミラー監督インタビューを聴いたり、それの文字起こしを読んだり、放課後ポッドキャストを聴いたりしたら、さらに盛り上がっちゃったりしてね。愛する一人娘・マナ子(一時、仮名を「風梨幼」に変えるも、ある出来事から「まだその域に達していない」と判断して戻した…という超どうでも良い情報)と一緒に遊んでいても、ついマッドな妄想を入れてしまうのです。


例えば、荒野の一軒家で平穏に暮らすシルバニアファミリーですよ。
我が家のシルバニアファミリー

父「おっ、朝からステーキとは豪勢だな」母「ほら、あなたの大好物だから」平和な時間が流れる…。
のどかな朝食風景

と思いきや! 背後から忍び寄るモヒカンの影。
忍び寄る影

なんと無法者たちが襲撃してきたッ! ヒューマンガス「食料の独占は良くない!」
無法者が襲来!

アニマル「このウサギから食っちまうか~」父「か…家族にだけは手を出さないでくれ…」
ウサギの父の危機

「その人を離して!」とショットガンを構えるウサギの母だが、無力なムードは否めない。
ショットガンを構える母ウサギ

その様子を見ていた愚地夏恵も惨劇の予感に涙…(「グラップラー刃牙」完全版18巻より)。この世に神はいないのか!?
止めて...ッ

と、そこに「待てぇ~いッ!」と男の声が(演:AKIRA)。
助けに来た男

なんとベイン口枷が取れていない状態のマックス・ロカタンスキーが登場だッ!
口枷をハメたマックス

怒りでマッドに染まったマックスのパンチは簡単に人体を粉砕する。悪党どもは粛正すべし!
マックス、怒りの一撃

婆「マックスの怒りは大地の怒り。誰も止められんのじゃ…」って、前もやりましたな (ノ∀`) ワンパターン
08 誰も止められんのじゃ...


な~んて、非常にどうでも良い画像&文を垂れ流したせいで、多くの人がこのブログから去って行ったという事実からは必死に目を逸らすとして。とりあえず前にアップした「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の感想アメブロの字数制限に引っかかってしまい、僕的に消化不良だったのでね。今回は、書き切れなかった妄想&雑感の類いを10個ほどダラダラと書くので、ほとばしるほど暇な人だけ読んでみてくださいな。


① “5人の花嫁”の中で一番好きなのはだぁれ? (〃∇〃) ウフフ

左から、ザ・ダグ、トースト、フラジール、スプレンディド、ケイパブルでございます。
5人の花嫁たち

時は2015年=ジェッター・マルスが誕生した年なのに、「なるほど!ザ・ワールド」の「恋人選び」を思わせる文章を書いちゃいましたが、フィクションに“5人の花嫁”(Immortan Joe's Wives)なんて集団が登場したら、「僕はあの子が好みのタイプ!(*゚∀゚)=3 ムッハー」なんて思ってしまうのが人間のサガ。しかも、各々象徴的な名前が付けられているように(というwikipedia情報)、この5人の女性たちはキャラと乳首がちゃんと立っているということで(一部ゲスな文章)、1人ずつ勝手な雑感を書いてみますね↓


スプレンディド(ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)

リーダー格であり、臨月間近。“ジョーのお気に入り”と言われる割に、顔を傷つけられたりしているのは、所詮は“子産み女”としてのお気に入りなんだろうなと思ったりして(結局、女性たちをモノとしてしか見てない)。強い意志と行動力が魅力的で、自らを盾にしてフュリオサへの銃撃を防ぐシーンは涙が出るほど素敵だし、マックスが撃った脚の傷から流れた血のせいで滑って死亡しちゃうのも悲劇的でグッとくる。妊婦も良いかもしれませんな… (`Δ´;) ヌゥ

