マン・オブ・スティール(IMAX3D・字幕版、他)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

マン・オブ・スティール(IMAX3D・字幕版、他)(ネタバレ)

マン・オブ・スティール(IMAX3D・字幕版、他)

三角絞めでつかまえて-マン・オブ・スティール

原題:Man of Steel
2013/アメリカ 上映時間143分
監督:ザック・スナイダー
原案・脚本・製作:クリストファー・ノーラン
プロデューサー:チャールズ・ローヴェン、エマ・トーマス、デボラ・スナイダー
原案・脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
エグゼクティブプロデューサー:トーマス・タル、ロイド・フィリップス、ジョン・ピーターズ
撮影:アミール・モクリ
美術:アレックス・マクダウェル
編集:デヴィッド・ブレナー
衣装:ジェームズ・アシェソン、マイケル・ウィルキンソン
音楽:ハンス・ジマー
出演:ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、アンチュ・トラウェ、アイェレット・ゾラー、クリストファー・メローニ、ラッセル・クロウ、ハリー・レニックス、リチャード・シフ、マイケル・ケリー、レベッカ・ブラー
パンフレット:★★★(700円/普通に良い出来じゃないでしょうか)
(あらすじ)
ジョー・エル(ラッセル・クロウ)は、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後クラーク(ヘンリー・カヴィル)は、偶然宇宙船を発見した父(ケヴィン・コスナー)と母(ダイアン・レイン)に大事に育てられる。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍(マイケル・シャノン)と対峙(たいじ)することになり……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※今回の記事は、この映画が好きな人も嫌いな人も不快になる怖れがあるし、ダラダラと読みにくいので、読まない方が良いです…。
※今回の記事は、「フィールド・オブ・ドリームス」のネタバレに触れてるので、気をつけて!


この映画、7月の高橋ヨシキさんのイベントでは超貶されてましたが、基本的にハリウッド製のスーパーヒーロー映画はチェックしておきたいし、監督があのザック・スナイダーということもあって、僕的には前売り券を買って楽しみにしてまして。まずは公開した週、ユナイテッド・シネマとしまえんにて、IMAX3Dで観てきたんですよ。


最近は金欠気味なんですが、IMAX鑑賞。深夜だったので走って帰宅しました。
三角絞めでつかまえて-豊島園でマン・オブ・スティール


正直、見終わった後は、かなり感想がグラグラしてまして。人の意見を聞くと「ああ、そうかも… (´・ω・`)」と即揺らぐというか。例えば、先日のタマフル・トップ5オフ会の時とか、“肯定派”の亮介さんの意見を聞くと「やっぱり良い映画だったカモ!(・∀・)」なんて思ったりしつつ、“普通派”のこちさんの話を聞けば「そうでもないカナー (・ε・)」って気がして、“嫌い派”のyou伊東くんの感想にも「そう言えばダメだったような… (;`Δ´)」と影響を受けちゃう状態。さらに“悪いところもあるけど、そんなに酷くはないんじゃない派”のスターリング・エレファントさんに感想のリプをもらったりするともう何が何やらで…。そこから「映画秘宝 2013年 10月号」の添野知生さん&尾崎一男さん&柳下毅一郎さんの文章やら、“信頼できる映画ライター”のてらさわホークさんのレビューやら、小覇王さんの感想などを読んだりすると、何だか頭が混乱してきたので、ちくしょう、あらためて新宿ミラノ3に2D・字幕版を観に行ったりもしたのです。


新宿はお客さんがかなり入ってたというか、予想以上に混んでてビックリしました。
三角絞めでつかまえて-新宿ミラノ3


もう一度観る前は「『パシフィック・リム』の4回目を諦めて観に行くなんて、アナタ狂ってる!川`Δ´) カネモナイノニ!」と、僕の中の剛力彩芽さんが「ガッチャマン」の大月ジュンっぽく責めてきてウザかったりもしたんですが(不要な文章)、2回観てかなり頭の中がまとまったというか。「自分が何にグッと来て、何がダメだったのか」がより明確になって、非常に良かったです(小ネタもチェックできたし)。僕的には「ダメだけど…カッコイイ!ヽ(´Д`;)ノ アアン」って感じですかねー。


