連立方程式の利用(条件を満たす2桁の自然数) | 数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

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中学高校の定期試験問題・大学入試問題・Twitterの数学特化系アカウントで出題された問題・閲覧した方からのご質問まで、幅広く取り扱う方針ですので、
日々の学習や数学的発想・思考力の向上にお役立ていただければ幸いな限りです。

履修学年:中学2年

連立方程式の利用(%及び割の扱い方)」の続きです。

本題では「文字を使った整数の表し方」も利用しますので、改めて確認しておきましょう!

多くの皆様方が、当たり前のように表現している「2桁の自然数」ですが、
1の位とは何か?10の位とは何か?そう問われると、非常に困惑してしまいそうですね。

全ての2桁の自然数は、10で割った商が10の位の数と、余りが1の位の数と、それぞれ一致するので、たとえいくつかわからなくても、「2桁の自然数」という情報のおかげで、10の位の数をa、1の位の数をbと表すことで、「10a+b」と表せるのです!!




本題に限らず、文章題全般で言えることですが、「答え方」にご注意くださいね。
a=2,b=6という解がわかった段階で手放しで喜ばず、その解が最終的に問われている答えにつながるのかを、よく確認しましょう!!