妊婦なのに体を張るスプレンディドを貼っておきますね。
体を張るスプレンディド

このサムズアップ、「車内に上がれよ」という仕草とダブルミーニングなのが素敵だったのに、この直後に死ぬというね… (iДi) アンマリダー
サムズアップ


トースト(ゾーイ・クラヴィッツ)

“5人の花嫁”の中では一番小柄ながらも、武器や戦闘に興味があって、弾を数えたり(ただ、何度見ても軍用ライフルの弾が1発足らない…)、銃を構えたり、“鉄馬の女たち”の装備に触ろうとして手を叩かれたり、オルゴールをもらったりしてました。状況判断はまだ甘めなものの、イモータン・ジョーの車に乗せられた後も反抗しようとする心の強い人。4DXで観ると、彼女が死んだジョーにツバをはきかけるシーンで顔に水が掛けられるんですが(苦笑)、「こういうプレイも…アリかな… (´Д`;) ハァハァ」って思ったり(なにこれ)。

よく見ると乳首が確認できるのは、この世界にはブラがないから。ディストピアも悪いことばかりじゃないんだな…(クズの文章)。
トースト

「マッドマックス2」でオルゴールを所持したフェラル・キッドが後のリーダーとなったことを考えると、彼女も…というのは深読みでしょうか。
オルゴールとフェラル・キッド


ケイパブル(ライリー・キーオ)

メンバーの中では最も慈悲深いムードであり、“余命わずかのウォーボーイ”ニュークスと恋仲になる→改心させて、チームのサバイバル力をグッと上昇させた偉い人。ラスト、ウォー・タンクを横転させるニュークスに対して、“鉄馬の女たち”から学んだハンドサインで応えるくだりは実に感動的でしたな…(しみじみ)。「奥さんとのセックスレスを解消できそうだったのに、2度も失敗した…」なんてションボリしていたら、慰めたりしてくれないものか!ヽ(`Д´)ノ モノカ!

でも、虫を食う彼氏ってどう思います? まぁ、この世界では仕方ないんですがー。
虫を食うニュークス


ザ・ダグ(アビー・リー・カーショウ)

「ホモ野郎」とか「コイツ、頭がおかしいのよ」とか、口が悪くて攻撃的な印象の方ですが、それはジョーの子を宿してイライラしているせい…じゃないかしらん。種もみ婆さんとの交流が非常に良い感じであり、致命傷を負った婆さんにバッグを渡す&死んだ婆さんからバッグを受け継ぐくだりは涙を禁じ得ない展開ですよね(つーか、「行き」は銃弾などが入ったバッグが置いてあった場所に、「帰り」は種もみバッグが置かれるのも象徴的)。なんか、ツンデレ感があって好きです (´∀`) ウフフ

老婆の表情も合わさって、超泣けるシーンでした。
さようなら、種もみ婆さん

そういえば、この場面もカッコ良いと思ってたので、実際の映画で流れなかったのは残念。
なかったシーン


フラジール(コートニー・イートン)

メンバー最年少であり、たぶんジョーもまだ手を付けていないだろう印象の人(だから他の花嫁よりもジョーに悪印象がないのでは)。スプレンディドが死んだ時の取り乱し方は白眉で、口紅を乱暴に塗ってジョーの元に戻ろうとする幼さがキュート!(o^-')b イイネ! 温室育ちなだけに“親しい人の死”は初めてだったんでしょうな…。クライマックス、リクタスを利用してフュリオサを助けるくだりは、ある意味、彼女自身の成長を描いていて、かなり好き。そして、素直に騙されるリクタスが大好き。

ここで「Take me!」って言うんですが、腰の引き具合とか、超良い感じなのです。
Take me!