例えば、吉田戦車先生の「伝染るんです。」の一コマ。男が持ってきたのは…。
三角絞めでつかまえて-1 持ってきました

なにこの素敵なフィギュア!
三角絞めでつかまえて-2 だめだけどカッコいい物

ああん、確かにこんなことをしちゃダメだけど、カッコイイ! 僕にとってこの映画はこんな印象なのです。
三角絞めでつかまえて-3 だめだけどカッコいい


最初に書いておくと、スーパーマンというキャラクターへの思い入れは“普通”程度。小学生のころ、初めて友だちだけで観に行った映画が「スーパーマンII」「スーパーマンIII」「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」の3本立てだったこともあり(場所は横浜の金沢八景にあったアポロ座)、クリストファー・リーヴのスーパーマンは大好きでしたが、「IV」で凄まじく失望した感じ(特にロイスの記憶を弄ぶシーンが許せない)。その後の「リターンズ」はDVDを買うほど好きだけど、ドラマ版はスルーしちゃってましてね。アメコミの方は、邦訳はそこそこ読んでいて(原書は無理)、一番好きなのは「キングダム・カム」のスーパーマンだったりしますが、ごめんなさい、フィギュアを買うほどではなかったり。


「キングダム・カム」の“バットマンのステーキをヒートビジョンでウェルダンにしてあげるスーパーマン”を貼っておきますね。
$三角絞めでつかまえて-ヒートビジョンでステーキをウェルダンに!


って、何が言いたいのかというと、基本的には“少し呑気な性格のスーパーマン”が好みではあるけど、「こうじゃないとダメ絶対!ヽ(`Д´)ノ」みたいな強い気持ち、強い愛はないということです。ただ、それでも「これはどうかなー」と結構思ったので、とりあえずは“乗れなかったところ”を3つほど、個条書きで残しておきますね↓



<① そんなにリアルじゃなくね? (・ε・)>

今回の「MOS」は「リアリティに徹底的にこだわった」そうで、その部分でも期待していただけに、心の狭い僕はいろいろと気になっちゃったというか。例えば、「オープニングで出産される赤子が血まみれじゃない」なんてことはどうでも良いにしても、「あそこまでの超文明を持っておきながら、採掘しすぎで星が爆発→全員死亡!ヘ(゚∀゚*)ノ」って、クリプトン星の人たちがバカにしか見えなくて…。序盤から「そこはそういう理由でいいんだ!? Σ(゚д゚;)」と驚きましたよ。

その後のドラマ部分も嫌いではないんですが、クラーク・ケントが“普通に良い子すぎ”でガッカリというか。そもそも“スーパーマンという存在”をリアルに考えるのなら、ひねくれて星をにらみがちな僕的には(不要なリンク)、どうしても藤子・F・不二雄先生の名作短編「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」を連想してしまうワケでして…。って、これは極端な例ですけど、「どうして“悪”に走らないのか?」はかなり大事じゃないですか。

ウルトラ・スーパー・デラックスマンとは、超能力を得た句楽兼人が変身したヒーローなんですが…(ビジュアルは小池さん)。
三角絞めでつかまえて-USDマン

たまにやりすぎたりして、非常に恐ろしい存在なのです… ((((゚д゚;)))) ガクブル
三角絞めでつかまえて-たまにはやりすぎることも

よく出来ている動画も貼っておきますね↓ アニメ版もあるそうな。



劇中でクラークが悪ガキにいじめられるシーン、ケビン・コスナー演じる父親が「殴ってどうなる? 気が晴れるか?」なんて言ったりしますけど、ごめんなさい、あの場面に関しては間違いなく気が晴れるというか、1994年の森高千里さんライクに気分爽快になることは疑いようもないじゃないですか(問題が特盛の文章)。10代で超人的能力を持ちながら、あそこまで我慢できる&両親に従えるクラークは全然“リアル”じゃないと思うのですよ。だからって、「LOOPER/ルーパー」みたいな話にしろってワケじゃないんですけど、例えば「不意に超能力を使って傷つけてしまった→『大丈夫だよ』と愛情で接する両親」みたいな“親の愛が上っ面じゃないことにクラークが感動する描写”があったら、あの良い子振りにもスムースに納得できたのになぁと。