ちなみに小覇王さんが「清水富美加ちゃんを彷彿とさせる」と書かれていましたが、僕もそう思いました (〃∇〃) エヘヘ




ということで、どの花嫁も素敵すぎてちょっと選べない感じだし、そもそも僕が誰かを選ぶことで5人の仲に亀裂が入ってもイヤだし、だからといって5人を同時に愛する甲斐性はないし、よくよく考えればフュリオサが好きだし…(あらゆる角度から怒られそうな文章)。「 みんなちがってみんないい」。そんな金子みすずさんの言葉を残して、このマッチポンプすぎて何が何やらな章を終えたいと思います。



② “鉄馬の女たち”の区別がつかない問題

今作で老婆ファンを一気に増やしたバイカー集団“鉄馬の女たち”。彼女たちは7人で、マックスたちも7人であり、さらにすべてが終わった後、マックスが立ち去ると生き残りは7人になる…というのはどうでも良いとして。いや、僕だって唯一の40代女性バルキリー(ミーガン・ゲイル)と種もみ婆さんメリッサ(メリッサ・ジャファー)ぐらいは分かりますが、“ゴーグル&帽子のビジュアルで射撃が上手い老婆”が2人いて、それが何度観ても区別がつかないんですよね…。何はともあれ、攻撃力が高くてクライマックスの戦闘に超貢献する“鉄馬の女たち”は本当にカッコ良くて、「ジョージ・ミラー監督が『デンデラ』を撮っていれば… (´・ω・`)」と強く思ったり。

その名の通り、戦闘力が高めなバルキリー。裸のシーンは、何度見ても絶妙に乳首が確認できませんでした。
ヴァルキリー(ミーガン・ゲイル)



③ イモータン・ジョーと愉快な仲間たちの魅力

ううむ、文字数が怖くなってきたので、駆け足気味に。ヒュー・キース・バーン演じるイモータン・ジョーが良かったのは、自分の子ども関連の時はちゃんと優しい目になっていたこと。ああいうのって大事だよなぁと。ただ、一番グッときたのはリクタスでして。演じたネイサン・ジョーンズは、プロレスラー時代はそんなに上手くない人だったんですが、今作の「大男、総身に知恵が回りかね」キャラは超ジャストフィット。デカいマッチョを好む僕的には、彼を見ているだけでもオトク感があったというか。あの「弟が死んだ!」って大声で言う時はどこかバカっぽくて微笑ましかったし、ニュークスの感動的な自己犠牲の時に、とりあえずエンジンを持ち上げながら「リクタス!ヽ(`Д´)ノ」と叫ぶ自己主張も実に美味しゅうございました。

イモータン・ジョー、自ら現場に出る&運転テクもスゴいというのは、さすが世紀末の指導者ですな。
イモータン・ジョー

ネイサン・ジョーンズと、弟コーパスを演じたクエンティン・ケニハンとの2ショットを貼っておきますね。
リクタスとコーパス

参考までに、上記の兄弟のモデルとなった「サンダードーム」のマスター・ブラスターも貼っておきますよ。
マスターブラスター

その他、弾薬畑の武器将軍(リチャード・カーター)とガスタウンの人食い男爵(ジョン・ハワード)のキャラも最高でしたな。武器将軍は「フュリオーサー!」って名前の言い方が好きなんですが、「探るだけだ」とか言ってるくせに撃ちたがりなムードがビンビン伝わってきて愉快なのです(そもそもタイヤ痕を辿ればいいわけだし)。失明してからのヤケクソな攻撃っぷりも爆笑いたしました。人食い男爵の方は、あらゆる角度から異常で怖いというか。「フュリオサの左腕はこの男に食われたのでは…?(°д°;)」なんて勝手な妄想をして、非常に恐ろしかったりして。そして、彼の影響により、気がつくと映画鑑賞時に乳首を弄るようになったというね…(残念なカミングアウト)。

武器将軍、「レクイエム」を流しながら乱射するシーン、本当に迷惑でしたな。
武器将軍

人食い男爵、実際はそれほど乳首は弄ってないんですが、こんな服を着ている時点でどうかと。
人喰い男爵



④ “ウォーボーイズ”へのボンヤリとしたアコガレ

伝わりにくい文章を書きますね。最近、「チャッピー」を観たのがキッカケとなって「エリートヤンキー三郎」を再読したんですが、三郎軍団と男塾と“ウォーボーイズ”はスゲー似ているなぁと。僕が大好きなこの3つの集団は「男気がよくわからない方向に暴走している」という共通項があって、端から観たらバカバカしいんだけど、同じ男として憧れてしまうところもあって。僕なんて機動隊に厭気が差して警官を辞めた程度の男なワケですが(汗)、ああいう「筋肉の力みと解放で成り立つ世界」って、染まると心地良い面は確実にあるんですよね…。

“ウォーボーイズ”なんて、所詮は「ジョーに変な思想を叩き込まれた犠牲者」じゃないですか。でも、スリット(ジョシュ・ヘルマン)とか観ていると、ちょっとカッコイイというか。最初は“槍手(ランサー)”として登場し、ドライバーであるニュークスに嫉妬しまくっていたものの、マックスとの“ガソリンをエンジンにピューピュー吹き込む合戦”を経て、運転手がバルキリーに射殺されたことで、念願のドライバーとしてインターセプターを運転するワケですよ。最後はウォー・タンクと人食い男爵の専用車ピープル・イーターの間に挟まれて爆死してましたが、あれはあれで本望だったんだろうなと思うと、なんか憧れてしまうのでした。

ジョーカーっぽい顔のスリット。勢いがあって良いキャラでしたな。
スリット(ジョシュ・ヘルマン)

最期に死ぬシーン、顔がアップになって「2」のウェズっぽかったような記憶。
ウェズの最期

ちなみに「サンダードーム」でもマックスは「オレの車だ!」って言ってました…って、どうでもいいね。
車を返せ!

宇多丸師匠が時評で触れていた動画を貼っておきますね↓ ミルコを思い出すなぁ。





⑤ 豊潤な作品世界から生まれる妄想

例えば、汚染された“緑の地”で長い棒を使って暮らす「武器人間」みたいな人たちとか、別にいなくても良いじゃないですか。でも、ああいうキャラをさりげなく配置することで世界観がグッと豊かになっている印象。その最たるものが“炎のギタリスト”ドゥーフ・ウォーリアー(イオタ)と“ドラムを叩く人たち”で、いくら昔の戦争には「軍楽隊」がいたとしても、それを世紀末風にアレンジして導入する発想が素晴らしい。詳しい説明台詞とかはないんですけど、砦のエレベーターの横で子どもたちがドラムを叩いていたりすると、「あそこからセンスの良い子がドゥーフ・ワゴンの“叩き手”に抜擢されるのだろう」なんて思わされるワケです。

この“叩き手”に昇格するには、オーディションとかあるのかもしれませんな。
ドラムを叩く人たち

そして、もちろんドゥーフ・ウォリアーにも妄想は膨らむというか、僕的には「トゥモローランド」のラストでスカウトされたギタリストなんじゃないかと。意気揚々とトゥモローランドに行ってみれば、科学者じゃないので、実際にやれることはあまりなくて。ギターを弾けば「静かにしてくれませんか?」と怒られ、こちらから「何か手伝いましょうか?」と訊いてみても「君は何もしないのが一番だから」。さらには「ったく、アイツ連れてきたの誰だよ… ( ´д)(´д`) ヒソヒソ」なんて陰口が叩かれたりするエブリデイですよ。で、結局、プルスウルトラの尽力もむなしく世界は崩壊→失望したギタリストは荒野に旅立ち、野垂れ死にしそうだったところをイモータン・ジョーに拾われたというね…。まぁ、ジョージ・ミラー監督のインタビューによるとまったく違うんですけど(苦笑)、今作はそういう勝手な妄想をしたくなる要素やキャラが満載なんですよネ (´∀`) ウフフ

一応、貼っておきますよ。カメラがドゥーフ・ワゴンに近づくと音楽も大きくなる演出も素敵でした。
ドゥーフ・ウォーリアー(iOTA)