そこまでやらないにしても、人間には“筋肉の力みと解放の快楽”が基本装備されているワケでさ。人助け描写はありましたけど、あそこまでの能力を持つクラークが“1人でその能力を全開にして、己の肉体のスゴさに喜ぶシーン”がコスチュームを着るまで出てこないのも残念(1978年版にはありましたな)。僕的に“リアリティ”を謳うのなら、「胸の『S』は紋章」とか、そういう理屈以外の部分にもこだわってほしかったです。



<② 人が死んでんねんで!ヾ(。`Д´。)ノ>

今回は「スーパーマン・ビギンズ」ってことだから仕方ないのかもしれませんが、それにしてもお馴染みのコスチュームを着て活躍するまでがスゲー長い。まぁ、長かった分、映画開始から90分経過後に始まるゾッド将軍たちとのバトルは最高のひと言だったんですが…。超人同士&軍隊の戦いで街が無惨に破壊されるのは仕方ないとしても、そのことをスーパーマンが気にしなさすぎではないでしょうか。

なんて言うですかね、これも“リアリティ”問題と絡むんですけど、テメエが“自分探し”で宇宙船を起動したせいで生まれ育った町が戦場と化したんだからさ(間違いなく死人が出てると思う)、少しくらいは町に目を向けて「なんてことに… (´・ω・`)」的な表情を見せたりしても良いんじゃないでしょうか。さらにどうかと思ったのが、その後のメトロポリスでのゾッド将軍との戦闘で、いくら相手がいることにせよ、場所を気にせずに暴れる学習能力のなさ。「ヒーロー失格」というか、「ウルトラマンメビウス」のアイハラ・リュウ隊員が目撃したら、確実に激怒してたと思いますよ。

思い出したのが「ウルトラマンメビウス」の第一話。怪獣を倒して得意満面のメビウスに対して…。
三角絞めでつかまえて-1 得意満面のメビウスに...

「何も守れてねーじゃねーか!」と激怒するアイハラ・リュウ隊員。
三角絞めでつかまえて-2 アイハラ・リュウ隊員が激怒

初陣のメビウスは、ビルを盾にしたりしてたため、結局、街は壊滅状態になってたのでした~ (ノ∀`) ザンネーン
三角絞めでつかまえて-3 街は壊滅状態に

それと、終盤の展開も気に入らない。スーパーマンはヒートビジョンで人間を殺そうとするゾッド将軍を止めるべく、彼の首をへし折ってしまう→号泣するんですね。それ自体は別に良いんですけど、その後、メガネを掛けてデイリープラネットで働くことになって、ロイスとやる気まんまんな表情を見せられたりすると、なんか居心地が悪くて…。クライマックス、ジョー=エル(ラッセル・クロウ)に教わった方法でブラックホールを作って同胞を大量殺戮したのは背に腹は変えられなかったにせよ、自分がキッカケになって街に多大な被害を及ぼした挙げ句、あんな生々しい方法で人を殺した男なワケで。ちょっとね、「人が死んでんねんで!ヾ(。`Д´。)ノ」って感じで乗れなかったです(まぁ、脚本の元になった「アースワン」でも、反省のインタビューが載る程度で、そんなに落ち込まないんですがー)

こんな風に叫んでた割には、立ち直りが早いんだよなぁ…。
三角絞めでつかまえて-叫んでましたが...



<③ ロイス、出すぎ!(`Δ´)>

ロイス役のエイミー・アダムス自体は大好きだし、彼女がクリプトン星人たちに閉じ込められた部屋になぜか端末があったのも別に良いんですけれども! 全体的にロイスが出しゃばりすぎ。「『変なメカに腹を切られる』の巻」「『宇宙船から脱出するも大変なことに!』の巻」「『軍用機から放り出されてヤバイ!』の巻」と、3回も助けられるのはまだ良いとしてもさ、メトロポリスが壊滅状態の中、呑気にキスしてんじゃねーよ ( ゚д゚)、ペッ って、これはロイスというよりはスーパーマンへの文句ですがー。