⑥ マックスと“少女”について

最初の感想で書き切れなくて最もガッカリしたのはこの項目でしてね。マックスはとにかく優しくて、例えば、砦に戻ることをフュリオサに提案する場面。種もみ老婆が「ドカーン!川`∀´)」なんて言って笑いを取っていましたが、心の狭い僕だったら「話の邪魔すんな!ヽ(`Д´)ノ ファッキンテンポ!」と即ビンタですよ(何が何やらな文章)。でも、マックスったら指を差して拾ってあげてね…。「この人、荒んでたけど、やっぱり良い人なんだ」「お婆ちゃん子だったのかな?」なんて妄想も膨らむワケですけど、彼が人間性を完全に取り戻すキッカケが、その直前の“少女”による「パパ」発言だと思うんですよね。

この“少女”の役名は「グローリー・ザ・チャイルド」と妙にゴージャス。演じたのはココ・ジャック・ギリース。
グローリー・ザ・チャイルド

僕的にあの“少女”はマックスの“良心”の象徴だと思ってまして。何かあって、守ることに失敗したため、本当はその事実から目を逸らしたいんだけれども。マックスは完全に壊れていなくて、自分自身、立ち直ろうとしているからこそ、何度も目の前に現れるのではないかと。あの”少女”は本当の家族ではないと思うんですが、マックスは彼女に「パパ」と呼ばれた時、本当に幸せだったんですよ、たぶん。でも、それらをすべて失って辛かったから、ずっとそのことから目を背けて来たのだけれども! あの瞬間、その“失われた幸せ”とキッチリ向き合うことで、「今度こそ!ヽ(`Д´)ノ」とまた人を守る決意を新たにしたのではないでしょうか。まぁ、まったく違うかもしれませんが(危険を察知してくれたりもするし、マックスのスタンドという可能性も?)、僕はあの場面を観るたびにスゲー泣いてしまうのです… (ノДT) マックス...



⑦ 過去作と関連した場面を7つほど

その他、「アクションの素晴らしさ」とか書きたいことはいろいろあるんですが、ちょっとキリがないので、割愛! あとは、とりあえず過去の三部作の中で今作と関係ありそうなところを7つほど貼っておくので、「あっ、こんなシーンあったかも!ヘ(゚∀゚*)ノ カモ!」なんて感じで、適当に眺めてくださいな。

「1」からは、ナイトライダーとトーカッターが死ぬ場面に出てきたこの目玉。
目玉

ショットガンを構える老婆。
老婆とショットガン

マックスの妻子が必死に逃げるけど轢かれてしまうシーン… (ノω・、) ヒドイ
逃げる妻子

「ハーッ」と威嚇するトーカッター。のちのイモータン・ジョーである(偉そうな口調で)。
トーカッターの「ハーッ」

「2」からは、車にスイッチの仕掛け。これ、「サンダードーム」でもあります。
車にスイッチ

車の前面にくくりつけられた人。
車にくくりつけられた人たち

「サンダードーム」からは白塗り少年スクルールースを。
スクルールース



⑧ 劇場鑑賞にまつわるアレコレ

前に感想を書いた時はまだ4回しか観ていなかったんですが、あれから3回観ましてね。現時点でV7といったところなのです。

5回目はTOHOシネマズ新宿でIMAX3D・字幕版
新宿のIMAX

6回目はTOHOシネマズ ららぽーと富士見でTCX×DolbyAtomos3D・字幕版
富士見のTCX&ドルビーアトモス

7回目は同じTOHOシネマズ ららぽーと富士見でMX4D・吹替版でした。
富士見のMX4D

日本語吹替版については、声優がAKIRAさんに決まった時はいろいろと騒動になってましたが、そんなに悪くない印象。ただ、真壁刀義さんのリクタスにバカっぽさがあまり感じられないのが難点…といった感じですかね。オススメはやっぱり大画面のIMAXかTCXですけど、3D効果はシネマサンシャイン池袋で観た時のmasterimageが一番あった気がします。ライド感を楽しみたいなら4DXかMX4Dで、どちらも大差なかったと思いますよ、確か。2Dで落ち着いて細部をチェックするなら、立川シネマシティの爆音上映なんてオススメじゃないかしらん。