一番台無しに感じたのがラスト。ゾッド将軍を殺して泣き叫ぶスーパーマンの側に駆け寄って抱き締めるんですけど、お前はどうやってそこまで移動したのかと。その直前だって、いくら“危険な場所にも飛び込む記者”にせよ、「宇宙人の母船を破壊する」という危険な任務に臨む軍用機に乗せるのはおかしいし…(あと、あの“ハンコが入らないサスペンス描写”もスゲー不要でしたな)。とにかくロイスの出番が無駄に多く感じたというか、だったらもっとスーパーマンが普通の人たちを助ける描写を増やしてほしかったなぁ。

と書きつつも、この「気が利いてるでしょ?(o^-')b」的なシーンは“嫌いじゃない派”だったり (〃∇〃) ウフフ
三角絞めでつかまえて-ロイス



な~んて“乗れなかったところ”を書いて来ましたけど、この映画に70点を付けているということは、グッと来た要素の方が多いワケでしてね ( ̄ー ̄) ニヤッ 今度は“好きだったところ”を3つほど書き残しておきますね↓



<① 超高速バトルが最高!ヽ(`Д´)ノ>

今回、最も胸を掴まれたのはハイスピードの戦闘描写。「マトリックス レボリューションズ」のラストバトルも「『ドラゴンボール』の戦闘を実写化した!」なんて言われてましたが、ハッキリ言って、それ以上のド迫力でして。ザック・スナイダー監督がお得意のスロー演出をあえて使わなかったのはマジ大正解でしたな(スローにしてたら「ザ・ワン」みたいになりそう)。長いという意見もありますけど、すみません、僕には本当にツボというか、もっと観ていたいほどでしたヨ (´∀`) ウフフ

この映画のバトルシーンは画期的だったと思います。
三角絞めでつかまえて-超人対決!

特にスモールヴィルでの初戦は燃えた!ヽ(`Д´)ノ “同等かそれ以上の能力を持つ超人”が相手だったため、スーパーマンの本来の戦闘力がわかりにくかったのは残念だったし(もっと“適当な悪人”を退治する描写も観たかった)、スーパーマンが格闘技的な攻防をするのは似合わないと思ったりはしましたが、女戦士ファオラ=ウル(アンチュ・トラウェ)&ナム=エク(大男)に苦戦しながらも立ち向かう場面は非常に心躍りましたね~。

ファオラ=ウルは意地悪なムードが素敵な副官。ナム=エクとの連携も良かった!
三角絞めでつかまえて-ファオラ=ウル(アンチュ・トラウェ)

最後のゾッド将軍とのタイマンも最高ではあったんですけど、実は1回目を観た時は“若干の不満”を覚えまして。それはラストの「ゾッド将軍が鎧を脱ぐ」くだりで、あの瞬間、「おおっ、あえて身軽になることで、戦士として磨いてきた格闘術を存分に発揮するつもりだな!(*゚∀゚)=3 ムッハー!」と超期待しちゃった分、簡単に首を折られたのが凄まじく納得行かなかったんですが、しかし!

なかなかの威厳だったゾッド将軍。彼がこの鎧を脱いだ場面は…。
三角絞めでつかまえて-ゾッド将軍

「グラップラー刃牙」で“烈海王が素足になったシーン”っぽくて燃えたのに、アッサリやられるというね…。
三角絞めでつかまえて-グローブを外したのだよ

よくよく考えてみれば、アレはゾッド将軍の自殺だったのでは? 「クリプトン再興=生きる目標を失ってしまった→スーパーマンに殺してもらうために、わざと負けた」のでは? だって、そうじゃないと幾多の格闘技術を培ってきたゾッド将軍が、たかだか同程度の身体能力を持つだけの“カンザスの自分探し野郎”ごときに首を折られるワケがないと思うんですけど、深読みしすぎですカネー (´∀`;) エヘヘ 何はともあれ、2回目の鑑賞時は「餓狼伝」のグレート巽vsクライベイビー・サクラのラストを思い出して、少し涙が出ましたよ。

ゾッド将軍が「君の手が温かい」なんて言ってたら100点でした。
三角絞めでつかまえて-サクラを殺す巽



<② ヘンリー・カヴィルの肉体改造振りが偉い!ヘ(゚∀゚*)ノ>

今作のスーパーマンを演じたのは「インモータルズ ー神々の戦いー」で主役を演じたヘンリー・カヴィルなんですが、以前の細い体と比べると、その肉体改造振りにビックリですよ。「M&F 2013年8月号」には、彼がカリスマトレーナーのマーク・トゥワイト(「300」で俳優たちをスパルタ戦士に変貌させた男)に指導されたハードトレーニングの様子が書かれているんですけど、非常に大変そうだったりして…。