恥ずかしながら、7回も観たのに、未だに“鉄馬の女たち”の区別はつかないし、キルスイッチの手順も覚えられなかったりしましてね…(マックスは一度で覚えたのに!)。というか、ファンならやはり8回鑑賞→V8するのが義務であり、できるなら今作が「行きて帰りし物語」ということで、最初に観たユナイテッド・シネマとしまえんでもう一度観たいところなんですが…。どうしても二の足を踏んでしまうのは、もうIMAX上映をやっていないから。ハッキリ言って、通常の3D上映&2D版で流れる日本版エンディングソングを劇場で聴くのはマジで不快なのです。



⑨ 日本版エンディングソングという悪習について

DVD付きのCD、買いました。
Out of Control

認める人もいるみたいですけど、僕は大嫌いです。「1」が公開された時は串田アキラさんが歌う「Rollin' into the Night」が劇場で流れたそうですが、そういうのって昔だから許されたんじゃないの? というか、「1」のエンドクレジットで流れる曲って「マックスが幸せだったころを象徴するBGM」なワケで、そもそも監督の意図を台無しにしてたと思うんですけどね。曲調が合っているとか、合っていないとか、そういうことじゃなくて。その便乗して商売しようとする精神性が気持ち悪い。僕たちが楽しみにしていた映画にお前らが売りたい奴らの曲を勝手に付け加えるんじゃねーよと。

正直、こういう敵意をムキ出しにした文章を書くのが申し訳ない気持ちもあって。CDを買って聴いてみたら曲自体は結構好きだし、「out of control」というタイトルも「僕たちにはコントロール不能なんですよ… ('A`)」というメッセージなのかもしれないし(勝手な深読み)、ミュージシャンの人たちは悪くないと思うんですけどね…。どうせBlu-rayとかDVDには入れるほどの本気度はないんでしょ? だったら「ドラキュラ ZERO」の時のようにイメージソング程度にしてほしいと強く思う次第。なぜならスゲー不快だから。

一応、貼っておきますね↓





⑩ 続編はどうなるのか?

なんかすでに続編の話があるみたいで。超うれしい反面、今作があまりにも素晴らしいために「これを超えられるのか…? (`Δ´;) ヌゥ」と不安になる部分もあるんですけど、それは置いとくとして。僕なりにどうなるのかを予想するならば、「トゥモローランド」と対決するんじゃないかと。

ネットに転がっていた画像を貼っておきますね。
トゥモローランドvsマッドマックス

先日、映画駄話の会で飲んだ時、前述のギタリストの妄想を話したら、ヘボヤーさんが「じゃあ、あの世界にはトゥモローランドが残っているってこと?」みたいなことをおっしゃいまして。それを耳にして、「そうか!∑(゚Д゚)」と一気に膨らむ僕の妄想。例えば、実際に運営に回ってみれば資源が足りなくて苦労していたフュリオサたちの元にトゥモローランドからの逃亡者がやって来て。その人を匿ったことで、プルスウルトラとの全面戦争が始まるのです!m9`Д´) ビシッ って、「そんなことあるかよ」と思われたかもしれませんが(苦笑)、実は「サンダードーム」でその伏線が張られているというね… ( ̄ー ̄) ニヤッ

「サンダードーム」の重要なシーン…って、どうでも良いですね、すみません。
トゥモローランドへ!




以上、ダラダラダラダラと<「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の感想で書きそびれた10のこと。>を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。結局、まだ書きそびれていることがある気がするんですけど(汗)、それはまたの機会にいたします。何はともあれ、こんな長くて読みにくい駄文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました m(_ _ )m オシマイ