なんと5ヵ月で10キロ近い筋肉をゲットしたとか(体脂肪率は3~4パーセント)。スゴい増量っぷりですな。
三角絞めでつかまえて-見事な肉体改造

「M&F」には「巨額の制作費をかけた作品だが、皮肉なことに、映画成功の成否を握るのは、コンピュータグラフィックの制作にかける経費などではなかったのだ。この映画に費やされた最も重要なことは、カヴィルがバーベルを握って行う、1レップ1レップの動作にほかならなかったのだ」なんて書いてありましたが、確かにスーパーマンとして“肉体の説得力”は超大事。さらに、以前と比べたら、肉体だけでなく、精神的にも大きくなったようなーー? いや、よくぞここまでスーパーな肉体を作り上げたなぁと感心いたしました。胸毛はあってもワキ毛はちゃんと処理してたし、ヘンリー・カヴィル、偉い!ヘ(゚∀゚*)ノ

やっぱりワキ毛は見苦しく見えるんでしょうな。
三角絞めでつかまえて-胸毛はあってもワキ毛は目立たず



<③ 父親描写に泣けた… (ノω・、)>

「クラークの良い子振りにガッカリ」なんて前述しましたけど(苦笑)、実はそれ以外の家族描写は大好物でしてね。今、僕には2歳の娘のマナ子がいるだけに、冒頭でクリプトン人の母親ララが「歩く姿は見られないのね… 川´・ω・`)」なんて言うシーンですでに溢れ出る涙。その後は、「もし娘が超能力を持ったら!? (゚д゚;) ドウシヨウ?」という「マナ子・オブ・スティール」として観る心境でして(別に上手くはない文章)。

そうなると、父親ジョナサンが頑なに息子の正体を隠そうとする気持ちは超わかる。僕だって「もし娘が心ない人たちに迫害されたら… (ノω・、)」とか考えると、黙って竜巻に呑まれたい強い気持ち、強い愛(2回目のリンク)。まぁ、「父親が死ぬのを黙って見てるなよ」という意見もその通りですけど(あの町の人たちは薄々勘付いてるんだし)、でもね、僕的には「子どものために命を捨てられるか?」ということを考えさせられて(たぶん「やっぱり助けてー!ヽ(´Д`;)ノ シニタクナイ」とか言っちゃいそう…)、凄まじくグッときました。ケビン・コスナー、良い役者さんだなぁと見直しましたよ。

昔はいきなりグラウンドを作って死んだ父親を召喚したりしてたのに… (ノД`) リッパニナッテ...
三角絞めでつかまえて-お父さん



ううむ、その他、「ジョー=エル(のデータ)がロイスを脱出させるくだりが愉快!」とか「他の星でワールドエンジンを起動させるという選択はないの?」とか、書きたいことはいろいろあるんですけど、画像&リンクを貼りすぎたせいで字数制限に引っ掛かっちゃったので、割愛!ヽ(`Д´)ノ あらためて書くと、僕的に“どうにも乗れないところ”はありつつも、斬新なアクション描写×カヴィルの肉体改造の努力×親心=70点になった次第。人によっては不満を感じるかもしれませんが、一応は話題作なのでね、気になっている人は観に行くと良いでガース!(゚∀゚し オシマイ




映画の元ネタになったコミックス。普通に面白いです。



サントラも貼っておきますね。



なんと「ディレクターズ・カット」や「リターンズ」も入った超オトクなBOXですが、すっかり高価に…。



未見のドラマ。このジャケットの“イケイケ感”が苦手なんですよねー。



若いころのスーパーマンを描いたドラマ。こちらの方が観たいかも。



「リターンズ」が公開されたころに作られたドキュメンタリー。ちょっと観たい。



気が付けば発売されてたスーパーマンの研究本。未読ですが、タメになりそうですな。



ヘンリー・カヴィルのトレーニング模様が載ってます。ファンは必読!



「キック・アス」のマーク・ミラーによる「もしもスーパーマンがソ連に墜落してたら…?」というお話。スーパーマンの生真面目さが愉快。